こんにちは!
武田塾宝塚校です。
さて、もう夏休みですね。
まだ部活をやっていたり、または最近引退したという人もいると思います。
部活を引退するまでまともに勉強をしていなかった人は、
今から間に合うのか?不安だと思います。
そこで今回は、部活引退後に受験勉強を始める人が今から何をすれば良いのか、解説したいと思います!
部活引退後の受験勉強は、まずなにをすべきか
志望校が決まっている人は、まず過去問を見よう
夏から学習を開始する人は、まず志望校の過去問を見ましょう。
ちょっとでも解けそうなら、一度解いてみましょう。
過去問を見る理由は以下の通りです。
ゴールを知る
これから受験勉強をスタートするのに、今後どれくらいの勉強をしなければならないのか、分かっていますか?
おそらくほとんどの人は分からないと思います。
まず過去問を解くことで、最終的にどのくらいのレベルまで自分が到達しないといけないのかを知りましょう。
まだ解けないし、できないのが怖いからといって逃げるのはNGです!!
今の自分のレベルを知る
目標とするレベルに対して、今の自分がどれくらいのレベルなのかを知りましょう。
もしかしたら、今の実力である程度点がとれる教科や分野があるかもしれません。
また、あまりに今の自分と志望校のレベルにギャップがあると、早めに志望校を変える必要があるかもしれません。
大学によって対策の仕方が異なることもあるので、少しでも今の自分の立ち位置と志望校のレベルを知っておいて、少しでも最短のルートで合格できるようにしましょう。
次に計画を立てよう
過去問を解いて、志望校のレベルと自分のレベルが分かったら、受験までのスケジュールを考えましょう。
これは非常に重要な作業です。
例えば何の考えもなく、「今から一日5時間勉強して京大を目指そう!」なんて思っていたら、共通テストの時点で100%返り討ちにあいます。
目標点を考え、どの科目を優先すべきかを決める
まずは入試本番での目標点を考えて、科目の優先順位を決めましょう。
このときの注意点は、
・まずは配点の高い科目を優先する
・その上で、コスパのいい科目や分野の対策を優先する
の2点を合わせて考えることです。
例えば、すでに7割くらいとれている英語の点数を10点伸ばすよりは、まだ全く勉強していない理科基礎を10点伸ばす方が楽です。
配点が高い科目は当然優先すべきですが、入試はあくまで合計点勝負です。
国公立なら2次試験も含めて配点を考えた上で、しかしコスパのいいところを取りに行くことも重要です。
いつまでに何をすべきかを決める
ある程度の科目の優先順位を決めたら、次は計画に落とし込みましょう。
いつまでに英語の学習を終えるのか、いつから副教科を始めるのかなど。
とりあえず頭の中に計画を作っておくことが大事です。
計画なんてほぼ100%ずれますが、元の計画があれば、修正もしやすくなります。
また、直前になってあれをやってなかった!、みたいなやり忘れを防ぐこともできます。
まずは全体像を明確にしておきましょう。
とにかく学習を始める
まずやらないと始まらない
計画が大事だという話をしましたが、計画ばかりではダメです。
大まかに立てたなら、とりあえずやってみましょう。
計画ばかり時間をかけて考えていても、偏差値は1ミリも上がりません。
自分で計画を立てられない人は、塾に行くなりしましょう。
ちなみに武田塾では、毎週、毎日の計画を組んでいるので、やるべきことが明確になります。
勉強法博士にならないように注意
また、計画とあわせて勉強法を調べている人がいます。
それ自体は悪いことではないのですが、やたら参考書に詳しくなったり、勉強法に詳しくなっても、実行しなければ意味がありません。
ある程度の計画と勉強法を決めたなら、まずはやってみましょう。
そして、やりながら修正すればいいのです。
これも、自分で修正できる自信がない人は塾に行くのがおススメです。
ただし、通常の個別指導塾では、基本的に「解説」メインなので注意しましょう。
しっかりやり方を相談できるところに行きましょう。
部活引退後の受験勉強の、具体的な進め方
さて、だいたい大まかにやるべきことは分かったと思います。
次は、一般的な科目の優先順位や、間に合わないときにどうするかについて書きたいと思います。
科目をどれからやるか
基本は、文系は英語から、理系は数学が優先!
