みなさんこんにちは!
高岡駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 高岡校」校舎長の土橋です。
10月に入り、高岡校でも過去問演習に着手する生徒が増えてきました。
本日は、実際に高岡校の生徒に指導している、過去問の復習方法をお伝えします。
ところで皆さん。
過去問ってなんのために受けると思いますか?
また、合格最低点を超えた、下回ったで一喜一憂していませんか?
今回は、過去問の復習方法を大公開します!
効果的な復習法を知り、第一志望校に合格しましょう!
過去問演習をする目的について
過去問を演習する目的は、ずばり本番で合格点を取れるようにすることです。
そのために、以下の2点に注意しながら過去問に取り組みましょう。
①実力を正確に把握する
1つは、実力を正確に把握するためです。
もっと詳しく言います。
今まで勉強してきたことが、現時点で第一志望校にどれだけ通用するのかを確かめるためです。
現在の合格可能性を測るためではないことに注意してください。
例えば、第一志望校の過去問をやり、6割~7割を取ることができたのか。
それとも、4割か5割、もしくは全く歯が立たなかったのか。
上記2つのパターンを比べると、今後の対策は変わってきますよね。
現時点で何割取れるかによって、復習するべきところは変わってきます。
出てきた単語のレベルは、今やっている単語帳と同レベルなの、それよりも高いのか。
一文一文は正確に読めるのか、それとも難しく、複雑な構文が多くでているのか。
時間内に長文を読み終えることができたか。
現時点で合格点を取ることが目標のため、点数が届いていなくても気にする必要はありません。
むしろ、やるべきことが明確になり、喜ばしいことです。
弱点を克服し続ければ、入試本番での合格可能性は高まり続けます。
たとえ、勉強したにも関わらず、間違ってしまった問題があったとしましょう。
その場合は、その部分を復習すればいいだけです。
現時点であきらめるにはまだ早いです。
できることをやっていきましょう!
②現状を分析し、志望校に最も近づける対策を模索する
「時間が足りなかった」
「特定の分野に特化した問題がでた」
過去問を行うと、上記のように課題が見つかります。
これまでやった勉強の復習や、分野に特化した勉強を行いましょう。
また、あなたがこれまでやってきた参考書は本当に完璧になっているでしょうか?
「1回やった」だけで終わらせたという人もいます。
「問題集のどこから出されても、根拠をもって答えられる」ようになって、初めて「終わらせた」と言う生徒もいます。
過去問をやると、これまでの自分の取り組み方が甘かったと認識させられることがよくあります。
過去問は今までの自分の勉強法を振り返る良い機会だと捉えてください。
こう言うと
「今までやってきた勉強は無駄だったのか」。。。
と落ち込んでしまう生徒がいます。
断言します。
落ち込む必要は全く無いです。
確かにやり方は不十分だったかもしれませんが、やってきたことは無駄にはなっていません。
これまで培ってきた勉強の体力と、正しい勉強法があれば、今後充分に巻き返せます。
過去問の復習はこうやる!やり方大公開!
ステップ①時間無制限で解いてみる
時間があれば解けたのかどうかを確認するために、まずは時間無制限で解いてみてください。
時間があれば解けたという場合は、どうすれば時間内に解くことができるのか、振り返りを行います。
今後どんどん演習を積んでいき、時間内に溶けるようにするトレーニングをミッチリ行います。
もちろん、ほとんど点数が変わらない生徒もいます!
でも安心してください!
本番で今の自分の実力を100%出し切れたということです。
ステップ②解けなかった問題の課題を分析する
課題は以下の5種類に分類できます。
1.時間が足りない
時間の割り振りを決めているかどうかを確認しましょう。
大問ごとの大まかな割り振りを決め、本番の制限時間より5-10分ほど早く終わらせるつもりで練習して下さい。
重要なのは目標点に対して、必要な問題に時間を使い、切る問題の判断を正確に下すことです。
余計なところに時間を使わず、取れる問題に時間を割きましょう。
スピード自体を上げたいのであれば、普段の練習から時間制限を設けて、その速さで解くことを意識してください。
特に、英語や国語の文章読解では、徐々にスピードを上げようとしても、上がっていくものではありません。
そのため、速さになれることに意識を向けてください。
2.今までやっていた参考書の完成度が低い
知識問題や、基礎的な問題での取りこぼしが多い場合の対策です。
今までの参考書や問題集でやってきた内容の復習を行ってください。
全範囲をやり直すわけではないことに注意。
過去問を解いて解けなかった範囲や、苦手な範囲に限定しましょう。
純粋なやり直しの段階です。
3.今までやっていた参考書のやり方を変える必要がある
この課題は社会や理科で多いです。
知識としては知っていても、聞かれ方が変わることで解けなくなる問題の対策です。
この場合、覚えていないことが問題ではありません。
問題に対応できる覚え方ができていないことが問題なのです。
・参考書に書き込む
・ノートにまとめ直す
・資料集などで知識を補強
などなど、これまでにやったことの掘り下げを行ってください。
4.分野別の対策が必要
・英作文
・文法の正誤問題
・社会の論述
など、特定の対策をしなければ対応できない場合です。
単独では時間がかからないことが多いです。
そのため、他の作業と同時並行でやりつつ、優先順位の高い、時間がかかるものや配点が大きいものから順に片付けていきましょう。
5.レベルの高い参考書が必要
得意科目を伸ばしたい場合や、難しい問題が出ると動揺してしまう場合などにやる段階です。
特定の分野のみの強化などでも大丈夫です。
すでに合格点前後が取れている人向けの対策が中心です。
そのため、基本的には対策の中でも最後にやる部分となります。
ステップ③目標点を決める
目安は合格者平均or合格者最低点+5~10%程度。
どちらも公表されていない場合は、問題が簡単な大学であれば75~80%、問題が難しい大学であれば65~70%程度を目標としてください。
目標点は一度に最終目標まで決めなくて大丈夫です。
作業が多い場合には、2回、3回と分けて、その都度過去問で確認をしつつ片付けると良いでしょう。
ステップ④目標点のために必要な学習をリストアップ
ステップ②であげた1~5に分類し、やるべきことをリストアップしましょう。
対策をすべてやり切るのではなく、切るべき部分の判断もここで行います。
ただし、次の段階で優先順位を決めるので、この段階での決定はざっくりでいいです。
ステップ⑤リストアップされた内容の優先順位を決める
残りの時間と現在の点数から、何からやるかを判断します。
すべての順位を一度に決める必要はありません。
1か月程度の計画が決まれば大丈夫です。
基本的な優先順位は以下の通り。
1.これまでの参考書でできる学習
2.分野別の中で配点が高い
3.分野別の中で配点は低いが対策に時間がかからない
4.対策に時間がかかる、最悪切ってもいい対策
また、やっている最中過去問の演習も入ります。
そのため、過去問に割く時間も考慮したうえでやるものを決めましょう。
ステップ⑤次回までの課題を決める
優先順位が決まったら、今何をやるかを決めていきます。
いつまでに何を終わらせるのか、計画をたてましょう。
また、その対策が終わった後に過去問でできるようになったかを確認する必要もあります。
その予定も忘れずに組み込んでください。
おわりに
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