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今回は、有名私立大学の人気学部における英検の使用条件について紹介します!
早慶上理
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学の英検利用できる試験では、どのような基準が採用されているのでしょうか?
早稲田大学
早稲田大学では、商学部、国際教養学部、文化構想学部、文学部において英検の利用ができます。
「大学入試英語成績提供システム」の導入が見送られたことを受けて、2021年入試からの変更点がいくつかあります。
また、いずれの学部においても、2年以内に取得したものが有効となります。
商学部
募集定員の一部において一般入試(英語4技能テスト利用型)が新たに導入されました。
学部にて定めるスコアを満たすもののみ出願が可能です。(準1級以上)
さらに一定のスコア(1級)を満たす場合、加点があります(出願要件+加点方式)。
なお、一般入試(英語4技能テスト利用型)と、一般入試「地歴・公民型」または「数学型」の併願はできないため、3つのうちから1つを選択して出願する必要があります。
国際教養学部
一般入試(加点方式)において、加点の上限が 200 点のうち 15 点から 20 点に変更となります(2020 年度入試以前と同様、未提出でも出願が可能ですが、その場合 0 点(加点無し)となります)。
加点基準は
1級→20点
準1級→14点
2級→7点
となります。
文化構想学部、文学部
従来どおり、募集定員の一部において英語 4 技能テストを利用します。
出願基準はCSEスコア2200(各分野スコア500以上)で、一般入試における英語の試験が免除となります。
慶應義塾大学
慶應義塾大学の一般入試では、残念ながら英検に限らずいかなる英語資格試験も利用できません。
地道に入試対策をする必要がありそうです。
上智大学
上智大学は、TEAPスコア利用型入試があったりとTEAPの利用が主流ですが、全学部において一般入試での英検利用が可能です。
一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)と一般選抜(共通テスト利用型)で、スコアに応じて共通テストの点数に加点されます。
一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)の加点の基準は以下の通りです。
スコア次第では準2級から提出できるので、加点してもらいやすいです。
加点後の得点は共通テストの満点が上限になります。
2630以上→30点
2304以上→20点
1980以上→10点
1622以上→5点
一般選抜(共通テスト利用型)のみなし得点の基準は以下の通りです。
2630以上→みなし満点
2304以上→180点
準1級からしか提出できないので、得点換算してもらう基準が高めです。
上智大学では全学部で同じ基準が用いられているので、併願で受験しやすそうな印象です。
東京理科大学
東京理科大学では、理学部第一部、工学部、薬学部、理工学部、先進工学部、経営学部の一般入試において英検利用ができます。
加点の基準となるスコアは以下の通りです。
3300以上→25点
2600以上→22点
2300以上→20点
1950以上→15点
1700以上→10点
上智大学と同じく準2級から提出できるので、加点してもらいやすいです。
MARCH
明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の一般入試では、どのような基準が採用されているのでしょうか?
明治大学
明治大学では、商学部、経営学部、国際日本学部、農学部、総合数理学部の一般入試で英検利用ができます。
学部ごとに基準が異なっているので、特に人気のある商学部、国際日本学部、農学部についてまとめます。
商学部
商学部の一般入試(英語4技能試験利用)では、2級が出願資格となっています。
加点やみなし得点、英語試験免除はありません。
合否は大学独自の入学試験で判定されます。
国際日本学部
国際日本学部では、一般入試、全学部統一入学試験で英検利用が出来ます。
一般入試では準1級が出願資格となっており、英語試験が免除されます。
全学部統一入試では、スコアに応じて得点に換算されます。
例としては…
2級(CSEスコア1980)→8割換算、160/200点
2級(CSEスコア2088)→9割換算、180/200点
準1級 →満点換算、200/200点
となります。
また、全学部統一試験当日の英語試験が免除されます。
同じ2級でも、スコアによって得られる得点に20点もの差が生じてしまうので、なるべく高得点を目指すと良いですね!
