みなさん、こんにちは!
武田塾宝塚校です。
武田塾では、年に3回模試を実施しています。
受験生に限らず、ほとんどの生徒は学校で模試を受けると思います。
さて、みなさん、模試を受けた後はどうしていますか??
「難しかったなあ」で終わってはいけませんよ。
ということで今日は、高1高2が模試を受けたらどうすればいいのかについて考えていきます!
高1高2にとっての模試の役割とは
そもそも模試って何?
模試とは、「模擬試験」のことです。
じゃあ模擬試験ってなに?
簡単に言うと、入試の練習です。
スポーツでも練習試合ってありますよね。
あれと同じです。
模試の種類
模試にも種類があります。
問題形式による違いと、どこの予備校が実施しているかによる違いで分けましょう。
模試の問題形式
問題形式による違いは、ざっくり3種類です。
・マーク(共通テスト型)模試
・記述模試
・各大学の問題レベルと傾向に合わせたもの(〇〇オープンみたいなやつ)
模試の実施機関
模試を行っている予備校はいくつかあります。
例えば以下の予備校などです。
・河合
・駿台
・ベネッセ
・東進
・Z会
など
高校でよくある「進研模試」はベネッセの模試です。
駿台とベネッセが共同で行っている「駿台・ベネッセ模試」もあります。
河合塾が行っている「全統共通テスト模試」は、受験者数が最も多い模試です。
模試によってかなりレベルに差があります。
高1高2が模試を受けることで得られることは何か?
現状の確認ができる
まず第一の目的は、「できないことの把握」です。
見たことはあるけど思い出せない、というのはよくあります。
これまで学習した内容が使えるかをチェックしましょう。
問題形式の把握ができる
共通テストは、初見で解くには難しい試験です。
その形式に慣れているかどうかでかなりの差がつきます。
ある程度は事前に知っておかなければなりません。
実際の模試でどのような問題が出るのかを知っておきましょう。
時間配分を考えられる
入試本番は思っているより時間が足りません。
例えば80分で大問6個だとしたら、各大問を約13分で解かないといけないです。
高得点をとるために、時間配分は非常に重要です。
自分の中の最高得点を取るための時間配分を見つけましょう。
戦略を考えられる
得られた情報を元に、自分なりの戦略を立てましょう。
・どの大問から解くのか
・分からないときは何分粘るか
など、
本番のシミュレーションをして早めに準備しておきましょう。
今の内に入試本番の練習ができる
上記の情報を元に、次の模試ではリベンジです。
取り組み方を一度決めても、すぐにそれができるわけではありません。
大事なのは「本番の緊張感の中で力を出し切れるか」です。
しっかりシミュレーションしていると、逆に上手くいかなかったときにパニックになることもあります。
その経験を数回積み重ねてから入試本番を迎えましょう。
どの程度の知識が必要かが分かる
これは今後のための話です。
模試を受けてみると、
「こんなことも聞かれるんだ…」
となることがあります。
教科書のはしっこに載っているような情報が聞かれることもあります。
「このくらいでいいだろう」と思っていたことも、意外と足りなかったりするわけです。
その反省を生かして、今後の学習において「どこまでやればいいのか」の基準にしましょう。
ここまでの現状を把握することで、まず自分が何の勉強をすべきかも見えてきます。
高1高2は模試の結果をどう見るべきか
模試の成績表ってたくさんの情報が載っていますよね。
みなさん、いつもどこを見ていますか?
高1高2は模試の成績表をどう見るべきか
模試の判定をどう見るべきか
まず、判定の表す内容はこんな感じです。
A…合格可能性80%
B…合格可能性60%
C…合格可能性50%
D…合格可能性40%
E…合格可能性20%
F…合格可能性0%
G…判定不能(科目不足等)
この判定に一喜一憂していませんか?
