みなさんこんにちは! 武田塾高槻校です!
センター試験まで2ヶ月と少しとなりました! 本日は、センター数学で満点を取る方法をお伝えしたいと思います。 主に、センター数学で7〜9割は取れるけど、満点が取れない、という人に向けての記事です。
そもそも4〜6割ぐらいしか取れないという方は別の記事を参考にしてください!
前提として、一回だけ過去問で満点が取れても本番で取れなければ意味が無いですよね! ですから、ここでは安定して満点か満点近くを取るための勉強方法をお伝えしたいと思います!
◯センター数学満点を取るために必要な力
センター試験の数学というのは、実は国公立2次試験レベルの難問も混ざっています。誘導があり、穴埋め形式なので、そこまで難易度は高くない、というだけです。 そのため、数学が苦手な人はもちろんのこと、数学が得意な人でも安定して満点を取るのはなかなか難しいと思います。 (ちなみに私は安定して満点を取ることができます。当然ですがわからない問題に出くわすことはありません。)
では、それを実現するためにはどんな力をつける必要があるのでしょうか?
それはズバリ、 ・知識 ・計算力 ・整理する力 ・スピード ・視野の広さ ・メンタル この6つです。 この中でひとつでも欠けると、安定して満点を取ることは難しいです。 数学が得意なのに満点が取れない人は、この中でどれかが欠けてる場合が多いです。 では、それぞれの項目について詳しくご説明します!
◯センター数学満点のための練習方法
【知識】
これはその名の通り、数学の最低限の知識です。 例えば90度なら内積ゼロとか、相加相乗平均の関係とか、そういった基本的な公式や、こういった場合はこれを使う、という知識です。 ここが抜けている人はそもそも点数が取れないと思うので、まずは知識のインプットをしましょう。
ここでオススメの参考書は、 ・基礎問題精講 ・フォーカスゴールド ・青チャート などです。 わからないところはすぐわかる人に質問し、細かいところまでしっかりとインプットしましょう!
【計算力】
センター数学では、ⅠAにしろⅡBにしろ、複雑な計算力を求められる場合が多いです。 特にⅡBの積分などでは、分数が絡んだかなりめんどくさい計算をすることになります。 計算力とは具体的には、複雑な計算をミスなく、的確に、スピーディーにこなすことです。 これができないと計算ミスをして、空欄の形に合わず、焦ってまたミスをするという負のスパイラルに陥ります。空欄の形に合わなければまだマシですが、空欄の形に合ってしまうとミスに気づけず、そのままそれ以降の問題が全滅、という最悪なケースもありえます。 こういった経験を模試や過去問でしたことがある人は少なく無いと思います。
では、計算力をつけるにはどうすればいいでしょうか。 それは、ひたすら計算をする、ということに尽きます。 参考書での問題演習や学校の課題をやるときに、面倒くさいからと言って計算を省かないようにすることです。 ときどき、「ここがわかればあとは計算するだけだから大丈夫です!」といって計算を省くという勉強の仕方をしている人がいます。 これは計算の練習をする必要が無いひとなら良いのですが、ほとんどの人がそうではないと思います。 時間はかかりますが意味のあることなので、できるだけ省かないようにしましょう。
高校1,2年生で時間のある人であれば、学校で配られる問題集(例えば4STEPやサクシードなど)の問題をひたすら解く、というのはすごく良い練習になります。
【整理する力】
これは結構数学が得意な人でも身についていない部分です。 整理力とは、問題を解いている間に、問題の条件や状況を整理して把握しながら問題を解いていくことができるかどうか、というところです。 これは意識しながら過去問を解くことで伸ばすことができます。
例えば、 ・計算は縦のラインが揃うように、整理して書く ・図は実際の比率に忠実に書く (ときどき正三角形なのにいびつな三角形を書いてたり、座標の場所が全然合ってない人がいます。) ・場合分けは整理して漏れ無く、重複なく、的確に行う などです。
場合分けはⅠAやⅡBの第一問や、ⅠAの確率の問題などで良くでてきます。 図は、図形の問題だけでなく、数直線を書く場面や、二次関数や円のグラフを描く場面もあります。 こういったときに、雑に書いたり、そもそも書かなかったりするのではなく、整理して正しい図を書くことが求められます。
