駿台の共通テスト模試の難易度、平均点、偏差値、範囲について解説します!
こんにちは!
「日本初!授業をしない塾」でおなじみの武田塾高槻校です!
受験生の皆さんはもちろんのこと、高校2年生でもちょくちょく模試を受けている人は多いかと思います。
特に受験学年の人たちはびっくりするくらい模試が連続していた時期もあったのではないでしょうか。
今回は数ある模試の中でも駿台の共通テスト模試(マーク模試)について解説していきたいと思います。
特に「模試の数が多すぎてよーわからん」「自分が受けた模試がどんなものだったのか知らない」という方はぜひ最後まで読んでみてください。
実は駿台の共通テスト模試は2種類ある!
駿台atama+共通テスト模試、駿台atama+プレ共通テスト
読んで字のごとく共通テスト形式の模試で、出題される分野、大問構成などは共通テストに準拠しています。
加えて、公式HPには「私立大のマーク式の試験にも対応した模試」という紹介がありました。
また、「駿台atama+共通テスト模試」はその実施時期に応じて出題範囲が変わる(高3生の授業進度が考慮される)のに対し、「駿台atama+プレ共通テスト」は共通テストの約1か月前ほどに行う関係上出題範囲、難易度共に完全に共通テスト本番を意識した問題が出題されます。
駿台・ベネッセ 大学入学共通テスト模試
出題形式が共通テストに準拠しているのは「atama+」と同じですが、「国公立大学から私立大・短大まで、全受験生対象の模試」と紹介されていました。
一般的には短大は4年制・6年制の大学より難易度が低いですから、「atama+」に比べれば問題の難易度が多少低いと言えます。
「駿台の」共通テスト模試の特徴は?
いわゆる大手の予備校(河合塾・駿台・東進など)をはじめとする様々な組織が様々な模試を実施していますが、同じような名称の模試でもそれぞれに多少の特徴があります。
今回はその中でも特に駿台の模試の特徴を紹介します。
受験者数について
最も受験者数が多い共通テスト形式の模試は河合塾の模試で、1回の模試あたり30万人ほどです。
共通テストを受験する人が毎年50万人ちょっとと言われていて、この中には
「国公立大学は受けないけどとりあえず共通テスト受けてみよーっと」
という考えの人もいますから、そこまで考えれば本気で共通テストで高得点を取りたい!と考えている人はだいたい河合塾の全統共通テスト模試を受験している、と言ってもいいほどの人数です。
それに比べれば駿台の共通テスト模試の受験者数は4万人ほどでかなり少なく見えますが、数ある模試の中ではかなり受験者数が多い方です。
難易度、平均点、偏差値について
これは明確なデータに基づいているわけではなく、私自身の受験生時代の経験や、今までご指導いただいてきた様々な先生方の意見をもとに考えられること、として聞いてほしいのですが、
駿台の共通テスト模試の難易度は本番よりも高く設定されており、駿台の模試の全国平均の点数は本番の全国平均より低いことがほとんどです。
先ほど書いたように、共通テスト受験生のほとんどが河合塾の共通テスト模試を受験しているので、そのうえでさらに駿台の模試も受けようとしている受験生はあまり多くない(ざっくりいうと主にガチ勢が受けるのが駿台の模試)わけで、
「受験者層のレベルが高い=相対評価である偏差値は低くなりがち」
と言っていいでしょう。
ドッキング判定が可能
これは駿台に限った話ではありませんが、共通テスト模試とは別日開催の各種記述式模試(※)とのドッキング判定が可能で、実際に共通テストと二次試験の合計点、偏差値がこのくらいだと合格の可能性はこれくらいですよ、ということを判定(A判定とかB判定とか)で示してくれます。
特に国公立大学を志望する受験生は積極的に利用したいですね!
※各種記述模試とは
・駿台・ベネッセ 記述模試
・大学別入試実戦模試(東大実戦模試、京大実戦模試など)
・駿台全国模試(主に進学校の生徒が受ける模試で、半数以上の人は受けたことがないと思います)
を指します。ややこしいですがZ会と駿台が共催している模試は記述模試でも対象外のようです。
まとめ
「とりあえず」で受けるのは危険!
駿台の共通テスト模試は問題の難易度、受験者のレベルがいずれも高く、何も考えずに受けるとひどい結果が返ってきて落ち込むことが多いので、とりあえず受けておけ、というのはおススメしません。
逆に言えば、河合塾の模試をはじめとした標準的なレベルの模試ではそこそこの好成績を収めることができている人が、「難易度の高い問題にどのくらい立ち向かえるかを上位の人たちと比較したい」という目的で受けるのにはもってこいの模試なので、自分の立ち位置や志望大学の難易度などをよく考慮して、申し込むかどうかを決めてください。
旧帝国大学、早慶などの志望者は河合塾の模試に加えて駿台模試も!
先ほどの「標準的なレベルの模試ではそこそこの好成績を収めることができている人」は、具体的には旧帝国大学、早慶などの難関大を射程圏内に入れている、もしくは入りそうな人を指します。
前回の共通テストでは数学が難しくなったという話題がもちきりでしたが、同じように共通テストが突然難しくなったとしても上位の受験生はなんだかんだそこそこ対応できたりするわけで、自分にそこまでの能力があるかどうかを測るためにはいい試験ですから、「上位に食い込みたい!」という人は積極的に受けてみてください。
模試でわかるのは「現時点での立ち位置」だけ!
見出し通りですが、模試でわかるのは現時点で全国の受験生の中でどのくらいの位置にいるかということだけです。
今後の勉強の仕方で大きく伸びる人・現状のままになる人・大きく下がる人がいます。
よく考えればA判定の定義は「合格可能性80%以上」であり、ぎりぎりA判定に乗っかった人は20%の確率で落ちますよ、と言われているようなものです。
逆に言えば、E判定の定義は「合格可能性20%以下」で、ぎりぎりE判定になってしまった人でもがんばりようによっては20%の確率で受かりますよ、ということになります。
であれば、今の判定にこだわるよりは「同じくらいの成績だった人の中で上位20%に入るためにできることをやる」方がよっぽど有益です。
よくも悪くも、模試の結果で一喜一憂しないようにしてください。
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