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現役早稲田生が厳選する「超マニアック」なサークル10選!(後編)

こんにちは、武田塾高田馬場校のTです!

今回は、前回に引き続き、早稲田大学にある超マニアックなサークル10個を紹介していきたいと思います。

前回記事はこちらから → https://www.takeda.tv/takadanobaba/mid-student/post-216325/

 

ところでみなさん、マニアックは英語表記だとmaniacですが、日本語と英語では、意味が少し異なります

 

【マニアック】

『〘形動〙 (maniac 熱狂家の意)⸨マニヤック⸩ 物事に徹底して熱中しているさま。また、非常に凝っているさま。』(コトバンク)

【maniac】

"a person who behaves in an uncontrolled way, not worrying about risks or danger."
(例文)- Some maniac was running down the street waving a massive metal bar. (Cambridge Dictionary)

日本語にすると、「狂人」「荒々しく、手に負えない人」といったネガティブなニュアンスが強いみたいですね。

口語的な意味では、日本語と同じく、「熱狂的」という意味合いもあるみたいですが、やっぱりなんとなく「イっちゃってる人」みたいなニュアンスが強そうなので、語弊なく表現しようとするなら、"fanatic" "techie"などがいいそうです。

(詳しくはこちらから → https://xtech.nikkei.com/it/article/Watcher/20070927/283058/

"fanatic"、是非使ってみて下さい!

それでは、残りの5つのサークルを紹介していきます!

 

 

現役早稲田生が厳選する「超マニアック」なサークル10選!こんなのもあるの?

6.WASEDA LEOPARD SEALS

後半編最初に挙げるのは、非常にマイナーでユニークな競技に取り組んでいる団体、『WASEDA LEOPARD SEALS』です。(通称レパ)

 

こちらのチームが行っているスポーツは、「クィディッチ」

そうです、ハリー・ポッターに出てくる、ほうきに乗って飛びながら、ボールを空中の輪っかに入れて点数を競う、あのクィディッチです!187922

↑イメージ図これ

それを実写化、競技化したものが、今世界中でスポーツとして実施されているらしく(全く知らなかった!)、WASEDA LEOPARD SEALSは、日本の社会人チームと切磋琢磨しながら、日本代表になることを目指しているようです!

空飛べないじゃん!とツッコミたくなると思いますが、空は実際には飛ばず、ほうきを股に挟みながらボールをパスしていき、相手ゴールに点を入れることで競うそうです。

試合開始17分後から、スニッチ役をした人間が投入されて、その人が腰の部分に付けているひもを取ることで、高得点が入るそうです!(ちなみに小説・映画では、スニッチとは小さな球に羽が付いたものです↓)

snitch

 

Instagramのメンバー紹介を見てみると、留学生も多く所属していていて国際色豊かであったり、インターンやバイトもこなしながらクィディッチに取り組む充実した大学生活を送る人も多いようで、しっかりしたサークルだなという感触を受けました!

留学生が多いのは、やはり、ハリーポッター愛が万国共通だからなのでしょうか。

 

なかなかアクティブでオープンな雰囲気のインカレサークルなので、大学生の方は気軽に新歓に行ってみてはいかがでしょうか!

 

ちなみに、僕がこのサークルを一番最初に知ったのは、マイルストーンに目を通したときではなく、1年の英語クラスの忘年会に行った際に、レオに入ってる子がいたからです。

こんなスポーツがあるなんて、、、とその時衝撃を受けたことを覚えています!

 

【WASEDA LEOPARD SEALS】

Twitter → https://twitter.com/SHOCKERS_waseda

IG → https://www.instagram.com/waseda_shockers/

 

 

7.早稲田大学 バンザイ同盟

こちらは、生態がちょっと謎だけど歴史が長いサークル、「早稲田大学 バンザイ同盟」です。

どんな団体かというと、人の喜びを自分の喜びとして一緒に楽しむために、様々なシチュエーションにてバンザイを披露する集団だそうで、幹部は今年で46代目になるそうです。

 

2021年時点で、768種類(なんてこった)もの万歳の型を自作しているようです(笑)

 

普段は大学の合格発表や学内イベントなどにて万歳を披露しているようですが、仕事の依頼が入ると、全国に出向いたり、年に数回程メディアにも出演していたりと、実は結構精力的に活動している団体でした。

 

一年中ずっと万歳をし続けているのかと言うと、多分そうみたいですが、(HPによれば、普段から万歳の練習に励んでいるそうです(笑))、6月には早慶戦を観戦しに行ったり、8月には鹿児島県で合宿を行うなど、シーズンごとにイベントはあるみたいですね。

 

ちなみに、数多くの万歳の種類の中で一番難しいのは「横綱バンザイ」という型らしく、四つん這いになって横に並ぶ2人の土台の上に飛び乗り、万歳を繰り広げるそうです。

万歳イメージ図

(↑イメージ図)

 

バンザイ同盟の型のインタビュー記事を拝見すると、活動の目的は、万歳を次の世代に継承していくことだそうです。

伝統に固執しすぎていても廃れてしまうし、今風の流行りに乗ってもうまく継承されないため、基本姿勢を大切にしながら今後も活動していきたいと、意気込みを語っていました。

万歳への熱意と活動力、マニアックサークルにとても相応しいと思いました!

