浪人はすべきか、メリットとデメリットから考える
こんにちは!
武田塾宝塚校です。
今回は、高1高2のみなさんにも考えてほしいこのテーマ。
「浪人すべきかどうか」について話したいと思います。
そもそも、なぜ浪人を考えるのか
この記事を見ているということは、生徒さんでも保護者の方でも、「浪人」というワードが頭をよぎったからだと思います。
なぜ、自分がそれを考えているのか、まずはそこから整理しましょう。
受験生が浪人を考える理由
この記事を書いているのはまさに受験開始直前の時期です。
いま受験生で浪人を考えている人は、間違いなく
「今の学力では志望校に受からない可能性が高い」
そう思っているからでしょう。
高1高2が浪人を考える理由
高1高2でこれを考えているのは、なぜでしょうか。
難関大を目指す人、医学部を目指す人は浪人する確率が高くなります。
これもやはり、
「このままでは受験に間に合わない気がする」
からだと思います。
受験に間に合わせるための方法については、以下の記事をご覧ください!
では、何を持って浪人の選択をすべきか?
悩みは共通しているはずです。
現役で志望校に合格できるなら浪人なんてしなくていいわけです。
では、浪人することで合格できるのか?
考えるべきはここに尽きます。
では浪人によって何が得られるのか。
それを考えるために、浪人のメリット、デメリットについて整理してみましょう。
浪人のメリットとデメリットを考える
まずは浪人するメリットです。
浪人のメリット
浪人すると、入試経験ありの状態で一年間学習できる
初めての入試は戸惑いも多いものです。
しかし、一度経験した分、何をすればいいか分かります。
経験があれば、対策を考えてしっかりと準備ができます。
それは非常に大きなメリットであると思ってください。
浪人すると、時間が増える
現役生の悩みの一つは、忙しいことです。
浪人すれば、ほとんど毎日
「すべての時間を勉強に使える」
ので、これは現役生に比べて圧倒的に有利な条件です。
浪人のデメリット
浪人すると、正直しんどい
メリットを読んだら、「あれ、いいことしかないじゃん」と思ったかもしれません。
しかしそう甘くはないです。
自分一人で、高校時代と同じように毎日勉強できますか?
浪人すると、自律しなければなりません。
もし学習習慣を自分で作れないと、だんだん不安になってきます。
しかし人間は、自分で継続するのは難しいです。
塾に行くならまだしも、自分一人でやるなら相当な「覚悟」は必要だと思ってください。
浪人すると恥ずかしい?就職に影響する?
よく気にしている人がいますね。
まあぶっちゃけ「浪人は就職にはほぼ影響しない」です。
「あの人浪人してるんだ。不採用!」
ってなったら、世の中ニートだらけになります。
会社では、そんなことに誰も興味ないです。
浪人よりは留年の方がやばい
浪人よりも、大学に入ってから「留年」する方が印象はよくないです。
「当たり前のことができない人」だって思われます。
少なくとも、日本の多くの企業ではマイナスイメージになると思います。
まとめると、
「浪人」は誰も気にしない
「留年」は印象よくない
です。
メリットデメリットを踏まえて、浪人するべきか
では、自分が浪人すべきかを判断しましょう。
これは、一言でいうなら
「メリットを活かし、デメリットを克服し、浪人によって合格可能性を上げることができる人」
が、浪人すべき人です。
志望校のレベルによって変わる部分もあるとは思いますが、ここでは、「生徒自身の行動」にフォーカスして書きます。
浪人していい人
受験生で浪人していい人
「成績が伸びたかどうかは別として、最後までやれるだけ頑張った人」
これが最低条件です。
部活や習い事を理由にやらなかった人は危険です。
もう一つ挙げるなら、
「自分なりにやり方を工夫して成績は伸びたたけど、時間が足りなかった人」
です。
受験経験を生かすには、自分の反省点を振り返って学習を改善する力が必要です。
要は、
「頑張った!」
「工夫した!」
のどちらかは欲しいです。
※メリットを活かして逆転合格を勝ちとった先輩の紹介記事を是非読んでください。
高1高2で浪人していい人
高1個2は、まだ受験レベルの学習ステージに到達していない人も多いので分かりにくいかもしれません。
強いて言うなら、
「すでに受験を意識して少しでも学習等を開始している人」
ですね。
これは絶対ではありません。
ただ、志望校が明確に決まっている人の場合は、最低ラインだと思います。
合格への第一歩です。
浪人すべきじゃない人
受験生で浪人すべきじゃない人
「時間があったのに勉強をしなかった人」です。
何度も言いますが、浪人は「しんどい」です。
部活動生も、すきま時間で勉強はできます。
その努力すらできない人は、浪人しても結局サボります。
浪人することでむしろ成績が下がる人がいるのもそのせいです。
高1高2で浪人すべきじゃない人
浪人すべき条件と逆になりますが、
「受験に関することを何もやっていないし、考えていない人」
です。
これも、志望校が決まっていないならまだ分かりますが、そうでないなら必須だと思います。
それでも浪人することになったら(受験生)
かなり厳しい話をしてきました。
でも、あなたがそれでも浪人するというのなら、頑張ってほしいと思います。
ということで、浪人を少しでも成功させるためのポイントについて話します。
生活リズムを保つ
生活リズムが崩れると、勉強時間も崩れます。
それを防ぐには、習慣化しましょう。
習慣は強いです。
みなさんも、何か毎日無意識にやっていることがあるはずです。
勉強も習慣になってしまえば、
「朝起きて顔を洗ったら英語の勉強をする」
みたいになっていきます。
そのためには、まず前提となる生活を整えることが必要なわけです。
自分一人でできない人は、友達と約束するとか、塾に行くとか、何かしらの縛りをつけましょう。
人間は一人だとサボります。
自分を律するための環境づくりも大事です。
現役時代の失敗を克服する
勉強が習慣化できたら次はこれです。
受験がうまくいかなかった原因は何ですか?
