こんにちは、武田塾高田馬場校です!
7月になり、いよいよ夏休みになります。
受験生にとってはこれからが正念場だと思うので、引き続き気を引き締めて頑張っていきましょう。
え、なんとなく勉強に打ち込めていない?
遊んじゃう時間が多くなってきてる?
大丈夫です!!
人間はもともと怠けやすい一面も持つ生き物ですし、受験を経験する人の多くが、怠けたい自分と受かりたい自分の間の葛藤に悩まされてきていると思います。
ただ、受験勉強をする上では、いかにデメリットにはたらく側面をコントロールし、勉強をするうえでメリットとなる側面を活用していくかが重要です。
そこで今回は、大学受験に取り組む上での一番の大敵、「怠け癖」とどう向き合っていくか、より多く質の高い勉強時間を増やしていくかについて取り上げます。
それでは早速行きましょう!
怠けるの、現実逃避するの、もう止めない?怠け癖解消法
面倒くささに立ち向かう上で大切な要素とは?
受験生の多くは、勉強はそんなに楽しいものではないという認識を持っていると思います。
また、教科や形態によっては、勉強が楽しいと思う人もいるかもしれませんが、
1年間以上もの長期間にわたって、毎日長時間勉強するとなると、話は違ってきますよね。
机に向かうその時の気持ちの波によっても、勉強への印象が異なってくると思います。
そのため、多かれ少なかれ、私たちは「勉強ってめんどいなぁ~」って思う瞬間はあるわけですね。
これは大部分の人にとって、紛れもない事実だと思う。
対処法としては、「①面倒くさいと思う頻度を減らすこと」と「②面倒くささに打ち勝つこと」
があり、これを実践していくための方法を解説していきます。
そこで今回キーワードになるのは、「意志力」です。
「意志力」と聞くと、なんとなく根性論を想起してしまうかもしれませんが、実は最新の心理学や認知科学などで注目されているテーマなのです。
意志力とは、器官としての脳が作り出す一種のエネルギーとして、人間の”意志”を捉えるときに使われる言葉で、
簡単に言うと、「自分をコントロールして、物事を成し遂げる力」のことです。
これは、筋肉の様に、使うと疲労してしまうものとされています。
要するに、一日に行使できる「意志力」の量は限られているということです。
そのため、意志力をなるべくセーブしながら生きること(=①勉強が面倒くさいと思う頻度を減らすこと)、
また元々有している意志力の量をなるべく拡張していくこと
(=②面倒くささに打ち勝てる頻度を増やしていくこと、に繋がる)が大切なのです。
このような観点から、怠けないように行動するためのヒントを解説していきます!
1.誘惑を遠ざける 実践レベル ★☆☆☆☆
一番簡単に取れる行動は、「誘惑を遠ざけること」です。
意志力が行使される場合、その種類は主に3つに分類できます。
[1]「やる力」=目標に向かって実行する力
[2]「やらない力」=自分をコントロールする力
[3]「望む力」=やりたいことをイメージし、実現に向けて計画する力
お菓子を食べたい、携帯を触りたい、などの誘惑に抗っているときには、[2]のタイプの意志力が使われます。
その意志力をなるべく抑えるには、欲を生じさせるものを遠ざけます。
(例)
・勉強を始める際は、携帯を別の部屋の取りづらい場所に置きに行く
・机にお菓子を置かない
・友達と喋ってしまわないよう、一人で勉強せざるを得ない勉強場所(自習室、図書館など)を使う
大事なのは、普段は誘惑を遠ざけつつも、時々その誘惑を自分に許すことだと言われています。
個別具体的な事例にもよるような気はしますが、
例えばお菓子を頻繁に食べる癖がついている人が(僕のことですね)、お菓子を受験が終わるまで禁止しようとすると、「心理的リアクタンス」という現象が起こります。
心理的リアクタンスとは、何か行動の自由が奪われそうになったときに、
その自由を回復するよう動機づけられるということです。
お菓子を禁止すると、お菓子を食べたい欲が増加して、制御できなくなった時にその反動が来るわけです。
ただ個人的には、普段から習慣的に湧き上がるタイプの欲ではない場合は、禁止することも手だと思います。
例えば、時々ゲームをやる受験生が、ゲーム機を全て倉庫にしまうことで、そもそも「ゲームをしたい欲」が減衰していくこともあり得るのではないかと感じます。
あるいは、勉強をしなきゃという危機感、受験勉強へのモチベーションが強く生じる人であれば、普段からゲーム依存になっている人でも、ゲーム禁止によって、勉強にフォーカスできるのかもしれません。
ここは、結構個人差があるとは思います。
結論としては、勉強に集中するときにはなるべく誘惑を遠ざけるようにし、特に三大欲求やそれに準ずる強い欲を満たすような誘惑は、時々許すことが重要だ、という感じです
2.小さな目標を設定するようにする 実践レベル ★★☆☆☆
次にできそうなのは、勉強計画や、日ごろの生活管理の際に、なるべく小さな目標に分解するようにすることです。
例えば、A.「明日は10時間は勉強する」 B.「明日は最低でも3時間は勉強する」
という2つの目標を提示した時に、どちらの方が心理的なハードルが低く感じられるでしょうか?
