浪人生だとプレッシャーや不安を抱えがちです。
ただでさえネガティブな感情を持ってしまいがちですが、模試で志望校がE判定だとさらに落ち込んでしまいます。
「浪人生は成績が伸び悩む」といいますが、果たしてこの説は本当でしょうか?
志望校を変えたほうがいいのか?
E判定が出てしまうと、特に秋口など、本番までそんなに期間のない場合は、志望校を変えたほうがいいのではないかと思うでしょう。
人によって考え方はまちまちですが、どのように対処すればいいかについてみていきます。
志望校は変えないのが基本
たとえ模試でE判定と出たとしても、志望校は基本変えない方が望ましいです。
志望校を変える場合、おそらく今よりも難易度の低い学校が変更候補になるでしょう。
すると、モチベーションが下がってしまって、勉強の質量ともに低下してしまいがちです。
その結果、ハードルを下げた学校にすら合格できないといった事態に陥るかもしれません。
また志望校を下げてしまうと「自分はダメだ」と思ってしまい、勉強に対する自信を喪失してしまいます。
心が折れてしまうので、志望校は原則そのままで行きましょう。
ただし「どうしても国公立に行きたい!」と思っているのであれば、変更を検討したほうが良いです。
国公立の場合、入試を同じ日程で行います。
前期と後期があるので、受験できるのは2校のみです。
最近では中期日程を組んでいる学校もありますが、ごく一部です。
また、後期は募集人数が少ないので、合格できる確率はかなり低いです。
ですから、本命の受験は、基本前期一発勝負と考えてください。
もしE判定の国公立にこだわり続けてしまうと、不合格の可能性大です。
国公立に入りたければ、志望校の見直しをするのが無難です。
合格できる確率はゼロではない
E判定は、模試によって異なるかもしれませんが、たいていは合格する確率20%以下の場合です。
このように言われると志望校の合格は厳しく思えるかもしれません。
しかし20%以下であっても、決して合格する可能性がゼロになったわけではありません。
また実際の入試では問題も異なります。
そもそも出題される問題が異なるので、模試の判定はそこまで正しくありません。
また、E判定といってもピンキリです。
限りなくゼロに近い人もいれば、ほぼD判定のE判定もあり得ます。
同じE判定でも実力にかなりの違いがあるわけです。
D判定に限りなく近いE判定であれば、これからの努力次第で逆転することも可能です。
滑り止めは見直しを
E判定だからといって、その学校に入れる可能性は完全消滅したわけではありません。
しかし、可能性は決して高くないのもまた事実です。
浪人生の中には「今年で決めないと」と思っている人もいるでしょう。
その場合、志望校は変えなくても、滑り止めは見直したほうがいいです。
より確実に入れる学校だけでなく、もし入った場合充実したキャンパスライフを送れるかまで見極めたうえで選定しましょう。
もし大学には入れても学びたいことが勉強できず、充実した学校生活を送れなければ大失敗です。
滑り止めの学校も見学して、どこなら楽しめるかを検討しましょう。
E判定から浪人生が合格する方法
浪人生で志望校がE判定になってしまった場合、今までやってきた勉強方法が間違っている可能性があります。
合格する確率を少しでも高めるためには、今までの勉強方法を見直しましょう。
計画を立てること
まずは、入試までの計画を詳細に立てましょう。
入試までの期間から逆算して、どの段階でどこまでできていなければならないかを考えましょう。
そのためには、見たくもないかもしれませんが、模試の結果を見つめ直すことが重要です。
おそらく各科目でそれなりの点数が取れているものと取れていないものがあるはずです。
とれていないところ、つまり皆さんにとって弱点の部分を、まずは重点的に勉強することです。
そして、いつまでに苦手意識を克服すればいいか考えましょう。
おそらく苦手な部分は、基本がきちんと固まっていないからです。
まず基礎を徹底的に勉強しましょう。
そのうえで徐々に応用を積み上げていきましょう。
浪人生の中には、「もう基礎は勉強しているから」と応用・発展問題から手を付けてしまう人も多いです。
しかし、基礎が固まっていない状態でいくら応用や発展を積み上げても砂上の楼閣、すぐに崩れてしまいます。
基礎を見直して、しっかり固めることに重点を置きましょう。
志望校に特化した対策をする
基礎固めを行ったところで、志望校に対応した勉強を進めることも大事です。
学校によってそれぞれ独自の出題傾向が見られます。
その出題傾向に合わせて勉強しなければ、いくら学力があっても合格ラインまで持っていくのが難しいです。
そのためには、過去問を何度も繰り返し解くことが大切です。
何度も解いて、解答の解説をチェックします。
そうすれば志望校の出題傾向だけでなく、どんな答えを求めているかも見えてきます。
いくら勉強を頑張っても、志望校ではあまり取り扱っていないジャンルであれば、その勉強した時間にはほとんど意味がありません。
予備校の成績を上げることも大事ですが、志望校の入試本番でいかに点を稼げるかを考えて対策を進めていきましょう。
勉強方法を見直す
志望校がE判定なのは、勉強のやり方が間違っているのかもしれません。
自分の今までの勉強方法について見直さないと、状況は変わりません。
特に、ただ授業を受けてきただけであれば、自主的に勉強する意識を持ちましょう。
浪人生で陥りがちなミスとして、「予備校の授業にきちんと出ているから身についているに違いない」という誤解を持ってしまうことが少なからずあります。
授業を受けるとわかった気になりがちですが、復習して頭の中に定着させないと結局忘れてしまいます。
授業で教えてもらった知識やスキルをマスターするためには、自分で授業以外に勉強する意識を持ちましょう。
まとめ
E判定が出てもその学校には絶対に受からないというわけではありません。
ただし、今のままでは合格する可能性は低いのもまた事実です。
そこで勉強方法を見直しましょう。
ただ予備校の授業を受ければいいと考えるのではなく、自分からどんどん動いて理解していく意識が重要です。
そのためには、自学自習を心がけることが大事です。
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どう試験勉強を見直せばいいかわからなければ、武田塾に入ってみるのも一考です。
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