時間がなかったというのももちろんあるでしょう。
しかし、時間がないからと焦って参考書を進めませんでしたか?
そういう人は入試本番で、「あれ、なんかみたことあるはずなんだけど、思い出せない・・・」
ということがあったはずです。
時間がないのは仕方ないです。
しかし、それを理由に「身につかない勉強」をしてはいけません。
受験は「基礎から固める」必要があります。
伸びなかった人は、間違いなく「勉強のやり方」が間違っています。
それを克服しないままもう1年やっても、無駄な一年になってしまいます。
正しい学習方法に変えましょう。
ついでですが、武田塾は勉強法を指導する塾なので、心当たりのある人はコチラも見てみてください。
危機感を持ち続ける
あとはこれらを維持するだけです。
とはいえ、簡単なことではありません。
日々勉強していて、「こんなもんでいいか」と思ってはダメです。
あなたがそう思っている間にも、ほかの受験生は徹底的に勉強しているんです。
1分1秒を気にしすぎて焦るのはよくないですが、
常に自分の中の危機感は持ち続けてください。
浪人は環境が大事
浪人すべきか、そして浪人するならどうすればいいかは分かりましたでしょうか。
しかし、これらが自分一人でできるならば苦労はしません。
一人で続けられるか不安な人は、サポートしてもらえる適切な環境を選びましょう。
そうすれば、一人でやるよりはずっとうまくいくでしょう。
あなたの再受験がうまくいくことを祈ってます。
高1高2は今からどうすべきか
さて、高1高2は今からどうすべきか。
僕の意見を書いておきます。
まず志望校を考える
やっぱりまずはこれです。
志望校が決まれば、あとは受験に必要な情報を集め、合格に必要な勉強をするだけです。
そのために、大学について調べましょう。
方法としては、
・パンフレットを取り寄せる
・SNSを使う
・現地に行く
などです。
志望校に迷うなら、先生や家族、社会人の知り合いに話を聞いてみる
志望校は明確に決まる方が珍しいと思います。
行ったことのない大学に心から行きたいと思う理由なんて、たいていは単なる憧れです。
もしそういう志望校が見つからないときは、将来の仕事について大人に相談してみましょう。
何かに打ち込んでみる
それでも方向性が決まらない場合は、とりあえず勉強してください。
受験勉強でなくてもいいです。
スポーツでも趣味でもいです。
何かに取り組むことで、後にそれが活きると思います。
また、やっていく中で何かを考えるきっかけになるかもしれません。
勉強を選ぶなら、塾に行ってみる
「とりあえず勉強してみるかー。」
と思って勉強できる人はいないでしょう。
自分の意思がないなら、強制的にやらざるを得ない環境にしておくことが大事です。
そもそも浪人が可能か親に聞いておく
浪人しようかなーと思ってたら
「浪人はさせません!」
って言われることもあります。
そりゃあそうです。
いったいいくらかかると思ってんだ。
それが親の本音でしょう(笑)
一応、卒業したら働け!という状態にならないかだけは聞いておきましょう。
浪人はすべきか まとめ
今回は、「浪人」というテーマでしたが、
いかがでしたでしょうか。
少しでもあなたの人生のお役に立てたら嬉しいです。
それでも悩んでしまうという人は相談に乗りますので、ぜひ武田塾宝塚校までお越しください!
武田塾宝塚校では、無料受験相談を受け付けています!
お問合せ・お申し込みは、
下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、武田塾宝塚校(0797-69-7028)まで直接お電話ください!
【武田塾 宝塚校 兵庫県宝塚市の個別指導塾・予備校】
〒665-0845
兵庫県宝塚市栄町2-1-2
ソリオ2 8階802-2
阪急宝塚線 宝塚駅 駅直結(改札から校舎入り口まで約2分)
TEL:0797-69-7028
FAX:0797-69-7029
Mail:takarazuka@takeda.tv
宝塚駅の予備校・個別指導塾なら
大学受験逆転合格の【武田塾宝塚校】
武田塾宝塚校のTwitter、Instagramもあります!