農学部
農学部でも、商学部と同様全学部統一入学試験で英検利用が出来ます。
スコアに応じて得点に換算される方式で
2級(CSEスコア1980)→8割換算、80/100点
2級(CSEスコア2088)→9割換算、90/100点
準1級 →満点換算、100/100点
となっています。
全学部統一試験当日の英語試験が免除されます。
こちらも同じ2級でもスコアによって得点換算に1割の差があるので、高得点を狙いましょう!
青山学院大学
青山学院大学では、国際政治経済学部、総合文化政策学部の一般入試で英検利用が出来ます。
それぞれの学部で基準が異なっています。
国際政治経済学部
国際政治経済学部では、国際政治学科、国際コミュニケーション学科のみ一般入試(学部個別試験B)で英検利用が出来ます。
準1級が出願資格となっており、合否判定には使用されません。
総合文化政策学部
総合文化政策学部では、一般入試(学部個別試験A)で英検利用が出来ます。
級や合否を問わず、CSEスコア2100以上であれば出願することが出来ます。
総合文化政策学部でも、英検を出願資格に使えますが、合否判定には使用されません。
立教大学
立教大学では2021年から英語試験の形が変わり、大学独自の英語試験は廃止されました。
代わりに英語資格試験や、大学入学共通テストの得点が使われています。
そのため、立教大学の受験を考えている方は早いうちから英語試験を取得しておくと良いですね。
出願基準となる級やスコアは定められておらず、何級からでも出願できます。
得点換算される基準は公表されていませんが、なるべく高い級やスコアで出願すると有利になります。
中央大学
中央大学では、経済学部、文学部、国際経営学部、国際情報学部、理工学部、総合政策学部の一般入試(英語外部検定試験利用)で英検利用が出来ます。
この中から、経済学部、国際経営学部、総合政策学部についてまとめます。
経済学部
経済学部では2級以上から出願することができ、級やスコアに応じて得点に換算されます。
満点は150点で、級やスコアの高低に応じて換算率が異なります。(詳細は受験年の入試要項をお確かめください)
試験当日は英語試験が免除されるので、受験を考えている方は早いうちからなるべく高い級やスコアを目指すと良いです。
国際経営学部
国際経営学部では、2級(CSEスコア1980以上)から出願することができ、級やスコアに応じて得点に換算されます。
満点は200点で、級やスコアの高低に応じて換算率が異なります。(詳細は受験年の入試要項をお確かめください)
こちらも経済学部同様試験当日は英語試験が免除されるので、受験を考えている方は早いうちからなるべく高い級やスコアを目指しましょう!
総合政策学部
総合政策学部では、2級(CSEスコア2304以上)から出願することができ、個別試験の英語の点数に加点されます。
加点の上限は50点で、級やスコアの高低に応じて換算率が異なります。(詳細は受験年の入試要項をお確かめください)
経済学部や国際経営学部と異なり試験当日に英語を受験する必要がありますが、加点される点数が高ければ高いほど安心材料になるので、早いうちからなるべき高い級を目指すと良いです。
法政大学
法政大学では、法学部、文学部英文学科、経済学部国際経済学科、人間環境学部、現代福祉学部、キャリアデザイン学部、GIS(グローバル教養学部)、スポーツ健康学部、情報科学部、デザイン工学部、理工学部(機械工学科航空操縦学専修を除く)、生命科学部の一般入試(英語外部試験利用入試)で英検利用が出来ます。
GSIは得点換算型で、その他の学部は英語を除いた1科目試験になります。
GSI以外の出願基準は以下の通りです。
法学部、文学部英文学科、経済学部国際経済学科→準1級以上
現代福祉学部→2級以上かつCSEスコア2150点以上
その他の学部→2級以上
GSIの換算基準は以下の通りです。
1級以上→140点
準1級以上かつCSEスコア2350点以上→130点
満点は150点です。
1級を取得しても満点には換算されないので、なかなか厳しい基準となっています。
まとめ
早慶上理、MARCHの英検利用基準についてまとめました。
大学や学部によって異なる点が多いので、あらかじめ志望大学・学部の英検利用条件を調べ、対策をしておきましょう。
最後に
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