みなさんこんにちは!
高岡駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 高岡校」校舎長の土橋です。
夏が終わり、現在高岡校では、塾生に対し併願校の選定を少しずつ進めています。
みなさんもそろそろどの大学を受けようか考え始めているのではないでしょうか?
9.10月くらいから過去問を解き始めていかないといけないのでこの辺りも慎重に考えておきたいですね。
そこで本日は、その選定方法をいくつかのポイントから紹介します!
ぜひ併願校選びの参考にしてみてください。
受験校は3校~9校
以下の3分類で、各レベル1~3校程度を受験しましょう。
受験業界では「ダイヤモンド受験」という受験校の選び方がオーソドックスとされています。
挑戦校:実力相応校:安全校=1:2:1の比率で受ける戦略です。
これはあくまで一つの例なだけで、「浪人前提でチャレンジする人」や「現在浪人で今年で絶対決めないといけない人」などそれぞれ状況があるのでそれに合わせて受験校の選定を進めましょう。
挑戦校
自分がこれまで第一志望校として設定していた大学です。
過去問を5回解いたとすると1回合格点が取れるくらいのイメージです。
たとえ現時点では難しいと感じられても、受験は最後まで何が起こるかわかりません。
絶対に受けることを推奨します。
ただし、自分の実力に見合っていなければ、受けることができる大学は少なくなってしまうことには注意です。
実力相応校
過去問で合格最低点+5%~10%を上回ることができる、もしくは上回る見込みの大学です。
過去問を5回解いて4回合格点が取れるくらいのイメージです。
理想は第一志望校をここの段階にまで持ってくることです。
安全校
過去問で合格最低点+5%~10%以上をコンスタントに取ることができる大学。
過去問を5回解いたら全て合格点を超えるレベルです。
私は、インフルエンザにかかった状態で受けても受かるレベルと生徒に伝えています。
自分の実力で受かる見込みが高ければ、多くを受ける必要はありません。
実力相応/安全は過去問の点数で判断
今や、日東駒専や産近甲龍は滑りどまらなくなってきました。
理由は2つあります。
1つは、私立大学の入学者定員の厳格化により、受かりづらくなったことが挙げられます。
2つ目は、安全志向が高まっていることです。
偏差値や、自分のイメージだけで志望校を決めてはいけません。
過去問を実際に解き、安定して合格点を取れるところを実力相応校や安全校に設定してください。
「偏差値50の大学くらい余裕♪」と思っている人もいるかもしれませんが、合格最低点も高くなってきていたりするので案外足元を救われるかもしれませんよ。
最高得点で過大評価しない
受験生の多くは、良かったときの点数で合格可能性を判断しがちです。
しかし、受験校を選定する場合は、良かった時の点数ではなく、悪かった時の点数で判断しましょう。
なぜなら、良かった時の点数は、まぐれで正解している問題があることも多いからです。
もちろん、一番最初に過去問を解いたときは、合格点に届かなくて当たり前です。
今後過去問演習を続けていくと
「最低〇〇点は取れる」。
という段階に入ってきます。
たまたまよかった時の点数ではなく、どんなに悪くても取れる点数を基準に、志望校を設定しましょう。
なるべく傾向や対策がかぶりやすい大学を選ぶ
可能な限り、第一志望校と傾向が近い大学を受けてください。
第一志望校に英作文が出ないのに、第二、第三志望で英作文が出るとすると、その対策もしなければなりませんよね。
そのため、必ず過去問に目を通して、傾向を確認してください。
ここに関しても偏差値で決める人がとても多いですが、MARCH、関関同立など同じレベル帯の大学として括られていても傾向が違います。
各大学の平均得点率も必ず見てください。
「短い時間制限の中で簡単な問題を取りこぼしなく8.5割取れば合格の大学」と「時間に余裕がある中で難しい問題にくらいつき6割取れたら合格の大学」ではかなり違いますよね。
この辺りも受験をする中で重要になってきます。
複数回受験機会があるものは受けておく
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」というわけではないですが、受験には運も絡んでくるのである程度の数は必要です。
そして、同じ大学で受験できる回数が複数あるのであれば複数受けておきましょう。
例えば、2023年度の立命館大学経済学部は、
全学部統一:2/1(水)、2/2(木)、2/3(金)、2/4(土)
学部個別配点:2/7(火)
共通テスト併用:2/8(水)、2/9(木)
後期分割:3/7(火)
の計8回も受験のチャンスがあります。
特に全学部統一の試験方式で複数の日程があるものは傾向もほとんど変わることがないのでできる限り受験することをお勧めします。
昨年のうちの生徒でも立命館大学の全学部統一を4回受けて3回不合格、最後の4日程目で合格という子がいました。
他の大学の日程とも相談が必要ですし、体力・気力もかなり使いますが、考えてみてはどうでしょうか。
合格しやすい大学をなるべく早めに設定
徐々に難しくなっていくことが理想です。
連続で受験する場合は、3日連続くらいを限度としましょう。
また、合格発表と入学金の締め切り日も必ず調べておいてください。
本命の発表の前に、滑り止めの入学金を支払う必要がでてくる場合も多いです。
この辺りは調べるだけではなく、保護者の方とも必ず相談してください。
さいごに
受験で一番大事なものが学力なのは確かにそうなのですが、受験戦略というものがしっかり組めていないと実力があっても失敗してしまうことが往々にしてあります。
学校の先生や塾の先生と相談して自分が最大限結果を出せそうな受験校選びをしてください。
一番ダメなのは「偏差値やイメージだけで決めること」ですからね。
ここだけは絶対注意してください。
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