判定はあくまで「現時点で」の話です。
しかも、「この模試の問題を解く能力においては」です。
あなたが入試本番で受ける大学の問題とは違います。
全く関係ないとは言いませんが、模試の判定の一つや二つで志望校を諦めるなんてもったいないなと思います。
模試の偏差値をどう見るべきか
そもそも偏差値とは何でしょうか。
簡単に言うと、「全体の中で自分がどれくらいの位置にいるか」です。
そういう意味では、判定とそこまで変わらないです。
細かいことを言ってもややこしいだけなので、とりあえず
「偏差値が50ならば平均点と同じ」と思っておけば十分です。
模試の点数をどう見るべきか
点数は、個人的に偏差値よりは見てほしいです。
点数は、その人の実力をある程度正確に反映するからです。
ただし、時間不足による点数の変動は考慮しましょう。
時間があれば解ける人と、時間があっても解けない人の差は大きいです。
自分の点数と平均点を比べることは、判定や偏差値を見ることと変わらないので、どうでもいいです。
模試の内容を見ましょう
判定、偏差値、点数よりも見てほしいのは、内容です。
模試の目的は「現状を知る」ことだと言いました。
「すでに習っている内容の問題が解けたか」
これが一番大事です。
もしそれが解けていないなら、今後習う範囲もほとんどできないままです。
それでは入試問題は解けません。
高1高2が模試の後にやるべきは、復習と今後の計画 を立てること
高1高2がまずするべきは取捨選択(問題の分類)
模試の後に、大事なのは復習です。
しかし、ただ復習すればいいということではありません。
模試の問題の中でも、
「すでに知っている知識で解けるべき問題」
「現時点では解けない(知らない)問題」
があります。
まずこれらを分けましょう。
それからやることは主に二つです。
高1高2の模試の復習の仕方
主に復習するべきは、「すでに知っている知識で解けるべき問題」です。
ですから、先述の問題分類をしたら、そこからやることは分かれます。
すでに知っている知識で解けるべき問題
「現時点で解けるべき問題」が解けなかった場合。
なぜ解けなかったのか?を考えましょう。
・思い出せなかった
・知ってたけど使えなかった
・ミスをした
理由はいろいろ出てきます。
「その問題点を改善するために」これまでの学習の復習をしましょう。
どうすれば次からその間違いをせずに済むかを考えましょう。
すでに知っている知識で解けるべき問題の復習の補足
一つ注意点があります。
復習は「模試で間違えた問題を解けるようにするだけ」ではダメです。
周辺知識も含めて復習しましょう。
今回の模試では、「たまたまその問題が出ただけ」です。
同じ問題を解けるようにするだけだと、次の模試で痛い目を見ます。
「現時点では解けない(知らない)問題」
知らない知識を使う問題や、初めて見るタイプの問題は、初見で解けないのもある程度は仕方ないです。
そういうものは、模試で出会った段階で解けるようにすべきです。
しっかり復習しましょう。
ただし、ここで重要なのが最初にやった「問題の分類」です。
模試で出会ったすべての問題を解けるようにする必要はないです。
と言うより、その時点では「ほかに優先すべきことがある」ということです。
下手に難しい問題を復習することより、基礎知識の復習を優先して行いましょう。
高1高2は今後の計画を立てましょう
最後にやることは、今後の計画を立てることです。
志望校からの逆算をする
まず考えるべきは、志望校からの逆算です。
例えば夏休みの宿題が100問あって、あと夏休みが20日で終わるなら、一日5問やらないと終わりませんよね。
そういう「間に合わせるための計画の立て方」のことです。
現実的な自分のペースを考える
上記は理想のペースの話でした。
しかし、その通りに進められるとは限りません。
本当に自分がその計画でこなせるかが大事です。
これまでの自分の経験も踏まえて、そのあたりを考えましょう。
これらの話は、以下の記事でもう少し話していますのでご覧ください。
高1高2の模試で点が取れた人は??
まず模試で点が取れたことを喜びましょう
点がとれたらバンザイ!
ですね。
まずは喜びましょう\(^o^)/(笑)
ただし、油断してはいけません。
高1高2の時点の模試では解けただけかも?
いい点がとれても、油断してはダメです。
高1高2時点の模試と、受験生が受ける模試では出題範囲や問題のレベルが異なります。
「今回出題された問題が解けただけ」です。
それも一つの成果ではありますが、人によって実際の実力は異なります。
9割取ったとしても、
「今後も継続して9割を超える人」
「今回たまたま9割を超えた人」
このどちらなのかすら分かりません。
油断せずに、努力を継続しましょう。
以下の記事で、摸試に限らず、受験へ向けてすべきことについてはより詳しく説明しています。
高1高2で、受験に対して不安に感じている人は、今のうちにこちらの記事だけでも必ず読んでください!
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高1高2は模試を受けた後どうするか?まとめ
いかがでしたでしょうか。
模試は自分の実力を知るいい機会です。
しっかりと復習し、自分の勉強に活かしましょう。
まとめると、やることは
・問題の分類
・復習
・今後の計画策定
です。
最終目的は、「入試に合格すること」です!
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