ブログをご覧の皆さんこんにちは! 高幡不動駅から徒歩1分、武田塾高幡不動校です!
1月に入り、寒さも厳しくなってきましたね!
さて、そろそろ受験本番ということもあり、併願校にどこを受けようか考え中の人もいるのではないでしょうか?
どこの大学を受けるべきか。偏差値で選ぶべきなのか。簡単そうなところはあまり準備をしなくてもいいのではないか?
様々に考えることはあると思います。
私自身は受験生のときに、併願校を3大学4学部受験しました。
結果としては、全て合格いただきましたが、これは簡単そうに見える大学でも舐めてかからなかったところにある気がしています。
長々とお話ししてきましたが、前置きはこの辺りにして、タイトル通り併願校について見ていきましょう!
以下が目次になります!
滑り止めとは?
偏差値50の大学
みなさんは、滑り止めと聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
意外と、大学名が出てくる方は多いのではないでしょうか。
例えば、
成成明学獨國武とか日東駒専、産近甲龍、西南学院大学、北海学園大学etc.
理系であれば、4工大と呼ばれる芝浦工業大学、東京都市大学、東京電機大学、工学院大学などなど。
ここら辺の大学は、全体的に見ると「偏差値50」の大学です。
一瞬「偏差値50」と聞くだけで、「なんとなく簡単そう。」というイメージが湧く人いませんか?
しかし、本当に簡単なのでしょうか?
一緒に考えてみましょう!
偏差値50ということは、「そこにボリュームゾーンがある」というだけであって、
実際は、偏差値30, 40, 60, 70などと様々な受験生がいますよね!
こうやって改めて考えてみると、実は偏差値50は意外にも難しい大学だとは思いませんか?
滑り止めの本当の意味
偏差値50の大学が「実は難しそうな大学である」ことを確認した上で、
滑り止めの本当の意味を見てみましょう!
滑り止めとは、現時点でその大学の過去問を解いて、
「過去の合格ラインに余裕で乗ることができる大学」を指します。
現実は厳しいですが、本当にこのままの意味です。
合格ラインに現時点で乗れていないのなら、それは滑り止めにするには難しすぎる大学であると言えるでしょう。
みんなが陥りがちな「滑り止め」の罠
では、ここで陥りがちな「滑り止め」の言葉が持つ罠を見てみましょう!
これは、過去問を解かないで、「なんとなく受かりそう」と判断することです。
当たり前のことなんですが、意外とみんな見落としがちなんですよ。
滑り止め校にするのなら、先ほども言った通り、
現時点でその大学の過去問を「いきなり」解いて、
過去の合格ラインに「余裕で乗ることができる」大学にするのが正解です!
ここまで、滑り止めの意味を散々確認してきました。
それでは、どうやって滑り止め大学を含め、併願校を決めるのが最適なのでしょうか?
どうやって滑り止め大学を決めるべき?
結論から言うと、滑り止め大学の決定の仕方は3段階に分けるべきです!
上から順番に、
チャレンジ校
実力相応校
安全校=滑り止め校
となります。
1つ1つ確認しましょう!
チャレンジ校は、簡単ですね。今自分が目指している大学。
簡単には受からないかもしれないけど、継続して努力をして、2月に合格をつかみたい大学です。
実力相応校はいかがでしょうか?
ここを取り違える人は多いので注意です。
実力相応校とは、現時点で過去問を解いてみて、「合格ラインに乗るときもあるけど、乗らない時もある」大学です。
要するに、五分五分の結果が期待される大学ですね。
ただし、注意が必要なのは、「現時点で」五分五分の結果であると言うことです。
2月に五分五分なのでは、それはチャレンジ校でしょうね。
では最後に安全校を見てみましょう!
ここはみなさんもお分かりでしょうが、再再再再確認です。
現時点で、いきなり過去問を解いてみて、必ず合格ラインを超えられる大学です。
ここで、間違えやすい例を紹介します。
例えばAさんが早稲田大学を目指しているとしましょう!
Aさんの偏差値は50です。
Aさんは分類を、
チャレンジ校:早稲田大学
実力相応校:MARCH
滑り止め校:日東駒専としました。
みなさん、気づけましたか?
Aさんは、偏差値50なんです。
本来は、実力相応校は日東駒専です!そのため、安全校は本来はもっと下ですよね。
でもこの間違い方みなさんやってしまいがちなんです。
みなさんも、実際にここでペンとノートを用意して、3段階に分類してみてください。
良い練習になると思いますよ!
危険なことは!避けるべきこと!
それでは、最後に危険なことと避けるべきことをご紹介します。
せっかくなので、チェックリストだと思ってみてみてください!
・「大学」の偏差値で滑り止め校を決めてしまうこと
→「自分」の偏差値をちゃんと確認していますか?過去問の点数は楽々クリアできていますか?
・過去問を解かないこと
→いわゆる一般の滑り止め校は、意外とクセあり問題が出ることがあります。そんなクセのある問題を初見で、十分に解けなければ、「滑り止め校」に落ちてしまうなんてことは珍しくありません。滑り止め対策を十分に行う必要があります!
・低い大学を受けるくらいなら、浪人する方がマシだ!と考えること
→滑り止め校だと思っている「偏差値の低い学校」すら受けず、合格を一つももらうことなく浪人するのは、お勧めしません。
浪人生活は自分との戦いです。忍耐力の勝負です。合格を「偏差値の低い学校」からでも1つもらうだけで、全然浪人の時間は違います。塾に携わる人がみんな口を揃えて言う言葉です。
いろんな受験生を見てきたから出る言葉なので、危険な思考をしていた人は一度考え直してみましょう。
まとめ
それでは、まとめです!
滑り止め校は、舐めてかかると対策不十分で、簡単に落ちてしまいます!
滑り止め校の過去問は現時点で解いて、さらに過去問の合格ラインに楽々乗れているのかと言う、数字ベースの客観的な判断で、滑り止め校を決めましょう!
さらに、過去問は、できるだけ早い段階で解くのが良いでしょう。
その理由は、今の時点で併願校の戦略を練ることができるからです。
受験は、もちろん実力は大事ですが、
戦略もとても大切です。
チャレンジ校に受かるための体力を併願校に奪われないようにする。とか。
今回の内容をよく鑑みて、併願校を決めましょう!
冬本番です!風邪には注意して、頑張っていきましょう!