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藤井セミナー 高槻教室の特徴を紹介します!【高槻の塾・予備校】

こんにちは!

武田塾高槻校 校舎長の米澤です!

 

今回は武田塾高槻校の近くにある「藤井セミナー 高槻教室」がどんなところかを紹介していきます!

先に言ってしまうと、基本的な考え方自体は武田塾と似ているところがあるように感じました。

しかし、「武田塾は藤井セミナーとここが違う!」というところもありましたので、この記事の最後で解説します!

藤井セミナー

 

藤井セミナーが選ばれる理由って?(HPより一部抜粋)

藤井セミナーは英語の指導方法を売りにしている「英語専門塾」で、関西に8教室、関東に4教室、九州に1教室を展開しています。

①就職から逆算する受験指導!

「何のために大学に行く?」と聞かれると、多くの受験生が「これをやりたいから」と答えると思いますが、次点でいうと「就職に有利だから」になるでしょう。

ただ、大学受験をする時点で

「この大学に行けばこういう力がつくから自分の能力が上がる」

「この大学に行けばこの企業の学歴フィルターにはひっからなくなる」

なんてことまで具体的に考えて大学を選ぶ受験生はなかなかいないのではないでしょうか。

藤井セミナーはそこに着目し、「就職活動から逆算して大学受験を考える日本唯一の塾」だと謳っています。

 

②復習中心の勉強法なのでだれにでもできる。理系にもうってつけ!

最大の目標は「試験の本番でできる!」状態にすることであり、試験本番の形を想定して日ごろの勉強に取り組む必要がある。

そのための勉強法として最も優れているのが復習である、

予習や演習は「単なる作業」であってそれ自体に意味はない。作業をした結果できなかったことを復習するから、「もともと出来なかったことが別の機会に再現できるようになる」と解説しています。

 

③英語長文の実力が圧倒的に上がる!

多くの大学で高い配点が与えられている「英語長文」の実力を上げることを目指し、

・英語長文の速読力を鍛える

・語彙力を鍛える

・論理力を鍛える

を3つの軸としていて、

英語長文修得に必要な姿勢とは『習うより慣れろ』である、と説明しています。

勉強に限った話ではありませんが、「できないことをできるようにする」ときに、「勉強する内容」と「勉強する方法」ばかりを考えていても仕方がありませんし、できる人にやり方を聞いてとりあえずやる、というのは非常に大切なことですね。

 

④難関私大合格のカギは英語の次に社会です!

「英語の次に社会の得点を上げる」のが難関私大合格のカギだ

と藤井セミナーは考えていて、それには理由があるようです。

 

突然ですが、「得点調整」って知ってますか?

特に私立大学の一般試験は、

文系は英語と国語が必須で、数学、社会(日本史、世界史、地理、政治経済など)から1科目

理系は英語と数学が必須で、理科(物理、化学、生物など)から1科目

というように、複数科目から1つ(大学によっては稀に2つ)を選んで受験する、という受験制度が採用されていることがほとんどです。

それぞれの受験生がそれぞれ勉強してきた科目を受けるわけですが、その科目の選び方による不公平が出る可能性があります。

例えば文系では、

日本史の平均点が低く世界史の平均点が高かった場合、それぞれの点数をそのまま合否判定に使うと

「日本史を受けた受験生はほとんど受からず、世界史を選んだ受験生ばかりが合格する」

みたいなことが起こります。これが先ほど言った科目の選び方による不公平です。

これを防ぐために、各大学で「科目間の得点調整」として、平均点が低い科目を選んだ受験生の得点が素点より少し高く、高い科目を選んだ受験生の得点が素点より少し低くなるように全員の得点を調整します。

大学によって得点調整の仕方は様々ですが、特に文系の数学と社会が平均点に差が出やすいので、数学が素点より高く、社会は素点より低く調整されることがほとんどです(大学によっては社会の難易度がかなり高く、数学とさほど平均点が変わらないから得点調整しても点数がほぼ変わらない、ということもあります)。

 

本当に社会の得点を上げることが重要なのか?

藤井セミナーのHPでは、得点調整について

「この得点調整は、満点とゼロ点の人の点数は動かさず、(以下具体的な調整方法)……」

と紹介していて、(平均点が低くなりがちな数学の影響を受けて、)換算得点が素点より低くなりがちな社会の科目でも、

「満点を取れば、得点調整で点数は1点も下がらない」

「満点じゃなくても90%以上あればほとんど下がらない」

という解説がありました。

しかし、少なくとも関関同立の得点調整の計算結果を調べたところ、

「満点やそれに近い高得点が出た場合、得点調整の影響はほとんどない」という大学はありませんでした。

実際、武田塾高槻校から関関同立を受験した生徒の本番の得点を後から教えてもらうことも良くありますが、

「自己採点結果では日本史はほぼ満点を取っているはずだったが、実際の得点は8割ほどだった」

ということはしょっちゅうあるので、少なくとも関関同立を目指す人にとっては

「英語の次に社会ができればいい」は当てはまらないことになります。

確かに英語、国語、社会のなかで社会が一番「暗記による比重が高い」科目ですし、HPに書かれているように「努力と根性だけで得点を伸ばせる」のは間違いないですが、

どの大学も合格最低点は(得点調整込みで)7割前後になっていますから、

「社会ができれば国語はそこそこでいい」という思い込みは危険で、

「3科目とも7割を目指し、加えて得意科目では7割5分ほどを目指す」というのが最も効率的に3科目の合計が合格点を超えやすいのです。

(そもそも得点調整で多少低くなることを考慮すれば、社会はどれだけ頑張っても換算得点で8割ほどまでしか点数が取れないわけですし、多くの受験生が「社会を素点で90%近く、換算得点で75~80%を取ったうえで、英国でどれだけ取れるか」で勝負することになるでしょう。)

