こんにちは!
武田塾宝塚校です。
今回は、「宝塚西高校から関関同立に合格するには? 数学編」
という内容で書こうと思います!
前回の「英語編」はこちら
ちなみに、宝塚西高校についての情報はこちら
英語編でも書きましたが、これまで相談にきた宝塚西高校の生徒さんは、関関同立とのギャップが大きい子が多かった印象があります。
だいたい、上位2-3割くらいにいなければ、関関同立へ行くのは厳しいかなという気がします。
関関同立を目指す人は、是非この記事を読んで、今から逆転してやりましょう!
宝塚西高校から関関同立に合格するためにすべきこと 数学編
具体的にどんな参考書をやればいいのかを、今回は数学について紹介していきます!
学校の数学の授業と言えば・・・
数学の授業と言えば、学校であるのは
数学Ⅰ
数学A
数学Ⅱ
数学B
数学Ⅲ
ですね。
だいたい、この分類で授業がされていると思います。
英語と違って、単語、文法、構文、長文みたいな順番は必要ない?
いえいえ、そんなことはないです。
数学は、ある程度は上から順番にやらないと理解できません。
しかし、英語と比べればやるべき参考書の種類は少ないです。
ということで、数学の学習で何をすべきかについて、説明します!
まずは受験標準レベルの問題を解けるようにしよう!
理系科目で特に注意してほしいのは、応用問題ばっかり解いても何の意味もないということです。
まずは以下の参考書を完璧にしましょう。
基礎問題精講がおすすめ!
基礎問題精講の特徴は
・問題数が厳選されていること
・精講とポイントが記載されていること
です。
「ⅠA」「ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
なぜ問題が厳選されている方がいいのか?
チャートとかFocus Goldの方が網羅性があっていいじゃないか!
という人もいるかもしれません。
ではそんな人に質問です。
チャートを1周するのにどれくらい時間がかかりますか?
1周し終えた時点で、どのくらい覚えている自信がありますか?
僕なら、きっとほとんど忘れている自信があります。
要は、身に着けられない量を無理にやるくらいなら、まずは最低限の項目を身に着けられるようにしようということです。
精講とポイントってどんな内容なの?
各問に対して記載されている成功とポイントですが、その内容にはいくつか種類があります。
ざっくり分けると
・覚えるべき公式や定理
・そのタイプの問題の一般的な考え方
・その分野において成り立つ理屈
です。
問題の解説を理解するだけでは不十分です。
しっかり精講とポイントを理解し、覚えて、使いこなせるようにしましょう!
最終的に、問題文の情報から、解き方の発想までの過程を説明できるようになることが重要です。
計算力を鍛えよう!
数学において、計算力は必須です。
基礎問題精講で理解ができたら、計算力を鍛えましょう!
合格る(うかる)計算がおすすめ!
計算問題集ということで、各分野ごとに例題と類題の計算問題が掲載されています。
各分野ごとに、計算を楽にし、スピードを上げるためのポイントが書かれています。
そこは必ず覚えて、使える状態にしましょう。
「ⅠA、ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
計算力が重要な理由その1
同じ計算にかかる時間が1分の人と3分の人では、トータルで見るととてつもない差が生まれます。
共通テストなんて、時間との勝負です。
youtubeで東大生がセンター試験の過去問を解く動画などを見ると分かりますが、彼らは特別なことをしているわけではありません。
普通の計算を、とてつもないスピードで正確に行っています。
他の人がいちいちつまずくところで、全くつまずかないくらいにやり込んでいるから、あれだけ早く解けるんです。
計算力が重要な理由その2
時間の問題だけではありません。
計算ミスは、受験において致命的です。
数学の問題というのは、基本的に、大問に対して小問がいくつかあります。
そして多くの場合、(1),(2),(3),...と続くそれらの小問は、前の問題の答えありきで出題されます。
つまり、(1)で計算ミスをしていたら、後の問題は解き方が合っていても全滅します\(^o^)/
ですから、計算ミスをいかに減らすかが重要です。
合格したければ計算力を鍛えましょう。
問題集の解説が理解しきれない人は、講義系参考書を使おう!
やさしい高校数学
基礎問題精講と比べると、問題の難易度がそこまで難しくなく、かつ解説が詳しい参考書です。
分野ごとによく分かってないな・・・と思う内容があればこちらを読んでみましょう。
一応、例題もついているので、それを解いて、理解の確認をしましょう。
参考書自体は分厚いので一見おおっとなりますが、やってみるとそんなに時間はかかりません。
基礎問題精講がきつい人は、これ自体をまずやってみるのもありです。
「ⅠA」「ⅡB」「Ⅲ」で分かれています。
初めから始める数学
マセマの参考書シリーズの1冊目です。
こちらは説明主体の参考書です。
問題もないわけではないですが、しっかり読んで理解したい人はこちらがいいかもしれません。
個人的には、1ページあたりの文字数が多くて圧迫感があるので、初心者は「やさしい高校数学」の方が向いているのかなという気もします。
基礎問題精講で分からないところを調べるの専用で使うのがいいかもしれません。
「Ⅰ」「A」「Ⅱ」「B」「Ⅲ-Ⅰ」「Ⅲ-Ⅱ」で分かれています。
細野真宏の本当によくわかる本シリーズ
こちらは、数学の各分野ごとに、詳しく解説をしたシリーズになっております。
途中の式変形等にも、なぜそうしたのか、今何をしたのか、といったことが赤字で記されています。
分野ごとに詳しく学びたい人にはお勧めです!
