こんにちは!
高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!
今回は、高幡不動校講師の合格体験談についてです。
通っている大学について
私は現在、東京大学前期課程理科一類教養学部に在籍しています。
東大には、
主に前期課程の学生と後期教養学部の学生が通う駒場キャンパス、
主に後期課程の学生が通い、赤門や安田講堂が有名な本郷キャンパス、
主に理学部と工学部の一部の研究室が利用している柏キャンパス
の3つがあり、私はこのうち駒場キャンパスに通っています。
駒場キャンパスは、渋谷のすぐ近くにありながらとても自然が豊かです。
秋にはとても綺麗なイチョウの並木道を歩くことができます。
また、東大にはいろんな人がいます。
数学がとても得意でテストでは余裕で満点を取る人、試験期間に遊びまくっているにも関わらず試験で優(上位3割に入るともらえる成績)を取る人、学生団体に所属して積極的に活動する人など、すごい人はたくさんいます。
ただ、ほとんどの人は世間的ないわゆる「東大生」のイメージが当てはまる人ではなく、普通の大学生だと思います。
受験勉強について
今から、私の受験期について書こうと思います。
私は一浪で東大理科一類に合格しましたが、現役時代にやっていたことや反省点、それを元に浪人期に意識していたことを書きたいと思います。
受験科目は、英語、国語、数学、物理、化学、地理(センター、共通テストのみ)でした。
高校入学〜部活引退まで
私は、高校入学から3年の6月まで部活動のバスケットボールをしていました。
私が在籍していた部活は校内で1、2を争う忙しいクラブで、練習は週6日あり、夏休みなどの長期休暇には合宿、試合、練習のいずれかがほぼ毎日あり、とても忙しかったです。
なので、学校で出された課題と授業の復習以外をこなす余裕は全くありませんでした。
また、塾や予備校にも通っていませんでした。
そこで、出された課題だけは完璧にこなそうと意識していました。
あと、定期テスト期間は部活動がなかったので、しっかりと勉強しました。
この定期テスト期間にその範囲をしっかり勉強したことは、その後の受験期の、特に基礎の復習の期間に役立ったと思います。
受験期開始〜夏休み終わりまで
部活が終わってからは、まずは基礎の復習と基礎固めに時間を多く使いました。
基本的には、学校で配布された問題集の復習や教科書を用いた必要な事柄の確認を行っていました。
数学と理科に関しては、少し難しめの問題集も使っていました。
また、センター試験の対策は基礎の確認に最適だったので、この時期から少しずつ行っていました。
東大の過去問はこの時期は一切手をつけていませんでしたが、これは現役の時の反省点の一つです。
本格的にこの時期から取り組む必要はありませんが、少なくとも夏休みの終わり頃には一度は過去問を解いてみて自分の実力を測っておくべきだったと思います。
勉強時間は、平日は6〜7時間、休日と長期休暇中は10〜12時間程度でした。
現役のときは、受験が終わるまではこのくらいの勉強時間を保っていたと思います。
夏休み明け〜10月末まで
この時期から理数以外の科目も徐々に難しめの参考書を解くようになりました。
ただ、国語はあまり対策する時間がなかったので、あまり勉強していませんでした。
英語はこの時期から赤本を解くようにしていましたが、理数の赤本はあまり解かず、基本的には問題集を用いて学習していました。
このことが、現役の際の一番の反省点です。
理数の赤本を解かなかったのは少し解いてみた際に難しくてあまり正解できなかったからですが、問題集に逃げて過去問を解かなければ、その大学の問題は解けるようにならないと思います。
過去問演習は、最初はとても難しく感じますが、進めていくうちに確実にできるようになります。
その期間が短いと、伸ばせるはずの実力が伸ばせないまま本番を迎えてしまうことになります。
なので、できれば夏休み明け、遅くとも10月初めまでには過去問演習を本格的に取り組む必要があると思います。
センター試験対策は、センター模試の結果が高得点で安定していたので、この時期はあまり対策していませんでした。
11月〜センター試験まで
この頃からようやく過去問演習を本格化させました。
これは本当に遅いので、やめたほうがいいです。
12月頃から学校の授業はセンター対策一色でしたが、センターよりも二次試験の方が伸び悩んでいたので、基本的には二次対策をしていました。
年明けごろからはほとんどセンター試験対策をしていましたが、数学だけは二次試験対策もしていました。
センター明け〜二次試験まで
センター試験後は、ほとんど全ての時間を過去問演習に使っていました。
国語と英語の演習については、学校の先生に頼んで添削してもらっていました。
添削は、自学だけでは気づくことの出来ない間違いや解釈を知るいい機会になりました。
特に国語は、本番まではあまりいい点数が取れていませんでしたが、本番では6割以上撮ることができたことからも、添削はとてもいい勉強法だと思います。
試験結果としては、国語と英語は成功、理科と数学は失敗でした。
特に理科は得意だと思っていて得点源にするつもりだったので、点が取れずとてもショックでした。