間違いなく、Bの方ですよね。
Aの大きな目標を掲げて勉強を進めていると、その目標を乗り越えようと、意志力が多く削られてしまいます。
また、もし仮に翌日の起きる時間が想定していたよりも遅くなり、その日中に10時間勉強できなくなりそうだと感じると、それだけで意欲が低下してしまうのではないでしょうか。
意志力をセーブするための秘訣は、なるべく小さな目標に落とし込むことです。
Aの目標をブレイクダウンしようとすると、例えば、
「明日は10時間勉強する」
→
「朝の時間に1時間勉強する
その後正午までに1.5時間の勉強を2回行う
夕方までに1.5時間の勉強を3回行う、
夜寝る前までに1.5時間の勉強を2回行う」
などと書き替えることができます。
目標は、なるべく小さく、具体的に書くようにしましょう。
3.運動などを習慣化すること ★★☆☆☆~★★★★☆
意志力を鍛えていくには、何か新しい習慣を始め、定着させていくことが重要だと言われていて、個人的におすすめなのは、一定程度の運動を習慣化することです。
というのは、運動を習慣化することで、意志力が上がって普段から自分の行動をコントロールできるようになるだけではなく、
1.睡眠や食事を含めた良いサイクルが回せるようになる
2.記憶力や情報処理能力がアップするなど、脳に良い影響がある
3.免疫力増強につながる
など、良い面が沢山あるからです!
運動などを習慣づけると、意志力を多く使うタスクに対する抵抗力が上がり、良いパフォーマンスが発揮されるようになります。
受験勉強というと、勉強尽くしのイメージが強いかと思いますが、勉強習慣の補強材という意味でも、運動をしてみてはいかがでしょうか。
また、運動を習慣化する場合、その内容にもよりますが、「週3回以上、6~8週間」継続することで、ようやく定着するとする研究結果があります。
習慣化は、とにかく継続が大切ですので、三日坊主にならないように予め色々な方策を立てておくべきだと思います。
(忘れないよう、携帯のバックグラウンドを「ランニング」という文字にする、入浴する前に運動を行うなど、既に習慣化されている行動とセットで行うetc)
以下に運動習慣の例を挙げておきますが、勉強との両立がしやすいものを各自実践してみてはいかがでしょうか。
・週2回はジムに通う
・風呂に入る前に、HIITトレーニングを行って汗だくになる
・毎朝起きたら10分のランニングを行う
・お昼休憩に、散歩をする
※HIIT(Hyper Intensity Interval Training)とは、20秒の運動量多めなトレーニング(バーピージャンプ、高速スクワットetc)を、10秒の休憩を挟みながら4セット~8セット行うという運動。インテンシブですが、短時間で運動することができて、心肺機能の向上、脂肪燃焼効果などの恩恵も受けられます。
また、どうしても運動がしたくない!という方は、運動以外の習慣を付ける事でも意志力アップを目指すことができます。
例えば、
・家計簿をつけるようにする
・瞑想を習慣づける
・毎朝起きたらベッドメイキングをするようにする
といったことも習慣化してみてはいかがでしょうか。
特にベッドメイキングなら、結構長続きすると思いませんか!?
また、心理学的には、このような習慣化の達成など、小さな成功体験を積み上げることで、「自己効力感」(自分なら上手くいく、きっとできると思える認知状態のこと)が上がるとも言われています。
受験本番に向けて、自分には物事を完遂する能力がある、と思える土台を作っていくことにもなるため、良い習慣をつけていくことには、多くのメリットがありそうですね。
ぜひ「習慣化」、今日から試してみてはいかがでしょうか!?
おわりに
今回は、「意志力」をセーブする、あるいは鍛える、という観点から、怠け癖を解消するための3つの方法を解説してきました。
受験勉強が面倒くさいのは、誰にとってもそうだと思います(笑)
それは仕方がないことです。
それを前提としたうえで、意志力に関して工夫をしたり、日々の勉強の中での小さな楽しみに意識を向けてモチベーションを上げたり、あるいはライバルを視界に入れるようにして、自分の闘争心を煽るなど、色々と対処していく方法を取りましょう。
受験を志した以上は、そういった取り組みをして、最大限勉強に注力できるように頑張っていきましょう!
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