【スピード】
みなさんもご存知の通り、センター試験ではかなりの速さが求められます。 60分という時間であれだけの量を正しく解くのはかなり難しいと思います。 しかし、満点を取る人は、ⅠAは45分、ⅡBは50分で解けるように練習をしてください。これは本番で万が一わからない問題が出て思いの他時間を取られたときのためです。 そのためには、単純にスピードを上げる練習をする必要があります。 ここでいうスピードとは、単に計算を速くするというだけではなく、問題文の解釈や、作図、考えるスピードなどすべてを速くするということです。 問題文を見た瞬間に、何をどうすべきかを思いき、即行動に移す力が必要です。 そのためには、とにかく過去問の練習を何度もすることが必要です。 センター試験の過去問だけでなく、 ・マーク式総合問題集(河合塾) ・センター試験実戦問題集(駿台) ・センター試験実戦問題集(代ゼミ) ・センター試験実戦模試(Z会) などが使えます。これらをとにかくスピードを上げるのを意識して解きまくってください。 得意な人であれば、極めれば、ⅠAは35分ぐらい、ⅡBは40分ぐらいで解けるようになると思います。 ↑マーク式総合問題集
【視野の広さ】
これが一番難しい部分でもあります。数学が得意なだけでなく、かなり練習をやりこんでいないと身につかない力です。 具体的には、一つの問題に対して複数の解法の候補を思いつくことができるかどうかです。 これができていない人はよく、Aという解法が思い浮かんだらそれだけを突き進めてしまいがちです。実際はBという解法が正解で、Aでは解けない場合でも、とにかくAだけを進めてしまいます。センター試験という限られた時間の中でこれをやってしまうと、それで解けなかったときに後戻りができなくなってしまいます。 最初の時点でA,B,Cという解法を思いつき、ある程度少しずつ検討し、Bに行き着く、というのが最も良いパターンです。
この他にも、解き方が2通り以上ある問題は実はセンター試験には多く存在します。 普通に計算しても解けなくはないが、ある事実に気づくと半分以下の時間で解ける、というケースも多数あります。 視野を広く持ち、色々なパターンを想定しながら解き進めることができれば、時間短縮にもなりますし、ミスも激減します。
では視野の広さを身につけるにはどうすれば良いでしょうか。 そのためには、普段から複数の解法を考える練習が必要です。 また、参考書に載ってる「別解」には必ず目を通すようにしましょう。 センター試験向けの参考書ではありませんが、 ・理系/文系数学良問のプラチカ ・やさしい理系数学 などは別解や図が多く載っており、しっかり読めば視野を広げることができます。
【メンタル】
6つ目はメンタルです。これは結構多くの人が軽視しがちですが、案外重要です。 何度やり直しても計算が合わないときや、制限時間がほとんど無い状況に追い込まれると人間はかなり焦ってしまいます。 焦ると脳の働きは低下し、計算スピードも落ちますし、何より柔軟な思考ができなくなってしまいます。 最後の問題を解いてる途中で残り時間が3分とかになり、焦って解けなかったり計算ミスをした経験はみなさんもあるのではないでしょうか。
これも練習で改善することができます。 センターの過去問を解くときは、誰もが時間を測ると思いますが、それとは別に大問ごとに時間を測り、常に焦らされる状況を作ってみてください。 その他にも、普段の参考書をやるときや、他の教科の勉強をするときも時間を測って、時間に追われる練習をしてください。 それから、何度やっても計算が合わないときは一旦その問題を置いておいて、他の問題に進むのがオススメです。ドツボにはまっていても、あとで戻ってくると簡単に解ける、ということは少なくありません。
◯まとめ
長々と書きましたが、上に書いたことはすべて重要なことばかりです! 満点がなかなか取れないという人はどれか一つ以上が欠けている可能性が非常に高いです! あと2ヶ月ですが、今からでも欠けているところを埋めれば十分間に合うと思うので、ここまで読んでくれた受験生はがんばって数学満点を目指してみてください!
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