こんにちは!
武田塾宝塚校です。
今回は、「宝塚北高校から神戸大学に合格するには? 数学編」
という内容で書こうと思います!
実は、宝塚北高校から神戸大学には、そこそこ合格しています。
令和2年度の現役生で18名です。
しかし、この人数はそう甘くありません。
宝塚北高校の普通科の中で言うと、神戸大かそれ以上の大学に受かるには、上位10-15%くらいに入らなけばなりません。
宝塚北高校の1,2年生で、まだまだ真ん中か、それより下だよ~という人はやばいです。
しかし、今の学校の成績で受験が決まるわけではありません。
現状そんなに成績よくないなという人は、是非この記事を読んで、今から逆転してやりましょう!
※「宝塚北高校から神戸大学に合格するには?? 英語編」はこちらから↓
宝塚北高校から神戸大学に合格するためにすべきこと 数学編
学校の数学の授業はついていけてる?
数学の授業と言えば、学校であるのは
数学Ⅰ,A,Ⅱ,B,Ⅲ
ですね。
だいたい、この順番で授業がされていると思います。
なぜなら数学は、ある程度順番にやらないと理解できません。
もしもいま、授業が分からなくなっていたらかなり危険です。
すぐに基礎からやり直しましょう。
基礎からやり直すために、具体的にどんな参考書をやればいいのかを紹介していきます!
国公立大学の場合、私立大学対策の場合と少し使う参考書が異なります。
特に後半は記述対策が入ってきます。
それではいきましょう!
※今回は、国公立大学の2次試験向けの勉強です。
共通テスト対策は含めていません。
宝塚北高校から神戸大学に合格するためにすべきこと 数学編 日大レベル
国公立大学向けですが、基礎は同じです。
日大レベル=共通テストレベルと考えてください。
ここは英語と同じですね。
まずは受験標準レベルの問題を解けるようにしよう!
理系科目で特に注意してほしいのは、応用問題ばっかり解いても何の意味もないということです。
まずは以下の参考書を完璧にしましょう。
基礎問題精講がおすすめ!
基礎問題精講の特徴は
・問題数が厳選されていること
・精講とポイントが記載されていること
です。
「ⅠA」「ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
なぜ問題が厳選されている方がいいのか?
チャートとかFocus Goldの方が網羅性があっていいじゃないか!
という人もいるかもしれません。
国公立対策だし、それくらいやるべきだという人もいるかもしれません。
しかし、大事なのは完成度です。
チャートを1周し終えた時点で、どのくらい覚えている自信がありますか?
僕なら、きっとほとんど忘れている自信があります。
要は、身に着けられない量を無理にやるくらいなら、まずは最低限の項目を身に着けられるようにしようということです。
精講とポイントってどんな内容なの?
各問に対して記載されている成功とポイントですが、その内容にはいくつか種類があります。
ざっくり分けると
・覚えるべき公式や定理
・そのタイプの問題の一般的な考え方
・その分野において成り立つ理屈
です。
問題の解説を理解するだけでは不十分です。
しっかり精講とポイントを理解し、考え方を覚えて、使いこなせるようにしましょう!
最終的に、問題文の情報から、解き方の発想までの過程を説明できるようになることが重要です。
計算力を鍛えよう!
数学において、計算力は必須です。
基礎問題精講で理解ができたら、計算力を鍛えましょう!
特に国公立大学の記述問題は長いです。
途中で計算ミスをしないように訓練しましょう。
合格る(うかる)計算がおすすめ!
計算問題集ということで、各分野ごとに例題と類題の計算問題が掲載されています。
各分野ごとに、計算を楽にし、スピードを上げるためのポイントが書かれています。
そこは必ず覚えて、使える状態にしましょう。
「ⅠA、ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
計算力が重要な理由その1
同じ計算にかかる時間が1分の人と3分の人では、トータルで見るととてつもない差が生まれます。
共通テストなんて、時間との勝負です。
国公立大学では共通テストも必須なので、実は超重要項目です。
計算力が重要な理由その2
時間の問題だけではありません。
計算ミスは、受験において致命的です。
数学の問題というのは、基本的に、大問に対して小問がいくつかあります。
すると、(1)で計算ミスをしていたら、後の問題は解き方が合っていても全滅します\(^o^)/
それに、国公立の問題はそもそも少し複雑なので、思考にエネルギーを注ぐ必要があります。
単純計算ごときに躓いていたら問題が解けません。
問題集の解説が理解しきれない人は、講義系参考書を使おう!
やさしい高校数学
基礎問題精講と比べると、問題の難易度がそこまで難しくなく、かつ解説が詳しい参考書です。
分野ごとによく分かってないな・・・と思う内容があればこちらを読んでみましょう。
一応、例題もついているので、それを解いて、理解の確認をしましょう。
参考書自体は分厚いので一見おおっとなりますが、やってみるとそんなに時間はかかりません。
基礎問題精講がきつい人は、これ自体をまずやってみるのもありです。
「ⅠA」「ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
初めから始める数学
マセマの参考書シリーズの1冊目です。
こちらは説明主体の参考書です。
問題もないわけではないですが、しっかり読んで理解したい人はこちらがいいかもしれません。
個人的には、1ページあたりの文字数が多くて圧迫感があるので、初心者は「やさしい高校数学」の方が向いているのかなという気もします。
基礎問題精講で分からないところを調べるの専用で使うのがいいかもしれません。
「Ⅰ」「A」「Ⅱ」「B」「Ⅲ-Ⅰ」「Ⅲ-Ⅱ」で分かれています。
細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
こちらは、数学の各分野ごとに、詳しく解説をしたシリーズになっております。
途中の式変形等にも、なぜそうしたのか、今何をしたのか、といったことが赤字で記されています。
国公立を志望する人は特に、理解の深さが重要です。
分野ごとに詳しく学びたい人にはお勧めです!
