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共通テスト対策って何をすればいいの?やっておくべき勉強とは?

みなさんこんにちは!

高岡駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 高岡校」校舎長の土橋です。

 

この記事を書いている段階では2023年度共通テスト本番まであと160日ほど。

みなさんも本格的に受験モードになってきたのではないでしょうか。

タイトルにもある共通テストは大学受験では一次試験とも呼ばれ、国公立大学を志望する学生なら避けては通れない試験です。

それだけでなく、私立大学志望の学生でも共通テスト利用という受験方式で点数を使用することができるので、大学を目指すほとんどの人が受ける試験と言えます。

そんな共通テストですが、今まで数十年行われてきたセンター試験の後継として設置され、本番が行われたのはたった2回。

そのため「対策をしようにも何をすればいいのかわからない!」という学生がとても多いです。

 

そこで今回は、共通テスト対策についてお話ししていきたいと思います。

 

 

共通テストに対する考え方

まず初めに、受験本番にどういった点数を取りたいのかを想像するところから始めましょう。

例えば、国公立の二次試験の配点が非常に高い大学では共通テストの点数を上げるより二次試験対策を進める方が点数に対するコスパが高いです。

また、数学があり得ないほど苦手なのに「大学の共通テスト平均点が7割だから数学を今やらないと!」と思っている人も多いのと思います。

ただ、志望大学の共通テストの配点が「数学:計50,地歴公民:計100」だったとしたら数学やるより社会を真剣にやった方が良さそうですよね?

闇雲に○割の点数がいるからと考えるのではなく、二次試験との比率や大学の配点、得意不得意も鑑みて何をすべきなのか決めた上で動いてください。

特に英語・国語・数学は努力が点数に結びつくのに時間がかかる科目です。

目標設定は慎重に行いましょう。

 

共通テスト対策に取り組む時期

余裕がある人は夏の今の時期から取り組めるようであれば取り組んでいきたいです。

まだ早くない?と思う人もいるかもしれませんが、高校3年生の二学期はとても忙しく、案外勉強に時間を割きづらかったりもします。

そのため、夏の時間のあるうちにインプットを行い、秋以降の模試で結果を出すイメージでやってほしいです。

ただ、通っている学校によっては直前期にかなりの数の模試、実践問題パックを使って演習を行うところもあるので、学校の先生にどれくらいの時期からどれくらいの数共通テスト対策を行うのか聞いてみましょう。

それで足りそうであれば実践演習は置いておいて、基礎が固まっていない科目へ時間を使うだったり、二次試験の対策をするのもアリです。

 

共通テスト対策の手順

ここから共通テスト対策を5つ紹介します。

ただ、多くの人は最初の2つで対策が終わります。

なので残りの3つは追加でやりたい場合に行ってください。他の科目で進捗が悪いものがあればそちらを優先するのも手です。

 

①基礎の参考書

基礎力(教科書レベルの内容)が身についていないようであればまずは前提となる基礎知識を固めるのを優先しましょう。

武田塾でいうところの日大レベルですね。

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英語なら「システム英単語」や「肘井のゼロから英文法が面白いほどわかる本」、数学なら「数学ⅠA基礎問題精講」のレベルの参考書が終わっているかどうか、ここがある程度固まっていないと共通テスト対策の問題を解いてもちんぷんかんぷんで、間違えた問題を復習するのにかなりの時間がかかってしまい非効率になります。

共通テストだけの科目であれば最低限1冊、基本となる参考書をやっておけば大丈夫です。

 

予想問題集と過去問

ここから本格的な問題演習に入ります。

ただ、共通テストの過去問は2年分しかありません。

なので予想問題集を使用しましょう。

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「共通テスト模試」と「過去問」が終わって基礎も完璧であればこれだけで本番に挑める人は挑めます。

 

③共通テスト対策の講義本・問題集

「予想問題はやったけどどうやったら解けるようになるのかわからない!」

という人は共通テストを分析した問題集を使用しましょう。

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オススメは

「きめる!共通テスト」

「ハイスコア!共通テスト攻略」

「共通テスト 点数が面白ほどとれる本」です。

予想問題の前にやるのもアリではありますが、予想問題に挑んでみて必要そうだったらやるのでも全然OKです。

各科目全部やるとそれだけでかなりの時間がかかってしまいます。

予想問題集などで苦手だと思う大問などを把握した上でピンポイントで対策をしましょう。

今までやってきた各科目の勉強で点数が取れるのであれば不要ですが、「共通テストの独特の形式に慣れない」「共通テストの問題だけ点数が取れない」というのであれば対策問題集を追加しましょう。

 

④センター過去問

共通テストの対策としてセンターの過去問が使えるかどうか、みなさん気になるところではないでしょうか。

結論から言うと、「ならなくはない」です。

ただ、共通テストとセンターでは点数の取り方が違うのでやらないといけないレベルではありません。

公民や理科基礎など他にやることがない科目に関してはやってもいいでしょう。

マーク形式に慣れるための追加問題集という立ち位置で使いましょう。

 

⑤上のレベルの参考書

これはMARCHや地方国公立レベルの問題になります。

実際、2022年の共通テストも上のレベルをクリアしている人は苦戦せずに点数を取れている人が多かったです。

つまり純粋に実力がある人は対策をしなくても点数化できるということです。

余裕がある人は共通テスト後の試験を見据えて上のレベルをやっておくことで共通テストが楽になります。

 

 

まとめ

共通テスト対策としては予想問題集や過去問には最低限取り組むようにしてください。

センター試験から問題形式が変わっても必要となる知識は変わりません。

教科書レベルの内容をしっかり理解し、共通テストの形式に慣れさえすれば高得点を取るのも難しくはありませんよ。

 

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