みなさんこんにちは!
高岡駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 高岡校」校舎長の土橋です。
冬が近づき、先輩たちは入試に向けて最後の追い込みをかける時期になりました。
ということは、高校2年生のみなさんも受験まで残り一年、来年の今の時期には志望校を決めて受験スケジュールを立てて、過去問を解きまくっているということですね。
想像できますか?まだ2年生ではありますが、受験まで残り一年しかないと考えると少し焦りが出てきますよね。
高校3年生の夏(9月ごろ)までには受験で使う科目の基礎は終え、あとは過去問をして詰めていくのみ、にできるのが理想です。
今から少しずつ受験生を意識した行動を心がけましょう。
今回は、文系の高校2年生に今のうちにやっておいてほしい勉強をお伝えします。
科目ごとの優先順位
私立専願 英国数型
英=数≧国
得意不得意によって勉強時間を変えるのはいいですが、基本的に全部バランスよく進められるようにしましょう。
私立専願 英国社型
英≧国>社
基本的に今の時期の社会の優先度は低いです。
ですが、あくまで優先度なので、3科目とも勉強は始めるようにしましょう。
国公立志望
英数国社を二次試験で使うもの優先で触ってください。
英語と国語を二次試験で使うのであれば、英≧国≧数>社
英語と国語と数学を二次試験で使うのであれば、英=数≧国>社
英語と国語と数学と社会を二次試験で使うのであれば、英=数≧国≧社
です。
国語
慶應義塾大学など一部の特殊な大学などを除いて、文系であれば国語は基本的に使うことになる教科です。
国公立大学、早稲田大学、私立大学の文学部であれば、現代文・古文・漢文。
その他の私立大であれば現代文・古文、もしくは現代文のみが受験科目となります。
今のうちにやって欲しいこととしては、漢字・語彙・現代文のルール把握です。
古文や漢文はいいの?と思われるかもしれませんが、まず絶対に使う現代文を固めることが必須です。
現代文ができないのに、古文や漢文ができるという人は稀です。
まずは現代文を固め、次に古文、漢文と増やしていきましょう。
漢字は共通テストでも私立でも聞かれる上、国公立大の二次試験などでの記述でも書く場面があります。
たかが漢字と侮るなかれ。思った以上に漢字が書けない学生は多いです。
ですが、入試の上で漢字はかけて当たり前の一般常識なので、わからないものがある分ライバルに差をつけられることになることを覚えておきましょう。
大学受験用と書いてあれば学校指定の漢字のワークでもいいので、疎かにせずやっておいてください。
語彙、現代文の文章の中で出てくるキーワードです。
「形骸化」「アイロニー」 どういう意味の言葉かすぐ出てきますか?
これがわからなかった人は危ないです。
現代文の中ではよく使われる言葉があります。
それがわからないと話が何もわからない...ということに陥ります。
漢字同様に知っていて当たり前の知識なので、学校で現代文のキーワード集などを購入していればそれをまずは覚えてください。
現代文のルールとは、簡潔にいうと「ここに気をつけて問題を解こうね」という読み方、解き方のルールです。
本文がどういう構成になっていて何に注意しないといけないのか、設問がどういう作りになっていて、選択肢はどうやって切ったらいいのか。
そういったものはセンスではなく、ちゃんと理屈があります。
現代文が得意な人たちの考え方を真似するのが簡単なので、以下のような参考書で「現代文とは何をすればいいのか...」を理解していきましょう。
数学
数学はとにかく「基礎を固める」これに尽きます。
受験生の中にも、数学がものすごく得意な人、少し得意な人、苦手な人、ものすごく苦手な人、色々いるとは思います。
ものすごく得意でレベルが高い参考書(標準問題精講、文系プラチカなど)を今の時期ばりばりできるんですよっていう人は例外ですが、基本的に今の時期は基礎を固める、見直すのを優先的にやってください。
文系数学は数Ⅲがない分、全範囲をあらかた習い終わっている学生も多いでしょう。
これまで習った範囲の中でいまいちわかっていない分野がある人はそこをなくせるようにしてください。
入門問題精講や基礎問題精講のような全体をバランスよく確認できる参考書で演習をしていきましょう。
フォーカスゴールドや青チャートを配られている学校もあると思います。
