こんにちは！武田塾宝塚校です。
中学生の皆様、保護者様行きたい高校はもう決まりましたか？
私立高校などではある程度特色が分かりやすく、「こういう高校なんだ」というのは実際オープンスクールなどに行ってみると、分かったりしますが、各都道府県で指定されている公立高校というのは意外に「どこも同じように見えてしまう…」というのは私だけでしょうか？
兵庫県はまだ特色があるように見えてる？（こういった仕事をしてるからよりわかると言うのもあるかも知れません）のですが、若干15歳で自分の合う高校を探そうとしてた当時の自分を考えた際に「偏差値から考えてそこに集まってくる人がこんな感じやろう」位しか想像が出来ず、雰囲気とかそこの高校の特色というのをあまり分からずに高校を選びました。
今ちょうど夏休みで自分に合った高校を調べる事が出来ます！なので、第2学区の公立高校を自分がこんなところ行きたいなー？というニーズに合わせて紹介していきましょう！
自分の大学受験に合った授業を自分で選びたい！
高校に入ったら「文系」「理系」で分かれますが文系でも国公立を目指す大学であれば数学をやらなければ行けなかったり、理系で数Ⅲを学びたくても学力が足らずに文系に回されてしまうと言う事も少なからず存在します。行く大学が既に決まってる生徒にすれば「こんな授業いらんのに・・・」逆に「この授業受けたいのに・・・」というのが学校の方で課程が決まってると自分の思うように取れないと言う事が高校ではあり得ます。なので、「自分で学びたい授業を選びたい！」と言うのであればこの高校に行きましょう。
・尼崎稲園高校（偏差値65）
・県立西宮高校（偏差値61）
・三田祥雲館高校（偏差値58）
このようにとる科目を自分で選択できる制度を「単位制」と言います。大学の単位取得と同じ方式ですね。
専門的な分野の勉強をしたい！
看護士系の勉強を高校の段階でやっておきたい！
尼崎小田高校 看護医療・健康類型（普通科偏差値47）
特色選抜で募集されており、1年生からボランティア活動等を行い、「看護医療基礎」
「スポーツ総合演習」等の科目を学ぶとともに、病院や福祉施設・スポーツ施設での実習を行います。
県立伊丹西高校 総合ヒューマン類型（普通科偏差値46）
看護・医療・教育・福祉分野に興味関心を持つ生徒が、大学や福祉施設、幼稚園等での実習、外部講師の講義等で、基礎的な知識技能を学びます。
教育関係の勉強をして行きたい！
県立尼崎高校 教育と絆コース（普通科偏差値41）
「教育と絆コース」では、地域の幼稚園・保育所や小学校との交流体験や
教育系大学との連携を通して、人と人との絆”を大切にする人間力を育成します。
県立西宮甲山高校 教育総合類型（普通科偏差値41）
幼児・児童教育者の資質育成を図るため、「甲高の森（裏山）」などを使用し、自然を活用する教育方法も学んでいます。「小さな学校にしかできない教育がある」･･･少人数クラスの授業展開を実施し、よりきめ細やかな指導体制を整えています。
県立猪名川高校 教育コミュニケーション類型（普通科偏差値40）
幼児・児童教育等幅広い学びにより地域に貢献できる人材の育成をめざします。生徒の主体的な活動をもと生徒自治の創造をめざします。
県立三田西陵高校 子ども未来類型（普通科偏差値50）
地域の環境について深く知りたい！
県立尼崎北高校 環境類型（普通科偏差値54）
地域社会で環境について活動している人々との交流を通して、社会に貢献できるリーダーとなる人材を育成しています。
県立西宮南高校 環境とコミュニケーション類型（普通科偏差値43）
実習・観察を重点とした体験的環境学習、ディベート学習を中心とした「コミュニケーション能力」の育成に取り組んでいます。
地域の学校として様々な体験活動を実施しています。
スポーツに特化して勉強したい！
県立尼崎西高校 スポーツ・コミュニケーション類型（普通科偏差値39）
