こんにちは!武田塾高田馬場校です
早稲田大学を目指してるけど、学部選びで困っているという受験生は多いのではないでしょうか?そこで今回はそんな受験生の参考になるように、私が通っている早稲田大学法学部の実態を紹介していきたいと思います!
早稲田大学法学部の実態①施設
早稲田大学は早稲田・戸山・理工の3つのキャンパスから構成されますが、その中でも法学部は早稲田キャンパスに位置しています!
南門を抜けるとすぐ左に法学部棟である8号館がそびえ立っています。
法廷もある?!教室
教室は地下1階~4階にあります。
1階には
そしてなんと3階には法廷教室があり、そこでは日々「模擬裁判」が行われています。
また、各階にはラウンジもあり、
法律書はここだけで十分!地下2階の法学部学生読書室
法学部の地下2階には主に法学部性が利用する、法学部学生読書室があります。
ここには 冊の法律関連書が収蔵されており、法律の勉強をするのであれば、わざわざ中央図書館に行く必要もないです。
ところで、ここは試験1か月前になると、試験勉強をするためにやってきた法学部生たちで席の取り合いが始まります。
早稲田大学法学部の実態②六法丸暗記?法学部の授業とは
皆さんの中には「法学部って六法を丸暗記するんでしょ・・・?」「ただ条文覚えるだけってつまらなそう・・・」なんていう風に思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、実はそんなことありません!!
優秀な法学部生も、条文を丸暗記している人というのはほぼいません。
例えば、、法学部の学生が犯罪に関する法律を学ぶ場合、単に条文を暗記するのではなく、具体的なケーススタディを通して法律がどのように適用されるかを学びます。
判例を分析し、異なる事例における法の解釈の違いを理解することで、法律の背後にある理念や原則を深く掘り下げます。このプロセスを通じて、
学生は単なる条文の知識以上に、批判的な思考能力や論理的な推論を養うことができます。
つまり、条文を解釈し、また、その法律がどういう利益を保護しようとしているかも考慮したうえで犯罪になるかを判断するのが法的思考なのです。
早稲田大学法学部の実態③他の学部よりもキツい?定期試験の実態
早稲田法学部の定期試験は他の学部よりきついという噂をよく聞きます。
これに関しては、他の学部の試験を受けたことがないので分かりません。
しかし、試験1か月前から図書室が埋まるのは法学部くらいですし、実際他の学部に比べて試験が大変というの事実でしょう。
その要因は、法学部は成績が試験のみで評価される授業が多いからでしょう。
ただし、それは必ずしも他の学部より単位が取りにくいということを意味するわけではありません。なぜなら、平常点がないということは出席もしなくていいし、普段の授業で提出物もないということです。
そのため、とる授業にもよりますが、普段の授業期間であれば法学部は最もラクな学部ということもできるのです。
「試験が難しいんじゃないの?」といった疑問もあると思いますが、僕の経験からすると、早稲田法学部に受かる実力があれば、たとえ普段の授業を聞いていなくとも、1か月前からしっかり勉強すれば単位を落とすことはありません。
また、中には試験問題が試験前に公表される授業もあります。授業情報が載った情報誌「マイルストーン」や、学部の先輩に聞いて、どの授業がいいのか決めるといいでしょう。
おわりに
早稲田大学法学部での学びは、ただの知識の詰め込みではなく、法律を理解し、活用するための実践的なスキルを養う場です。
試験が難しいとされるこの学部ですが、それは法的な思考を深め、広範なケーススタディを通じて、実世界の問題に対処できる能力を学生に身につけさせるためです。
法学部の学生にとって、厳しい試験は自身の理解を深め、法律家としての資質を高める重要なステップとなります。興味と情熱を持って法律学を追求するなら、早稲田大学法学部はそのための最適な場所と言えるでしょう。
受験生の皆さんが学部選びにおいて、自分の興味と将来の目標に合った選択をすることができることを願っています!!!