英語は時間のかかる教科です。
また、理系で数学がⅢまである場合は、これも量がかなり多くなります。
配点がよほど低いとか、英語や数学を使わない入試方式を受けるとかでない限りは、まず優先すべき教科です。
まずはこの夏のうちに、英語や数学をやれる限り進めましょう。
2-3科目ずつ仕上げる
一気にたくさんの科目をやっても身につきません。
まずは1科目から、多くても2-3科目にして、点数がとれる状態を作りましょう。
それができれば、点を取るための学習方法のコツがつかめます。
それにより、次の科目の学習をするときの学習効率もよくなります。
社会と理科は基本後回し
逆に社会と理科は、まだ短期間で仕上げることができる教科です。
特に社会の歴史は暗記科目です。
むしろ直前に覚えた方がいい場合もあります。
とは言え、1週間とかでできる量ではありません。
遅くとも10月くらいには始めた方がいいと思います。
現代文は伸びにくい
多くの人が、いまいち勉強の仕方が分からないという現代文。
もともと知っている日本語であるがゆえに、英語や古文のように、単語を覚えれば読みやすくなるというようなことは実感しにくいです。
そのため、考えなしに学習していると、なかなか伸びなくなります。
場合によっては、現代文を捨てるという選択肢もあるかもしれません。
選択科目で高得点を取る戦略もあり
社会や理科は基本的に選択科目です。
選択科目には「得点調整」があります。
詳しくは割愛しますが、例えば以下のようなことが起こります。
素点が
Aくん:国語100/150、社会90/100
Bくん:国語120/150、社会75/100
だとします。
調整前なら、合計点は、Aくん190点、Bくん195点です。
しかし、得点調整により以下のようになったりします。
Aくん:社会90/100 → 85/100
Bくん:社会75/100 → 60/100
すると、合計点は、Aくん185点、Bくん180点です。
結果、Aくんが勝ちます。
簡単に言うと、選択科目は満点に近い点数を取っている方が、あまり調整で点数を下げられないということです。
間に合わなくても可能性を最大化する
実際、夏から入試までにやりたい参考書をすべて終わらせるのは難しいです。
特に現役生の場合は、学校もあるので、なかなかやり切れません。
しかし、だからと言って合格できないわけではないです。
夏にしっかり時間をとって、やるべきことをやりましょう。
ショートカットの仕方を簡単に書いておきます。
最低限のインプットのみする
本来、学習というのは、
インプット→アウトプット
の繰り返しで身についていきます。
時間がない人は、最低限のインプットだけして、あとは入試本番ぶっつけで解いてみましょう。
とは言え、過去問はやっておいた方がいいです。
科目や分野を絞る
得点調整での逆転を狙う方法は先述しましたが、それ以外にも分野を絞るという選択肢もあります。
時間がなければ、特定の分野だけ学習して、すぐに過去問を解きましょう。
下手に他の分野も中途半端に学習するよりは、やったところでまず点を取れる状態にすることが重要です。
特に数学や物理はやりやすいです。
部活引退後の受験勉強における注意点
1冊を完璧にすることが重要
武田塾では参考書を用いて学習を進めます。
そのときに、口を酸っぱくして言っているのが、「1冊を完璧にしましょう」です。
想像してみてください。
受験までに10冊の参考書をやったとして、受験当日にその10冊分の内容を半分も覚えていなければ、受かりませんよね?
学習した内容を確実に忘れないように、定着させることが重要です。
これができれば、むしろ10冊の参考書に手を出すよりは、3冊くらいの参考書を完璧にした方が受かる可能性がぐっと上がります。
基礎の完成度が重要なのです。
部活引退後に、勉強する人の失敗パターン
部活を引退してからだと、時間もないですし、焦りますよね。
勉強するにも、どの参考書を使えばいいのか分からない。
そういう人が陥りがちな失敗パターンを書いておきます。
参考書選びを間違える
・受かった先輩が使っていた
・ネットでお薦めされていた
・なんか難しそうでいい感じの参考書だった
みたいな理由で参考書を選ぶ人
落ちますよ。
どれも最悪ですが、特に3つ目は愚の骨頂です。
悪いことは言いません、迷うなら、「初心者向けの参考書」からやりましょう。
とにかく焦って進める
計画を立てたもんだから、どうにか終わらせないとと思って進める人
後悔しますよ。
上述した、「1冊を完璧にできていない」パターンです。
どれだけ参考書をこなしても、身につかなければ何の意味もありません。
先へ先へ進むのではなく、やったことができているか、この確認に力を注ぎましょう。
講習を受けまくる
これは現役生によくあるパターンです。
学校や予備校の夏季講習を受けまくる人
夏終わりに絶望しますよ。
夏季講習は、だいたい
・授業の一部を進める
・問題演習をやる
みたいなことをやっているかと思います。
学校の授業の一部が夏にがっと進んだところで、あなたの受験勉強のレベルやペースとは合いません。
そもそも、学校の授業の終了を待っていたら、特に社会系科目は冬になります。
また、問題演習をやるとしたら、それは基礎がある程度できている人向けです。
これから一から始める人がそれを受けたところで、小手先のテクニックか解答を丸暗記して終了です。
まとめ
ということで、部活引退後の受験勉強はなにをすべきかについてでした。
今からでも十分合格は狙えます。
志望校が非常に高くても、合格可能性を上げることは可能です。
今更やっても・・・なんて諦めないようにしましょう。
不安な人は、ぜひ無料受験相談にお越しください!
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