試験に不合格だったので、浪人してもう一度挑戦することになりました。
浪人期
浪人期は、特に理科と数学で、現役の時以上に使った参考書を完璧にすることを心がけていました。
現役の時も参考書を完璧にしていてつもりでしたが、入試で失敗したことからそれができていなかったと考え、よりしっかり取り組むことにしました。
具体的には、予備校で使っていた参考書については授業の復習をしっかりすること、載っている問題の8〜9割は確実に自力で解けるようになるまで何回も解き直すことをし、過去問や問題集については現役の時以上に、解説の、特に発想の部分をしっかり読んで理解し、できるだけ自力で解けるように何度か解き直すことをしていました。
国語と英語に関しては、現役の時よりは悪くならないように毎日少しずつ触れるようにしていました。
共通テスト対策は、現役の時のセンター対策のおかげで共通テスト模試の点数が安定していたので、12月ごろまでは地理以外はほとんどせずに、12月頃から徐々に分量を増やしていきました。
共通テストの過去問はまだあまり無いですが、センター試験の過去問がしっかりできていればそこまで大きく点数を落とすことはないと思うので、あまり心配しないでいいと思います。
試験では、現役の時に比べて数学が15点、理科が30点上がり、無事合格することができました。
参考書を完璧にすることの重要性が感じられる結果となりました。
各教科について
次に、各教科について意識すべきことを書きます。
英語
東大の英語は、問題量がとても多いので速読力が必要です。
東大以外でも、速読力があると英語でかなり優位に立てます。
速読力をつけるためには、とにかくたくさん英文を読む必要があります。
最初は簡単な英文から始めて、少しずつ難しいものにしていくのがいいと思います。
またその際、まず文章全体が何についてのものか、何を言おうとしているのかを捉えるようにして下さい。
英作文は、自学だけではミスに気づきにくい項目なので、積極的に添削してもらうようにしましょう。
東大に関しては、物語的な文章が頻出なので、普段から読むようにして慣れておくべきだと思います。
数学
東大の数学は、誘導が少なく、他の大学に比べて問題の解法を自力で正しく見つける能力が必要となってきます。
その能力をつけるために、普段から問題を解く際には様々な解法を試してみるといいと思います。
また、問題の解説の、特に発想の部分をしっかりと読んで理解するようにして下さい。
様々な解法を試すのは時間的にも精神的にも負荷が大きいと思いますが、発想を理解するのはそれほど負荷にはならないですし、この積み重ねで色々な問題が解けるようになると思うので、ぜひ実践して下さい。
東大数学では煩雑な計算もしばしば出てくるので、普段の演習の際から面倒臭がらずに自分の手を動かし、正確に自力で解く訓練をして下さい。
理科
東大の理科は、英語と同じくとても問題量が多いです。
ほとんどの場合で各大問を完答するのは難しいと思うので、まずは問題を一通り見て解けそうな問題の目星を付けてから解くのがいいと思います。
その際、大問の中盤の問題は難しいが、最後の方の問題は意外と簡単に解けるということがあるので、必ず最後まで目を通すべきだと思います。
理科の問題は、教科書などで直接学習することだけでなく、それらのことや問題文に書いてある事柄を応用して解答する問題があるので、過去問を有効活用して知識や書いてあることを応用する能力をつけていって下さい。
国語
東大の国語で難しいのは、問われていることに対して、時には自分自身の言葉を用いて簡潔に説明しなければならないことだと思います。
解答欄がとても小さく、慣れていないと戸惑うと思うので、普段から本番と同じ大きさの解答欄を用意し、できるだけ簡潔に必要なことをまとめる練習が必要です。
また、現代文は特に、参考書によって解釈や模範解答が異なるということや、参考書には書いていないが自分の解答も正解となりうることがよくあります。
学校の先生などに添削をしてもらうことで、そのようなことや、自分では分からない間違いに気づくことができます。
なので、過去問演習の際はぜひ先生などの添削してもらうようにして下さい。
古典は現代文に比べて基本的な知識だけで解けることが多いので、現代文が苦手な場合には古典を重点的に対策するのも一つの手だと思います。
最後に
ここまで、私の受験体験や各科目で意識してきたこと、すべきことを書いてきました。
全ての人に当てはまるわけでは無いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
受験は、本番は個人で戦わないといけませんが、それまではその必要は一切ありません。
私自身も、受験期は友人や学校の先生、家族に色々なことを助けてもらいながら勉強していました。
皆さんも、ぜひ周りにいる人に助けてもらいながら、志望校合格に向けて頑張って下さい。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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