スポーツ等を通じて人間形成をめざし、大変活気があります。部活動では県大会や近畿大会で上位に入り全国大会で入賞する部もあります。また、50kmウォークなど、本校独自の行事があります。
人間力を高め、社会貢献や心理学について学びたい！
鳴尾高校 総合人間類型（普通科偏差値57）
「総合人間類型」では、コミュニケーション力・リーダーシップ・自ら学ぶ力を養い、体験実習や社会貢献活動を通じて、教育・看護・福祉の現場で活躍する人材を育成します。
県立宝塚高校 ヒューマンサイエンス類型（普通科偏差値43）
「コミュニケーション」「カルチャー」等の特色ある学校設定科目を設置した新構想の文系の類型です。「心理学」「ボランティア実践」等の選択科目により、興味関心に応じた授業展開で進路実現を図ります。
市立西宮高校 人間探求類型（普通科偏差値66）
人文科学や社会科学分野における大学や研究機関との連携・交流を深め、広い視野と豊かな表現力等を培います。
国際社会に貢献するグローバルな人材を目指したい！
県立宝塚西高校 国際教養コース（普通科偏差値53）
国際教養コースでは、幅広い教養と豊かな人間性を身につけ、国際社会に貢献できるグローバル人材を育成しています。
県立川西明峰高校 グローバルキャリア類型（普通科偏差値40）
オーストラリアやインドネシアの高校生とオンラインで交流するなど、コミュニケーション能力を高める工夫を凝らしています。
県立川西北稜高校 探求と表現類型（普通科偏差値48）
国際社会また地域で力を発揮するために、グローバルな視点や考え方、コミュニケーション能力や問題解決能力などを育成します。
市立伊丹高校 グローバル・コミュニケーションコース（普通科偏差値50）
学校設定科目「プラクティカル・イングリッシュ」等を設置、４技能のバランスがとれた高い英語力を育成、特進コースとして文系・理系等の多様な分野で国際社会に通用する人材を育成します。
普通科に行くか？専門類型に行くか？
いかがでしょう？第２学区でも多様な類型の高校が存在します。この中から「どんな高校に行けばいいか分からない！」と言う方もいらっしゃるかもしれません。よって、専門類型に行った方がいい生徒さんの傾向を少し考えてみたいと思います。
これはずばり「将来やりたいことが既に見つかってる生徒さん」が一番いいと思います。
安易に「子供が好きだから子ども類型に行く！」「勉強は得意ではないが英語だけは得意だからグローバルに行く！」と言う理由でも全然問題はないと思います。
とは言え、高校生と言うのは１番多感な時期、高校入学時に決めてた決意が今まで知らなかった色々な情報が入ってきたりして、今まで聞いた来たどんなものよりも魅力的に感じる、もはや運命と呼べるような仕事になるもの、生きがいになるものが見つかる可能性もあります。そう考えると校舎長の一意見になってはしまいますが、普通科の方が選択肢は多いのかもしれません。
自身も高校に入学してから卒業するまでの３年間、考え方はコロコロ変わってしまいました。音楽やりたい、バイトでやってる飲食やりたい、専門学校行きたい、大学行きたいなど、入学の段階では「絶対変わらん！」と思ってた目標も魅力的な、自分がやりたいと思えるものが無限に出てきます。
自分の考えてる目標が今後変わる可能性があるかもしれない、と思うのであれば、専門類型に行ってしまうと変更するのがなかなか難しくなるので、一度真剣に考えてみましょう。
興味がある類型は是非オープンスクールに行きましょう！
類型の名前だけを見て「行きたい！」となっても学校の雰囲気・環境によっては「あれ？自分が思ってたような高校と少し違うな」と言うのがあるかもしれません。その雰囲気・環境も全て踏まえ「ここに行きたい！」と言うのを見つけていきましょう！
魅力的だと思った類型は迷わず実際に足を運んでみましょう。思わぬ発見があるかもしれません。
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