こんにちは!武田塾高崎校です!
英語長文に苦手意識を持っている人多いですよね。
「初見の問題になるとできない」
「時間内に解き終わらない」
などの声はいつも聞きます。
その原因はいくつかあるのですが
例えば
「単語力・熟語力が足りなくて訳せないものが多い」
「単語は分かるけど解釈力がなくて訳せないものがある」
「速読力がなくて時間内に読み終わらない」
などです。
その中でも今回は
速読力がなくて時間内に読み終わらない・解き終わらない人のために
英語長文を早く読めるようになるための正しい音読のやり方について紹介していきます!
音読して身につくスキル
音読をして身につくスキルは
「リスニングができるようになる」
「速読ができるようになる」
と主にこの二つですが、今回は速読ができることに関して話していきます。
音読と速読の関係性がいまいちな人もいると思いますので
音読をするとなぜ速読できるようになるのか簡単に説明しましょう!
それは
英文を英文として読めるようになる
からです。
「???」
すみません。これだけではちょっと意味がわかりませんよね。
英文を英文として読むとは言い換えると
英文を前から順番に読む
ということです。
英文を前から順番に読む
簡単な例を紹介すると
I have a pen.
「私はペンを持っています。」
という日本語訳ですが
英語では
①私は②持つ③ペンを
日本語では
①私は②ペンを③持つ
というように日本語的に訳す、と英語の文を一度戻っていることに気づくと思います。
どの順番で読むかの話ですが、
英語→日本語にするときには、このように戻るという目線の移動が起こります。
当然、英語のネイティブはそのような目線の移動は起こらず
前から順番に読んでいきます。
どちらの方が早く読めるかはもちろん戻らず前から順番に読んだ時ですよね。
この例は文自体が短いのでそんなに差は感じないかもしれませんが
長文になったの時にはこの差は大きくでます。
なので前から順番に読めるようになった方が早く読める=速読できるということです。
音読をすると前から読める?
音読ではなく構文を振って(SVOCや括弧をつける)訳そうとすると
どうしても日本語的に訳してしまい
戻って訳することが多くなってしまいます。
精読する(丁寧に訳す)という意味ではその方法はアリなのですが
速読、つまり早く読むためには構文振って訳すことでの上達は難しいです。
そのために音読をしましょう!!
音読というのは声に出して読むので必ず前から順番に読んでいくことになります。
ですが、ただ声に出して読んでいるだけでは早く読めるようにはなりません。。。
音読する上で重要な条件があります。
それは
「音読する文章の意味(訳)がわかっていること」
です!
意味がわかっていないのにただ音読するだけでは速読力はなかなか上がりません。
意味を分かったうえで音読するからこそ速読できるようになります。
正しい音読のやり方、重要なこと3選+α!
音読もむやみやたらにすればいいものではありません!
なるべく効率よく速読力を上げたいですよね。
そのために、次の3つのことを意識してやりましょう。
1. 意味、内容もわかった状態で音読する。
2. 構造を考える(文・節・句の区切れを意識する)単語ではなく「かたまり」を意識する
3. 毎日30分1セットで繰り返し音読する。(1分で読める長文なら30分で30回読む)
先に紹介した意味、内容をわかった状態で音読する以外にも
文章を単語単位ではなく「かたまり」を意識して読むことも重要です。
「かたまり」とは「句・節」などの2語以上の単語のかたまりのことです。(名詞句・名詞節・副詞節など)
あとは毎日30分でOK!30分で何度も繰り返し音読しましょう。
さらに、音読のやりやすい方法として1つ紹介すると
+α. 構文が載っている解釈のページ⇒白文の順で音読
構文が載っているものの方が「かたまり」が既に書いてあるので音読はしやすいです。
ただし初見の文章は白文(何も書いていない)ので最終的には白文で音読できるようになりましょう!
音読用オススメ参考書
関正生のThe Rules英語長文問題集
音声のQRコードが載っているのでスマホから音声を聞くことが可能です。
音声のスピードで音読を繰り返しできるようになりましょう。
速読英単語・英熟語
こちらも音声がQRコードからの読み取りで視聴可能なのでおすすめです。
文章も短いものが多いので繰り返し音読しやすいのも特徴です。
音声のスピードで音読を繰り返しできるようになりましょう。
音読とシャドーイングの違い
ちなみに巷でよく聞く
音読・オーバーラッピング・シャドーイングの違いは
音読・・・文章をそのまま読む
メリット:
自分のスピードで読むことができる。
音声がなくてもどこでもできる。
オーバーラッピング・・・文章を読む。音声に合わせて読む
メリット:
ネイティブの発音を聞ける。
ネイティブの速度に合わせて練習が出来る。
シャドーイング・・・文章を見ないで音声のみ。その音声の少し後に続いて読む
メリット:文章を見ないのでリスニング強化にもつながる。
デメリット:文章を見ないので単純に難しい。
今回紹介したものとしては音読ですが
オーバーラッピングは特にオススメです。
ネイティブの音声のスピードで音読が出来るので速読にはより効果があります。
シャドーイングは難しいので速読を強化したい人にはオススメしません。
文章を見ながら音読をしましょう!
まとめ
〇速読を強化するには音読が最適!
〇音読するときの注意3つ
1. 意味、内容もわかった状態で音読する。
2. 構造を考える(文・節・句の区切れを意識する)
単語ではなく「かたまり」を意識する
3. 毎日30分1セットで繰り返し音読する。
(1分で読める長文なら30分で30回読む)
〇できれば音声を聞いてオーバーラッピングする
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