皆さんこんにちは!
武田塾高岡校講師の宮崎です。
共通テストが先日行われ、国公立志望の受験生は二次試験に向けて、
私立志望の受験生は一般入試に向けて猛勉強中のことと思います。
その中で、志望校との差を現実的に考えると浪人も視野に...
という方もいると思われます。
そこで、今回は、浪人をするメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
私も浪人を1年経験しているので、
恥ずかしながら、私の経験も踏まえて述べていきます。
浪人をするメリット
①基礎を固めるために費やすことができる時間が増える
浪人をするメリット、一つ目は、基礎固めに使える時間が増えることです!
現役時に勉強のスタートが遅れてしまい、
基礎を固まらないまま入試を迎えた方にはこれは大きいと思います。
浪人をすると、1年間を全て勉強に費やすことになります。
その1年間で、
現役時に基礎固めをし損ねた教科については1から勉強をやり直すことができます。
私は現役時代、圧倒的な基礎学力のなさから、
志望校に合格することができませんでした。
そこで、浪人時代にはこのメリットを使って、
まずすべての教科を基礎から復習しなおしました。
②自分の人生についてじっくり考えることができる
浪人をするメリット、二つ目は、自分の人生についてじっくり考えられることです!
現役時はとりあえず偏差値の高い大学へ、
または、親や先生に進められて、
あまり自分の将来などについて考えることなく受験勉強をしていませんでしたか?
私も現役時代はそうでした。
とりあえず偏差値の高い大学に入るために、
特に興味もなかった工学部・電気・電子系の学科を受験しました。
そして儚く散ってしまいました...。
そこで、浪人時代には、
得意で楽しいと思えた、化学を存分に伸ばし、活かせる、
理学部・化学科を受験することに決め、
理学部化学科に合格することをモチベーションに勉強することができました。
そして、無事、富山大学理学部化学科に合格することができました。
勉強のモチベーションを高く保つためにも、
志望校の志望動機をはっきりさせておくこと、
ひいては、自分の将来について考えておくことは非常に大切なので、
これをじっくり考えることができる浪人生時代の1年間は有用であると言えます。
③自分で計画を立てる習慣がつく
浪人をするメリット、三つ目は、自分で計画を立てる習慣がつくことです!
浪人生になると、基本的に自分の勉強計画を自分で立て、勉強していくことになります。
1年間これを続けていくと、
気が付いた頃には自分で計画を立てることが自然にできるようになっているでしょう。
計画性というのは、受験勉強だけでなく、大学での研究活動、就活、仕事など、
これからの人生のあらゆる場面で重要なことです。
振り返ってみると、私的には、これが浪人をする最大のメリットかなと考えています!
浪人をするデメリット
①家族に金銭的な負担をかけることになる
ここからは、浪人をするデメリットについて話していきたいと思います。
浪人をするデメリット、一つ目は、家族に金銭的な負担をかけてしまうことです!
宅浪となると話は変わってきますが、
ほとんどの浪人生は、予備校などに1年間通うことになるかと思います。
予備校に通うとなれば、授業料などで1年間で百万円を軽く超えるようなお金が必要になってきます。
さらに、大学受験料、入学金などを含めると、トータル何百万円となってきます。
当たり前ですが、こんな大金をあなた自身が払うことはできません。
家族が、金銭的負担を負うことで、あなたは浪人をすることができるのです。
②同級生が大学生活を送っているという焦りを感じる
浪人をするデメリット、二つ目は、同級生が大学生活を送っているという焦りを感じることです!
これは私の経験上一番つらいと思われます...。
特に勉強が上手く進んでおらず、模試などの成績がなかなか上がらない時期にクリティカルヒットします...。
同級生のあの子は楽しそうに大学生活を送っているのに、
自分は毎日勉強、勉強の日々。しかも結果が出ているわけでもない...。
今思い出しただけでもどんよりするほど、辛いです。
来年には志望校で楽しい大学ライフを送っている!
そのために今は耐えて勉強するんだ!
という強い気持ちがないと1年間勉強を続けることは至難の業でしょう。
浪人生の第一志望合格率があまり高くないと言われているのは、
これに因るのだろうと、個人的には思っています。
浪人を成功させるために
①一日のルーティーンを作る
ここまで浪人をするメリット・デメリットを述べていきましたが、
それらを踏まえて、ここでは浪人を成功させるために行うべきポイントを話していきたいと思います。
浪人を成功させるためのポイント、一つ目は、
一日のルーティーンを作っておくということです!
浪人をするデメリットでも述べたように、
浪人生としての1年間はモチベーションの維持が非常に難しいです。
これに対する解答として、自分が考えるのは、
「絶対この時間にはこれをする」というようにやることを固定しておくことです。
これをやらないと気持ち悪いくらいに徹底するとモチベーションに左右されることなく、
一定の勉強時間を確保することができるでしょう。
②1,2か月単位の小目標を設定し、見える形で表す
浪人を成功させるためのポイント、二つ目は、
1,2か月単位の小目標を設定し、見える形で表すことです!
第一志望校に合格する、という大きな、長期的な最終目標だけでは、
遠すぎて、現在どの教科をどこまで進められているのかということが明確になりません。
そこで、志望校合格までに必要なレベルから逆算して、
1,2か月後にはどのくらいのレベルに到達していたいかということを小目標として掲げましょう。
ここでは、「参考書のこの分野を2周する」など、数字ベースで、
毎日努力して何とか達成可能なものにしましょう。
さらに、立てた小目標は紙に書いてよく見える場所においておくなどして、
視覚的に見えるようにしましょう。
このようにすることで、今やらなければいけないことが整理され、
毎日必要に駆られることでモチベーションを保つことができるでしょう。
まとめ
今回は「浪人をするメリット・デメリット」というテーマでしたが、いかがでしたでしょうか。
述べた通り、浪人をするにあたってメリット・デメリットが両方存在し、
「浪人はするべきか」という問いに対して答えはないと思っています。
しかし、確かに言えることは、
浪人をするメリット・デメリットを理解した上で、本人が納得して浪人をするかどうかを決めることです。
大事な青春時代の1年間を左右することです。
あなたが熟慮を重ねた上で、選択した道ならば、間違いはありません。
そして、その選択を私は全力で応援したいと思います!
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