それにくらいつけている人はいいですが、一から始めるようなレベルの学生はやめておいた方が無難です。
問題数が多いのでいいところは多いのですが、分厚く、身につけるのにかなりの時間をかけてしまうのでリスクが高いです。
英語
英語はまず単語と文法を徹底的に固めてください。
入試で問われるのは大方、長文による読解力です。
文章が読めなかったら問題は解けませんし点数は取れません。
じゃあ、文章を読めるようにするためにはどうしたらいいかというと、単語力と文法力をまず上げないと話になりません。
単語力が無かったら、単語の意味が分からいので文章の意味をとらえにくいし、文法力がなかったら長い文章が出た場合どこが何に修飾してどこが述語で、と文を分析する能力が乏しくなってしまうので、文章をとらえにくくなってきます。
特に単語は速いうちに長い時間を使って暗記できるといろいろな単語の意味も知れるし、長期的な暗記力もついてくるので、単語の意味も忘れにくくなってきます。
時々、英語は長文をたくさん読んでいれば自然とわかるようになると言う方がいますが、そんなことはありません。
長文に入った後に、「何をしたら今より点数上がるかな...」と考えた時に結局、単語と文法だと気づくはずです。
学校で配られている英単帳、文法の問題集でいいので、まずはそれを固めることに力を使いましょう。
全体をランダムで出されて8割を超える正答率が出せるかな?というのが一つの目安です。
理科基礎
理科基礎については、少ない勉強時間を割いてまで今何かをやる必要はありません
主要科目ではないので、国公立大志望の学生が一番最後に詰めることになる科目、言ってしまえば後回しにする科目です。
とはいえ、夏あたりからやるとしても、他の国数英社の時間をどこまで理科基礎に回せるでしょうか...
案外、時間をそこまで回せないというのが現実です。
じゃあどうすればいいの?
学校の授業をしっかり聞いて定期テストでいい点を取れるようにしてください。
今の時点では特別な勉強はしなくていいので、学校の定期テストレベルをまずクリアできていれば良いです。
地歴
共通テストのみでしか使用しない生徒は学校の授業で習ったけどうろ覚えになっている範囲の復習をしましょう。
主要科目、特に英語数学に時間を割いて欲しいので、そこまでがっつり時間をかける必要はありません。
ですが、国語英語地歴で私立を受験する学生、国公立の二次試験で地歴がある学生は違います。
地歴は習い終わるのが3年生の秋ごろになることがほとんどです。
ですが、そこからだと到底レベルを上げるのに時間がないので、独学で先に進んで欲しいです。
まずは学校のワークや下に載せているような基礎の参考書で先に進めましょう。
地歴を勉強するのに教科書を使おうとする学生が多いですが、それは基礎学習を終えて、過去問を解けるレベルに近くなってからにしてください。
教科書は上級者向けということを覚えておいてください。
公民
公民は「現代社会」「倫理」「政治経済」「倫理・政治経済」と呼ばれるものが該当します。
こちらも理科基礎同様、後回しにしたい科目ですが、高得点を取りたい科目でもあります。
なので、学校の定期テストレベルをクリアできているようにしましょう。
公民の注意点として、高校によっては受験に必要な科目が学校の授業としてないことがあります。(偏差値が60以下だと可能性は高いです。)
どういうことかというと、例えば、名古屋大学は共通テストで倫理政治経済が必要なのに学校では倫理しかやらない。ことがよくあるのです。
これは偏差値がそこまで高くない高校から、毎年学校からはほぼ出ない大学を受験しようとする場合に起こりえます。
それでも優先すべきは主要科目なので、今すぐに勉強に着手する必要はないですが、倫理・政治経済じゃないと受けられないのを知らないまま模試でも「学校で倫理やっているから倫理を解こう」とすると志望校の判定は「科目不足・判定できない」となることがあるので注意してください。
まとめ
受験まで残り1年ほどです。「3年生から始める」では遅すぎます。
学校や部活もあって忙しいかもしれませんが、少しずつでも今から始めましょう。
それがのちの自分を楽にしてくれます。
まずは志望校を決めるのが一番大事なので、それに合わせて科目ごとの進め方を考えてみてください。
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