こんにちは!
高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です。
ついに入試本番を迎え、受験生の方々は大変な毎日を過ごしていると思います。
今回は、古文が苦手なまま入試本番を迎えてしまいそうな方や、来年度の受験に向けて勉強を始めている、または始めようとしている方のために、「古文の苦手克服勉強法」についてお伝えしていきたいと思います!
はじめに
この勉強法は、古文単語・古典文法を覚えて古文の文章を読み始めてはみたものの、その内容が所見ではいまいち把握できていない方のための勉強法です!
「入試まであとわずかなのに古文の点数が伸び悩んでいる…」という方や、「来年度受験生になるにあたって古文の読解に不安がある…」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
受験生の方の中には、「このブログを今見たところで何も変わらない…」と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
確かにここで紹介する勉強法を取り入れて勉強する時間を確保することは難しいかもしれませんが、古文を読解するにあたって紹介する内容を意識するだけで格段と読みやすくなるはずです!
ぜひご一読ください!
「古文の苦手克服勉強法」
そもそも、古文が読めないということには必ず原因があります!
それは、古文を読んで、その文章がどんなストーリーなのかを捉えることができていないからです!
古文は、英語と大きく決定的に違うポイントがあります!
英語は主語や客体がはっきりしているのに対して、古文は主語や客体が省略されていることが多いです!
古文では主語や客体が省略されている文章を読み解いていく必要があるためめ、読解を進めていくうちに、この動作やセリフは誰によるものなのか、またこの和歌は誰が詠んだものなのかなど、省略が多いことを理由として文章のストーリーが分からなくなってしまう人が多いです!
このことをどのようにして克服していくかということが、この勉強法で最も重要な部分になっています!
一. 前書きをしっかりと押さえる!
古文のほとんどの問題には、文章の右手に「前書き」があることが多いです!
そもそも前書きとは、「それがなかった場合、多くの方が内容の理解につまづいてしまう…」と考えた問題の作成者が、親切で書いてくださっているものです!
そのため、前書きにはその文章を読み進めるのに重要なポイントが隠されていることが多いです!
そのため、古文の問題で前書きが書かれている場合、まずはそれを読んで、読解をする上で前提となる知識をインプットしておく!
またはそれを読んで人物関係図をかいておくようにしましょう!
そして、その状態が整ってから本文の読解に取りかかっていきましょう!
前書きを軽視するべからず!
二. 人物関係図をかく!
一. 前書きをしっかりと押さえる! でかいた人物関係図は、まだ古文の文章を読み進める前のものです!
そのため、ここでかいた人物関係図に、文章を読んで新たに登場した人物や、分かった関係性などをかき足していくようにしましょう!
このように古文の文章の内容を図式化することで、より内容を把握しやすくなります!
また、この人物関係図に追記をしていく作業には、古文の文章中の動作などが誰のものであるか、すなわち省略された主語を都度見抜いていく必要があります!
ひとつずつ主語を特定しながら文章を読んでいくことも意識しましょう!
三. 文章を読んであらすじを言う!
そもそも、古文の文章中には意味の分からない古文単語も多いため、全訳ができるようになる必要はありません!
武田塾で推奨している古文単語帳も、古文単語の掲載数は300~400語程度しか載っていません!
その300~400語程度の古文単語で、文章中の全ての古文単語が分かるのはあり得ないことで、単語が分からないのは当然です!
そのため、文章中に分からない単語が出てくると思って、文章を読むようにしてください!
その上で大事なのが古文のストーリーです!
古文のほとんどの文章は、その文章にもよりますが、起承転結のような段階を踏んだ構成になっていることが多いです!
文章を展開ごとに分割し、文章のストーリーを口頭で説明できるようにするのが理想的です!
説明するものは大まかなストーリーで構わないので、一語一語難解な古文単語の理解は不要という訳です!
皆さんも学校で模試を受けた後などに、国語の試験後に古文の問題について友人と話をしたことがあるかと思います。
そのときに大まかにどんな内容だったか、自分がしっかり読めていた文章ならばすらすらと話せるはずです!
しかし、反対にあまり読めていなかった場合、大まかな内容についてもあまり話せないはずです。
このように、大まかなストーリーを把握できたかどうかで、古文の文章が読めたか読めていなかったかが分かります!
この練習としては、文章中の細かい単語や文法をまずは無視して、あらすじを説明できるようにすることが挙げられます!
特に、『古文読解 多読トレーニング』がこのあらすじの説明の練習におすすめの参考書です!
1つの文章を1度読むだけだと、まだ完璧に内容を理解できていないことが多いです。
そのため、文章の構成が結びつくようになる3回程度読んでから説明する練習をするようにしましょう!
この参考書を3周程度勉強すると、古文の文章の大まかなストーリーが把握でき、飛躍的に古文が読みやすくなるはずです!
四. 文章中の重要語句や重要な文法の確認をする!
これはストーリーが分かっている前提の話ですが、文章中に出てきた古文単語と古典文法の知識を毎回確認するようにしましょう!
特におすすめの参考書は、『岡本梨奈の古文ポラリス』 です!
この参考書は古文単語や古典文法を含めて解説がとても詳しく載っています!
まず1度文章を読んでみて、文章中に使われていた古文単語や古典文法について正しい知識が身に付いているか確認しましょう!
これは、文章の大まかな内容が分かっていたとしても、単語や文法についても問題中でよく聞かれるためです!
まとめ
【古文の苦手克服勉強法】
一. 前書きをしっかりと押さえる!
二. 人物関係図をかく!
三. 文章を読んであらすじを言う!
四. 文章中の重要語句や重要な文法を確認する!
受験生の方々は、受験生生活も残りわずかなはずです。これまで頑張ってきた自分のために、支えてくれた周りの方々のために、最後まで走り抜きましょう!応援しています!
また、来年度以降に受験を控えている方々は、受験本番に向けて古文の苦手克服勉強法を実践して古文を得意科目にしていきましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました!(^^)!
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