 

【早稲田大学 バンザイ同盟】

Twitter → https://twitter.com/banzaidoumei(アカウント凍結されているみたいです、なぜ)

公式HP → https://banzaibanzai.web.fc2.com/index.htm

凍結されているバンザイ同盟

 

 

8.ロータリーの会

次に紹介するのは、ボランティア系のサークル、「ロータリーの会」です。

早稲田生の中では言わずと知れた団体で、高田馬場駅前のロータリーを清掃する、新宿区の味方です。

 

実は、駅前のロータリーは、昔から早稲田生が群れてはしゃいだり、飲酒したりすることで有名で、ゴミがよく散乱していることが問題視されています。

そのゴミ問題に対し、ロータリーの会は複数のアプローチを行っています。

 

公式HPによると、1.清掃ボランティア、2.政策提言、3.協働企画、の3本柱で活動しているそうです。

一つ目の清掃ボランティアに関しては、毎週日曜日以外、毎日早朝と夜間に清掃を行っているようです。

またその際、回収したごみから、ゴミの変化量を継続的にデータ化しているのだとか。

そのデータを活用して、2つ目に、新宿区に対して現状の問題点や改善策などを提言しているようです。

また活動の3つ目は、早稲田の他のサークルや、地域の事業者などと連携して、ゴミ問題を解消するための企画を実行しているようです。

 

メディア等への出演や記事掲載も行っているようで、ロータリーの現状を伝えるとともに、ロータリーの会の活動を発信しているようです。

ただ、公式HPに載っている活動日記によると、啓発活動を行っていても、一年通してゴミの量が全く変わらないとの声も。。。

 

ほぼ平日は毎日活動している上、メディアにも取り上げられていて、結構認知されている団体だと思うのですが、それでもすぐには改善されないロータリーのゴミ問題は、なかなか根深いものなのかなと感じました。

 

【早稲田大学ロータリーの会】

Twitter → https://twitter.com/Rotary_waseda

IG → https://www.instagram.com/rotary_waseda/

 

9.早稲田大学精神昂揚会

お次は、早稲田大学精神昂揚会という、熱血・根性系男子(女子も?)が集まる、早稲田愛が強すぎる団体です。

どんな集団かと言うと、学ランを身にまとい、根性や早稲田精神をテーマに、日々鍛錬をしている団体です。

↓どんな雰囲気かは、ツイッターを見てもらえればわかると思います(笑)

Twitterより

 

このサークルが毎年主催していたのが、100kmハイクというもの。

埼玉県本庄市から早稲田大学までの約100kmの道のりを、約二日間かけて歩いて踏破するという、壮絶なイベントで、サークル問わず、毎年1000人以上の参加者が、チャレンジするようです、、、!えぐい!

また、ハイクする際には、コスプレ必須で、さらには何かしらの縛りプレイを課す必要があるようです!

例えば、冷蔵庫や、制服姿のマネキン人形を持ちながら歩くといったものです。(意味が分からない)

 

早稲田祭や早慶戦に次ぐ、早稲田の大イベントであるこの100kmハイクですが、新型コロナウイルスの影響で、2年連続で中止。さらに、今年は大学当局からの公道の使用禁止令が出ているらしく、予定通りには実施されない模様です。。。(2022年5月12日現在)

普段まともに運動していない身としては、恐ろしいイベントだなと思いますが、終わった後の達成感や多幸感を味わうために、参加したくなる気持ちも分からなくもありません(笑)

 

慶應などにも、100㎞ハイクイベントがあるみたいですが、なんかこう、早稲田生の早稲田愛って独特な空気感なんですよね。

泥臭くて、屈強な精神を持っていて、熱血さがすごくて、でも根はやさしいみたいな感じ?

おそらく他の大学とは違った、早稲田のノリの強そうなイベントだと思います。

 

精神昂揚会は、100kmハイクを始め、様々なイベントを通して早稲田マインドを普及させているマニアックなサークルとして、今回取り上げさせていただきました。

 

早稲田大学精神昂揚会

Twitter → https://mobile.twitter.com/kouyoukai64

Facebook → https://www.facebook.com/kouyoukai.shigenobu

 

 

10.早稲田大学バーベルクラブ

マニアックなサークル特集、最後は、「早稲田大学バーベルクラブ」です!

