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満州国って何?建国の歴史についてわかりやすく解説していきます!

戦国大名が多すぎる!

こんにちは!

武田塾高槻校です!

 

毎週恒例の日本史B解説です!

 

皆さんいきなりですが、

満州国って聞いたことありますか?

日本史を受験科目にしている生徒は一度は聞いたことがあると思います!

でも、具体的にどんな経緯で建国され、どんな形で国が終わったのかを説明できますか?

おそらくできないでしょう…

ということで今回は、満州国の建国の歴史と終焉について解説していきます!

 

 

満州国の概説

首都…新京(旧長春)

公用語…満語、日本語、モンゴル語、朝鮮語

民族…日本民族、満州民族、漢民族、モンゴル民族、朝鮮民族

面積…1,191,000km²

人口…44,242,000人(1942年10月時点)

 

 

満州国の建国

日本の狙い

当時の満州一帯は資源市場の拡大を求める日本政府にとって好都合な土地でした。

石油や石炭、鉄など日本が求める資源を潤沢に抱えている点において、

日本政府からしてみれば喉から手が出るほど欲しい土地でした。

また、満州から近い朝鮮半島の支配権を確固たるものにできることもメリットでした。

 

日本政府は中国政府(漢民族が中心)満州民族(旧清朝は満州民族が中心)を対立させる構図を作り、

その構図を利用して、満州国を支配し、中国ソ連に影響力を持とうと考えていました。

建国の以前から、旅順大連の租借権を巡って争ってきたことが何よりの証拠です。

(逆に中国やソ連に支配されてしまうとかなりの痛手になるということです。)

 

 

建国の経緯

中華民国満州の張作霖は対立していました。

これにより北伐が行われましたが、張作霖は日本の支援もあって、これを跳ね返します。

 

しかし絶大な力を満州において持っていた張作霖は日本からすれば邪魔者です。

そこで関東軍(日本軍)は張作霖を爆殺してしまいます。(満州某重大事件)

 

その後の満州事変に乗じて関東軍は軍事介入を行い、事実上倒置を行い始めました。

そして、清朝最後の皇帝溥儀執政とし、中華民国からの独立満州国建国を宣言しました。

(どさくさに紛れて建国を宣言したようなものです。)

 

こうして、日本の傀儡政権を樹立させることに成功したわけですが、

一連の経緯から満州国の建国は、国際連盟をはじめとした他国から痛烈に批判されました。

 

 

なぜ植民地にしなかったの?

皆さんこんな疑問が沸いたと思います。

答えは、植民地は他国から見ると体裁が悪いからです。

 

植民地とは、その国の土地、国民、財産を強制的に併合支配することです。

もちろんこんな勝手な軍事行動は他国からの非難を招くので、

漢民族と満州民族が対立し、勝手に満州民族が独立した国であるとした方が、体裁はいいわけです。

植民地(主従関係ではなく、独立国(対等関係)であると、形だけでも示しておく必要があったのです。

 

 

大戦と終焉

第二次世界大戦において満州国は日本政府に全力で共闘すると宣言しました。

満州国の実権を握っていた関東軍は、中立の態度を示していたソ連に対する防備を固めていました。

 

その不安は的中します。

日本が劣勢とみるやいなや、ソ連は満州に侵攻してきます。

関東軍はソ連軍の前になすすべなく敗退してしまいます。

追い詰められた皇帝溥儀は朝鮮半島に避難し、昭和天皇の玉音放送を聞いて帝国の終焉を悟りました。

 

そののちの重臣会議で満州国の廃止が決められます。

そうして溥儀は退位し、満州国は滅亡しました。

 

 

 

 

 

まとめ

今回は、

満州国の建国の歴史と終焉について解説していきました!

満州国は悲惨な歴史をもった帝国と思われるかもしれませんが、調べてみると面白いものです!

このブログを読んで満州国について少しでも興味をもってくれると嬉しいです!

 

     

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