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高校3年生が5月と6月にすべき4つのこと【英語】

こんにちは!

武田塾高槻校です!

 

今年度が始まって2ヶ月が経とうとしています。

3月から受験勉強を始めた人にとっては、受験期間の四分の一が過ぎたことになりますね。

第一志望に向けた勉強は順調に進んでいますか?

自信を持ってYESと答えられる人は少ないのでは無いでしょうか。

 

この記事では、英語の勉強において、夏休みに入るまでの期間、つまりこの5月と6月にやっておくべきことを紹介します。

また浪人生にも非常に参考になる記事だと思うので、少し長いですがぜひ最後まで読んでみてください!

この記事をすべて読み終えたらすべきことが明確になり、モチベーションと効率が急激に上がることは間違いありません!

高3の5~6月

英語の勉強 1年間の流れ

まずは1年間の英語の勉強の、ざっくりとした流れをご紹介します。

 

過去問を解いてみよう

志望校の過去問は解いたことがありますか?

過去問は直前期に解くものだと思っている人が多いみたいですが、実際はそうではありません。

もちろん過去問をたくさん解いて演習を行うのは直前期がメインではありますが、受験勉強スタート時にも過去問は解かないといけません。

志望校の過去問を見たことが無いのにどうやって入試の対策をするのでしょうか。

自分が受ける大学でどんな問題が出るのかを知っていた方が、勉強は捗るに決まっています。

そのため、志望校の過去問を解いたことが無い人は一度解いてみてください!

 

長文は後回し

英語の勉強といえば長文を読む、そう考えている人が多いです。

無理はありません。確かに大学入試の問題と言えば、上位大学になるほどほとんどが長文の問題です。

しかし入試で長文の問題が出るからといって、長文ばかり読んでいても偏差値は一向に上がりません。

まずは長文を読むために必要な知識をつけることが先決です。

 

夏までは基礎知識のインプット

長文を読めるようになるために、夏までは基礎知識のインプットに専念してください。

ここでいう基礎知識というのは、

・単語

・文法

・熟語

・英文解釈

以上4つのことです。

夏まで、というのは夏休みを利用してこれらの勉強をするという意味ではありません。

夏休みを有効に使うために、夏休みが始まるまでにこれらの知識を完璧にしておく必要があるのです。

5月と6月はそれに専念しましょう。

 

夏以降は長文、分野別、過去問

夏休みが始まるまでに基礎知識のインプットが完了すれば、夏休みからは長文の勉強や、分野別、問題形式別の勉強を開始してください。

さらにそれを過去問を並行しながらやりましょう。

 

5月と6月にすべき4つのこと

では上の1年間の流れに基づいて、5月と6月にすべきことを説明していきます。

4つのことというのは当然、単語・文法・熟語・英文解釈のことです。

それぞれ見ていきましょう。

 

まずは英単語

大学受験の英語において、まずは英単語を覚えていないと話になりません。

英単語がとにかく重要だ、ということは受験生であれば全員知っていると思います。

そして、ほとんどの受験生が英単語の勉強をしていると思います。

 

ただし、英単語を完璧に覚えられている受験生はほとんどいません。

第一志望の大学にもよりますが、システム英単語でいえば1685まで、ターゲット1900であれば1500までは夏までに完璧にしましょう。

ここでいう完璧とは、例えばランダムで100問テストしたら100点が取れる、ということです。

 

単語が重要だとみんなわかっているのに、ここまで完璧にできている人がほとんどいません。

まずは単語を完璧にして他の受験生を引き離しましょう!

 

また英単語の派生語や類義語などはすべてスルーしてOKなので、一周目は意味を一つだけ覚えることに専念しましょう。

一日100個を1時間以内に覚えることを目標にしてください!

 

英語の根幹を成す英文法

日本語でもそうですが、いくら単語をたくさん知っていたって、文法を知らなければ文章は読めません。

英文法も夏までの間に完璧にしてしまいましょう。

具体的にはネクステージかVintageをやれば十分です。

しかもネクステージであれば19章まで、Vintageであれば21章までの、文法と語法のところだけ完璧にしましょう。

 

正直、ネクステやVintageをやると大学受験で必要な文法をほとんどカバーできます。

センター試験に出る文法問題の9割ぐらいをカバーできます。

長文をこれから読んでいくためにも、文法はまず完璧にしてしまいましょう。

 

当然ですが、ネクステやVintageをやるときに、答えだけ覚えていても何の意味もないので、なぜその答えになるのかという根拠を理解するようにしてください。

 

地味に必要な英熟語

熟語は軽視されがちですが、これも英文を読むのに必要不可欠な知識のひとつです。

英熟語を知っていないと文章の意味がわからないということが多々あります。

またそれだけではなく、熟語が設問にそのまま出題されるようなこともあります。

例えば近大なんかでも短文の意味を4つの選択肢から選ぶ問題がありますが、ほとんどは熟語を知っていれば瞬殺できる問題です。

 

熟語の勉強には「速読英熟語」を使用してください。

855個の熟語が載っています。

文章はひとまず読まなくていいので、熟語を順番に覚えていきましょう。

コツは、単語の意味を考えながら覚えることです。

熟語は単語の組み合わせなので、成り立ちとか由来とかを考えると理解しやすいです。

1週間で200個〜300個ぐらいは覚えられるはずです。

 

もっとも重要な英文解釈

英文解釈の勉強というのは掴みどころがなく敬遠されがちですが、英語を勉強する上で一番大事です。

文構造がわからなければ単語や文法の知識がいくらあってもすばやく文章を読み解くことはできません。

逆にいえば、文構造を正しく把握することができれば、わからない単語があっても文章の意味を把握することはできます。

 

英文解釈の勉強には、「英文解釈の技術70」を使用しましょう。

この参考書は世間では「意訳がひどすぎる」「単語が難しい」「訳がわかりにくい」などの意見もあるようですが、「なぜそういった訳になるのか」を追及することで、英語の文章を解釈する能力は飛躍的に上昇します。

典型的な例文が70個載っていて、更に演習問題も豊富なので、これ一冊を完璧にすればかなり力はつきます。

 

5月と6月にすべきこと まとめ

英語の勉強において5月と6月にすべきことをまとめておきます。

・システム英単語 1から1685(またはターゲット1から1500)

・ネクステージ 1章から19章(またはvintage1章から21章)

・速読英熟語 1番から855番

・英文解釈の技術 全範囲

これらがすべて夏休み開始までに完璧になっていれば、かなり順調といっていいと思います。

 

もちろん今の自分のレベルや志望校によってすべきことは変わるので、まずは武田塾に無料相談に来てみてください!

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