こちらは、1962年創立の歴史のある早稲田唯一のトレーニングサークルで、筋肉愛を追求しまくる早稲田生が、自主的にトレーニングを重ねたり、パワーリフティングなどの大会に出たりしています。

 

毎年、全日本大会などで優秀な成績を収めていて、全日本選手権大会の早稲田からの優勝者を、これまでに5人輩出しているようです。

他大学出身の大会参加者は体育会出身が多い中で、サークルとして筋肉レベルの高い選手を輩出しているのは、凄いことだと思います!

 

早稲田のバーベルクラブが世に知られている理由の一つは、毎年早稲田祭にて開催される、「ミスター早稲田ボディビルコンテスト」だと思います。

実は早稲田のミスターコンテストというのは、他大学で行われるようなものとは全く異なっていて、主に筋肉美を観客がジャッジし、投票により優勝者が決まる「エンターテインメント型ボディビルディングコンテスト」(HPより)なんです。

「ミスター早稲田」「胸」「腹」「腕」「背中」「顔」という6つの部門について投票が行われるようで、非常にユニークなミスターコンだと思います(笑)

 

すごく早稲田らしいなと感じるのは、もちろん筋肉美を競い合うコンテストなのですが、出場者の紹介文がネタ路線に走っていたり、本番の登場シーンで一発ギャグをかましたりと、真剣に競技に向き合いつつもエンターテインメント感満載なところです。

 

早稲田ウィークリー(学生向け広報紙)には、元ミスターコン優勝者のインタビュー記事が載っていました。

ボディビルディングは、筋肉ゴリゴリの人が多く参加するため、一般の人にはなんとなく縁遠く感じられてしまうけど、「体づくり」という観点からはボディビルの知識は多くの人に活きるため、筋肉を鍛える中で得た知識を社会に還元していきたい、とその優勝者の方はお話しされていました。

なんか、すごく謙虚な姿勢だなと感じました。

 

ということで、最後は早稲田バーベルクラブを紹介しました。

筋肉への熱狂度、実績を出すトレーニングサークルとしての希少性、などから、最後に紹介するに相応しいと感じました!

 

【早稲田大学バーベルクラブ】

Twitter → https://twitter.com/WBC1962

IG → https://www.instagram.com/waseda_barbell_club/

 

 

まとめ

これまで、早稲田の超マニアックサークル10選を紹介してきました!

実はこの記事を書きあげるのに、結構時間をかけました(笑)

広報紙に載ってる全部のサークルに目を通したり、Twitterや早稲田関連のサイトを延々とネットサーフィンし続けたりした範囲で見つかったマニアックサークルを特集してみましたが、まだまだ検索をかけていけばよりマニアックなサークルが見つかると思います。

日本で2番目に大きな大学であることもあり、調べつくせないほど情報は出てきます。

本当にサークルによって色が異なっていて、自分自身めちゃめちゃ楽しみながら記事を作っていました!

 

またこの記事を書くことで、自分自身にとっても、いろいろなサークルに行ってみようと思うきっかけになりました。

今回取り上げた中でも、いくつか新歓に行ってそのまま入会したものもあり、楽しく活動しています。

昔よりは少しキャパが出来てきたこともあり、色々なサークルのメンバーと交流することもでき、この記事書いてよかったなと思いました。

 

受験生へのメッセージ

最後に、今回記事にしたサークルの他にも、大学に入れば、バイト、インターン、ボランティア、様々種類の遊びなど、やろうと思ったら本当に無限の選択肢を選ぶことができます。

受験を控えた学生に伝えることではないかもしれませんが、意外と「どの大学に行くか」より、「その大学内外でどんなことをするか」の方が重要だと、僕は思っています。

学部時代にできる活動の幅を少しでも増やしたり、その活動に一緒に取り組んでくれる仲間に巡り合ったりするために良い大学に入る、程度に、受験の意味付けをしてもいいのではないかなと感じます。

 

日本だと特に、未だに学歴社会の風潮も根強く感じられることもあり、受験によって全てが決まってしまう恐怖感を抱える受験生も多いかもしれませんが、仮に受験に失敗して、1ランク下の大学に通うことになっても、その後積極的にアクションを起こして大学生活を充実させることで、受験の失敗を挽回することは十分に可能だと思います。

ですので、あまり失敗に怯えず、自分のできる限りの力を出すことに、重点を置いてみてはいかがでしょうか!

 

受験が終わった暁には、それが成功しようが失敗しようが、楽しい大学生活は「創れる」と思うので、ワクワクの気持ちを少し持ちつつ、引き続き受験勉強を頑張っていってください

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