 

⑤「個別」より圧倒的に伸びるのが少人数の「集団授業」

HPで紹介されていることをざっくりまとめると、

少人数(おそらく2人か3人)で集団授業を受けるから、「ライバル(友達)に負けたくない」という理由で頑張ることができる

【頑張る力】を簡単に引き出せる仕掛けが沢山ある

とのことです。

確かに、完全に一人で勉強するのは楽ではないですし、受験勉強をやり切る自信がない人には合っているかもしれませんね!

 

 

武田塾と藤井セミナーの違いとは?

武田塾と藤井セミナーには、

・最も伸びるのは「復習をしているとき」

・「いつまでに」「どれくらいの量を」「どのような方法で」やっていけばいいかを指導している

という共通点もありますが、多少違いもありました。

 

①理系科目への対応について

藤井セミナーでは基本的に英語・国語・社会の3科目の指導をしているようで、これら3科目については色々書いてありましたが、数学・理科に関しては全く説明がありませんでした。

私立文系を志望する受験生で、数学を使わない人は特に問題ないと思いますが、そうでない人は少し考えた方がいいかもしれません。

武田塾では、文系科目に限らずすべての科目について

「どの参考書をどの順番でやるべきか」

「それぞれの参考書をどのように使えばいいか」

「どのようなペースで進めればいいか」

を指導しているので、理系学部を志望する人もどんどん来てください!

 

②英語長文の実力を上げるためにすること

藤井セミナーでは、英語長文に対して「習うより慣れろ」という風に説明していますが、武田塾ではそうではありません。

「英語長文が読めない!」と悩んでいる人は多いですが、皆さんが英語長文を読めないには必ず何かしらの原因があります。

「出てくる単語、熟語で知らないものが多い」という人もいれば、

「不定詞の用法を間違えていた」「倒置になっていることに気づかなかった」という文法的な問題がある人もいますし、

「単語、熟語、文法はかなりよく覚えているが、文の中のどこが主語で、どこからどこまでが目的語で、このカタマリがどこを修飾しているか、が分からなかった」という文構造把握が苦手な人もいます。

確かに、数をこなせば徐々に改善されるでしょうし、最終的には数をこなさなければいけませんが、

 

何よりも大事なのは「その人が長文を読めない原因をはっきりさせること」です。

そうでなければ根本的な原因を解消することができないので、なかなか成果は上がりません。

武田塾では、何かができない生徒がいたときに「できない原因」を明らかにして、「その原因を解消するために何をすべきか」を指導しています。

 

③勉強法(藤井セミナーでは復習法)を指導するところは同じだが、、、

藤井セミナーでは

「いつまでに」「どれくらいの量を」「どのような方法で」やっていけばいいかを指導している

わけですが、武田塾ではこれらのことはもちろんのこと(武田塾では「宿題」として指示しています)、

「指示した内容を、指示した内容でやっているかどうかの確認をする」

「やった結果、成果が十分に出ているかどうかの確認をする」

「成果が出ていない場合、何が原因で、何を改善すれば次にうまくいくかを考えて、次の宿題を決める」

までのことを確認・指導しています。

塾が「勉強内容」と「勉強法」を指導するのは当たり前ですが、その結果ちゃんと成果が出ているかどうかを確認し、うまくいっていないことがあれば次うまくいくようにするのが最も大事です。

 

④「(少人数の)集団」か、「完全個別」か

藤井セミナーでは、受験生同士の競争を生み出すために「少人数の集団授業」を行っていますが、

武田塾ではそうではありません。というのも、

「生徒一人ひとり、できることとできないことが違うのが当たり前だから」です。

同じように文法が苦手な生徒でも、「関係詞」が苦手な生徒もいれば「不定詞」が苦手な生徒もいるでしょうし、2人ともに「関係詞と不定詞」を教えるよりは、それぞれが苦手なところだけをやってもらう方が早く伸びるのは明らかです。

また、「不定詞が苦手」だからと言っても、不定詞の範囲を全部解説してもらうよりは

「自分が分かっているところは飛ばして、自分ではできなくてわからないところだけ質問に行く」

ようにした方が早く進むことができます。

自分一人で頑張る自信がない人は、藤井セミナーのような形態もいいとは思いますが、「自分ができないところだけを勉強して、できるところは時間をかけない」ことで効率よく勉強し、

「自分が勉強にかけた時間の分だけ成果が出る」ようにしたい人は、是非一度武田塾に相談しに来てみてください!

 

 

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