皆さんこんにちは!
武田塾高岡校講師の宮崎です。
高校3年生の皆さん、
受験生としてのスタートダッシュ、しっかり切れていますでしょうか?
部活動もそろそろ最後の大会が終わり、
受験モードに切り替えていかなければならない時期に差し掛かっています!
夏までは徹底的に数学・英語の基礎固めをし、
入試レベルの問題を解くための地盤を作っていきたいところですね!
さて、今回は、共通テストの数学について、
どのような問題が出題される傾向にあるのか、
また、共通テストで得点するためにはどのような対策をするべきか、
ということについて徹底解説していこうと思います。
「まだまだ先のことで気が早くないか?」
と思っているそこのアナタ!とても危険ですよ!
共通テストはそれ用の対策をかなり行わなければ、高得点を取ることは難しいです!
このブログを読んでくださった皆さんが共通テストの数学で高得点を取れるよう、
詳しく紹介していきますので、乞うご期待!
共通テストの数学 -出題傾向-
まずは、共通テストの数学では、
どのような問題が出題されるのか(出題難易度・制限時間に対する分量)について解説していきます。
出題難易度
共通テストの数学は、全体として、会話文や日常生活で起こった現象を絡めることで、
読解力を非常に求められる問題傾向となっています。
例えば、以下のような問題が出題されます。(令和4年度 大学入試共通テスト本試験より引用)
高3生の皆さん、この問題解けますか??
この問題では、太郎さんと花子さんが会話の中で、
地図アプリの縮尺を考えながら、実際のキャンプ場から山頂を見上げる角度(仰角)を見積もるということを試みています。
この問題を解くためには、数学ⅠAで習った基礎知識を使うことは前提とした上で、
会話の内容から正しく状況把握をし、解答に必要な条件を素早く抽出していくことが必要となります。
また、公式に当てはめるだけで解ける問題だけでは構成されておらず、
公式に対する深い理解がなければ解けない問題が共通テストでは出題されることにも注意しておきたいところです。
制限時間に対する分量
共通テストではどのくらいの分量をどのくらいの時間で解かなければいけないのでしょうか。
数学ⅠA、数学ⅡBについてそれぞれ見ていきましょう。
~数学ⅠA~
最近3年間では、大問5題構成で大問1と大問2は必答問題(配点は30点×2=60点)、
大問3~5についてはこれら3題から2題を選択する選択問題(配点は20点×2=40点)となっています。
大問1,2では数と式、図形と計量、二次方程式、二次関数、データの分析といった範囲から出題され、
大問3~5では場合の数と確率、整数の性質、図形の性質といった範囲から出題されています。
問題数としては総合計で33~35問あり、これらを70分で解かなければなりません。
~数学ⅡB~
数学ⅡBも大問構成、配点は数学ⅠAと同様です。
大問1,2では図形と方程式、対数関数、関数の微分、面積といった範囲から出題され、
大問3~5では数列、ベクトル、確率分布といった範囲から出題されています。
問題数としては総合計で40問弱となっており、これらを60分で解かなければなりません。
数学ⅠA、数学ⅡBともに1問にかけられる時間が2分未満となっており、
かなり高い問題処理能力が必要であると言えます。
共通テストの数学 -対策-
前述したように、共通テストの数学では、
読解力と素早い状況把握を必要とされます。
ただし、知識という側面で言うと、基礎的なレベルを抑えていれば十分対応できる問題となっています。
これらを踏まえると、共通テストで高得点を取るためには以下のような対策方法があると考えられます。
1.基礎的な問題をマスターする。
まずは教科書レベル、参考書の基礎的なレベル(数学チャートのコンパス3、基礎問題精講)
を完全に解答できるようになりましょう。
これができれば、知識量としては共通テストで6割を超える点数を取るレベルに到達できるでしょう。
2. 定義・公式の意味を理解する。
共通テストで問われる状況把握力は、ただ参考書を解き進めるだけでは鍛えられません。
そこで、問題をより深く考察する癖をつけましょう。
その一環として、定義や公式の意味をしっかりと理解するようにしてみましょう。
ただ公式を当てはめるだけでなく、「どうしてこの公式を当てはめることができるのか。」
ここまで考えられると、一段階レベルアップできるでしょう。
3.共通テスト形式の問題を多く解き、慣れる。
共通テストの出題形式はかなり特殊であり、時間的な制約も厳しいので、
問題に慣れ、特に時間配分の感覚をつかむことが重要です!
問題の傾向・量を肌で感じながら、
自分が最大限得点できる各大問への時間配分を大方決めてしまいましょう。
共通テストの数学-オススメ参考書-
最後に、共通テスト数学の対策にオススメの参考書を紹介します!
①基礎問題精講数学Ⅰ・A、Ⅱ・B
基礎を短期間で抑えるためにもってこいの一冊!
Ⅰ・A、Ⅱ・Bの全範囲で抑えておきたい基礎的な問題が厳選されています。
この参考書をまずは2~3周して、完璧に解けるようにしておきましょう。
②きめる!共通テスト数学Ⅰ・A&Ⅱ・B
共通テスト特有の問題形式に慣れるための一冊!
解説が詳しく載っているため、
過去問などを解くよりも共通テストへの理解が深まります!
③共通テスト過去問 or 実戦模試
①や②をやり終えたら、実践あるのみ!
過去問や実戦模試を時間を測り、本番と同じ状態で解きましょう。
時間を本番よりも少し短く設定して、負荷をかけていくのもオススメです!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
とにかく共通テストの数学は出題形式が特殊なので、
かなり対策していかないと高得点を取ることはできません!
受験生の皆さん、国公立大学を目指している方は特に、
勉強計画に共通テスト対策の期間を十分に取っているかを再確認しておきましょう!
まだまだ先と思っているかもしれませんが、あと230日程度、週にすると30週間程度しかありません。
1週間1週間を大切に使っていきましょうね!
========================
武田塾高岡校では無料受験相談を行っております。
・志望校に受かるためにはどの科目から何をすれば良いのか
・部活が終わってからの勉強でも間に合うのか心配
・塾や予備校に通っているが成績が伸び悩んでいる
などなど、大学受験にまつわる悩みに対して
⭐️「偏差値40台から一年半で慶應義塾大学合格」⭐️
⭐️「共通テストを230点あげ京都府立大学に首席合格」⭐️
⭐️「私立志望かつE判定から国立大の埼玉大学に合格」⭐️
これまで多くの逆転合格を導いてきた校舎長が勉強アドバイスをさせていただきます。
完全予約制となっておりますので、ご希望の方は下記よりお問い合わせください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日本初!授業をしない大学受験専門予備校
【武田塾 高岡校】
〒933-0033
富山県高岡市東下関2番8号
F1ビル 2階(ふたつか酒店さんの2階です)
TEL:0766-54-0554
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