シリーズが非常にたくさんあるので、必要に応じて使ってみましょう。
そもそも高校レベルがきつい人は、もっと初歩的な参考書をやろう!
高校レベルの参考書を紹介しましたが、基礎問題精講がほとんど分からない、または中学レベルに不安がある人がいたら、以下の参考書をやりましょう。
やさしい高校数学
こちらは、先ほど説明したものと同じなので割愛します。
基礎問題精講がきつい人は、これを最初にやってみるのもありです。
入門問題精講
名前で分かる通り、基礎問題精講シリーズの、一つレベルが下の参考書です。
構成としては基礎問題精講と似ていますが、基礎問題精講でいう「ポイント」というのがありません。
しかし、代わりに「コメント」と言う項目があります。
その内容は基礎問題精講の「ポイント」よりも多く、また分野ごとの説明自体もけっこう記載されています。
各問題が見開きごとに完結しないのと、1ページ当たりの文字数がそこそこあるのとで、ちょっと見ずらく、かつ重たく感じるかもしれません。
やさしい高校数学との使い分けは、正直好みでいいかなと思います。
やさしい中学数学
これは名前の通り、中学レベルからの復習用です。
高校数学ができない人の原因として、中学数学を分かってないということがあります。
甘く見てはいけません。
例えば以下の項目で少しでも不安がある人は、見返した方がいいと思います。
★これらについて、「言葉で説明する」「式や図、グラフの具体例を書く」ことができますか?(一例です)
・多項式、単項式、次数とは何か
・比例、反比例とは何か
・1次関数の切片と傾きとは何か
・2次方程式の解の公式
・定義域と値域とは何か
・相似と合同の条件
こちらの動画で、小学生レベルの復習についても紹介しています。
宝塚西高校から関関同立に合格するためにすべきこと 数学編 完?
おめでとう!
ここまでくれば、もう大丈夫\(^o^)/
ではないですね。
関関同立を目指す人は、さらに1段階上のレベルをやりましょう。
え、まだあるの・・・?
今日の晩はケーキ食べまくろうと思ったのに・・・
関関同立に合格するために、さらに演習を重ねよう! 文系の場合
と言っても、やるべきことは、演習がメインです。
問題ごとに、新しい解き方考え方を学ぶことはあっても、基礎となる知識は、ここまでに学んだ内容です。
よってここでは、これまでに学んだ知識を使って、より難しい問題を解く練習をしましょう。
ちなみにここから、文系と理系で使用参考書が分かれます。
まずは文系についてです!
文系の数学 重要事項完全習得編
レベル的には基礎問題精講と大きくは変わりません。
基礎問題精講で学んだ知識を使って、初見の問題を解く練習をしましょう。
例題と演習がありますが、基本は演習をやりましょう。
どうしてもきつければ例題からやってみましょう。
文系の数学 実践力向上編
こちらは、先ほどの「文系の数学 重要事項完全習得編」の続きで、関関同立レベルの問題演習ができる参考書です。
例題が90題に、演習が110題あります。
ここまでの基礎的な参考書がきちんと身についていないと痛い目に合うので、まずは例題をやりながらしっかり復習をしましょう。
この参考書が終わったら、過去問を解いてみましょう!
関関同立に合格するために、さらに演習を重ねよう! 理系の場合
つづいて、理系の場合です!
重要問題集ⅠA・ⅡB・Ⅲ(理系)
重要問題集は、中身は教科書のようにお堅い感じですが、問題のレベルがA,B,Cと分かれており、基礎レベルからそこそこ難しいレベルまでを網羅することができます。
難関大学に挑むには足りないですが、難関大学を目指す人であっても、重要なのはこのレベルの完成度です。
また、全部終わらない人は、基本はA問題をやって、余裕があれば一部の分野だけB問題をやる、というような使い分けもできます。
全部やれば演習量がかなり稼げるので、関関同立レベルまでを盤石に固めましょう!
もちろん、終わったら過去問をやりましょう!
宝塚西高校から関関同立に合格するためにすべきこと 数学編 まとめ
いかがでしたでしょうか?
ということで、関関同立に受かるためにすべきこと、の数学編でした。
疑問がる人や、自分だけでやっていくのが不安な人は、ぜひ無料受験相談にお越しください!
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