そもそも高校レベルがきつい人は、もっと初歩的な参考書をやろう!
高校レベルの参考書を紹介しましたが、基礎問題精講がほとんど分からない、または中学レベルに不安がある人がいたら、以下の参考書をやりましょう。
やさしい高校数学
こちらは、先ほど説明したものと同じなので割愛します。
基礎問題精講がきつい人は、これを最初にやってみるのもありです。
入門問題精講
名前で分かる通り、基礎問題精講シリーズの、一つレベルが下の参考書です。
構成としては基礎問題精講と似ていますが、基礎問題精講でいう「ポイント」というのがありません。
しかし、代わりに「コメント」と言う項目があります。
その内容は基礎問題精講の「ポイント」よりも多く、また分野ごとの説明自体もけっこう記載されています。
各問題が見開きごとに完結しないのと、1ページ当たりの文字数がそこそこあるのとで、ちょっと見ずらく、かつ重たく感じるかもしれません。
やさしい高校数学との使い分けは、正直好みでいいかなと思います。
やさしい中学数学
これは名前の通り、中学レベルからの復習用です。
高校数学ができない人の原因として、中学数学を分かってないということがあります。
甘く見てはいけません。
例えば以下の項目で少しでも不安がある人は、見返した方がいいと思います。
★これらについて、「言葉で説明する」「式や図、グラフの具体例を書く」ことができますか?(一例です)
・多項式、単項式、次数とは何か
・比例、反比例とは何か
・1次関数の切片と傾きとは何か
・2次方程式の解の公式
・定義域と値域とは何か
・相似と合同の条件
こちらの動画で、小学生レベルの復習についても紹介しています。
さて、これで終わり・・・なわけないですね。
神戸大学を目指す人は、さらに1段階上のレベルをやりましょう。
もうしんどいのにも慣れたよ
任せとk・・・オエッ
宝塚北高校から神戸大学に合格するためにすべきこと 数学編 地方国公立レベル
神戸大学に合格するために、さらに演習を重ねよう! 文系の場合
と言っても、やるべきことは、演習がメインです。
問題ごとに、新しい解き方考え方を学ぶことはあっても、基礎となる知識は、ここまでに学んだ内容です。
よってここでは、これまでに学んだ知識を使って、より難しい問題を解く練習をしましょう。
ちなみにここから、文系と理系で使用参考書が分かれます。
まずは文系についてです!
文系の数学 重要事項完全習得編
レベル的には基礎問題精講とそれほど大きくは変わりません。
基礎問題精講で学んだ知識を使って、初見の問題を解く練習をしましょう。
例題と演習がありますが、基本は演習をやりましょう。
どうしてもきつければ例題からやってみましょう。
国公立標準問題集CanPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
英語でもおなじみのCanPassです。
国公立大学の過去問を抜粋した記述対策用の問題集です。
単なる記述問題はもちろん、証明問題も出てきます。
このレベルになると、単なる解法暗記では太刀打ちできません。
ここまでの学習を、解法の丸暗記で乗り切っていた人は、ここで大きな壁にぶつかるでしょう。
関関同立に合格するために、さらに演習を重ねよう! 理系の場合
つづいて、理系の場合です!
国公立標準問題集CanPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
文系の場合と同じく、基本はこれです(笑)
理系はいきなりCanPassですね。
きつければ、文系と同じように1冊挟んでからでもいいですが、理系志望ならできてほしいところではあります。
しかし繰り返しますが、基礎の段階でどれだけ深く理解をして、自分で考えるくせをつけているかが重要です。
先ほどと同じなので、動画は割愛しています。
国公立標準問題集CanPass 数学Ⅲ
さて、当然理系の場合は、数学Ⅲもあります。
IAIIBの収録問題数119問に対して、こちらは60問なので多くはないです。
とはいえ、数学Ⅲが、理系ゆえの一番の関門になります。
数学Ⅲというのは、数学の中でも、概念が理解しにくい+計算が複雑な分野だと思います。
しかし、逆に言えば、理解と計算過程の把握さえできれば、ハードルは下がるでしょう。
動画は先ほどのものにⅢも含んでいるので、割愛しています。
宝塚北高校から神戸大学に合格するためにすべきこと 数学編 まとめ
いかがでしたでしょうか?
ということで、神戸大学に受かるためにすべきこと、の数学編でした。
簡単に参考書を書きましたが、これはけっこう大変な内容です。
疑問がある人や、自分だけでやっていくのが不安な人は、ぜひ無料受験相談にお越しください!
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