こんにちは、武田塾高田馬場校のTです。
いよいよ受験シーズンが始まり、受験生は志望大学の過去問を解きまくっている頃だと思います。
しかし、今までの問題演習の延長線という捉え方で過去問演習をしていませんか?
あるいは、過去問を解くことの目的や意義を、しっかり自覚して解いていますか?
実は、過去問による勉強は、高3生の学力を飛躍的に伸ばすことに繋がる一方で、効果的な使い方が出来ていなければ、学力を停滞させてしまうことにもつながります。
要するに、過去問を上手く使えるか使えないかが、合否を分けると言っても過言ではありません。
この記事では、過去問を解くにあたって留意すべきことを項目化しています。
ここで、一度自分の過去問の使い方がちゃんとしているか、確認してみませんか?
実はちゃんと知っておくべき!?過去問の使い方!
チェック1:自分の基礎学力を見つめ直しているか
過去問を最初に解き始めたころは、もちろん「合格点からは程遠い」「絶望的にできない」そういった感触を受けることだってあると思います。
どの受験生も、最初はそう思うものです。
しかし、なぜ自分が合格点からほど遠く感じるのかを分析しておくことは非常に大切です。
具体的には、「できない」という感触には2つあると思います。
①そもそも基礎を疎かにしている感じがする
②基礎はある程度身についているはずだが、その包括的な運用能力や応用力が足りない感じがする
この①を感じたまま、過去問演習を淡々と進めるのは非常に危険です。
当たり前かもしれませんが、基礎力が無い状態で試験を解くと、いつか必ずぼろが出るからです。
この基礎学力を見つめ直すという部分、意外と多くの人が見落としがちなのではないでしょうか。
もし基礎が抜けていると感じたら、過去問を解き始めると同時に、前に使っていた参考書を完璧にする、一つの単元に絞って集中的に勉強するなど、基礎学力のボトムアップをしていきましょう。(武田塾のコンセプト「一冊を完璧に」は、ここで響いてくると思います!)
急がば回れですので、落ち着いて基礎の見直しを。
チェック2:傾向をざっくり把握し、どんな勉強方法が必要かを考えているか
過去問を解き始めると、すぐにどんな傾向の問題が多いか、どんな癖があるかを把握できるでしょう。
英語に関して言えば、
・単語数の多い長文読解が出やすい
・長文読解の題材は、自然科学系のトピックが多い
・YesかNoかを選択して書く英作文が多い
・読解の選択問題はトリッキーな選択肢が用意されやすい
・和訳と英訳の配点が高い などなど
問題形式や出題の特徴を掴むというプロセスは、多くの受験生が直感的に行っていることだと思います。
しかし、その一歩先まで考えられているでしょうか。
つまり、その問題傾向に適応するにはどんな勉強方法をしていくべきか、を考えることです。
今までは、”各単元をある程度の完成度に持っていく”というように、浅く広く勉強することが多かったかもしれません。
しかし今後、難しい入試問題に対応するためには、各単元の完成度を高めていく、単元を深堀りしていく、といった種類の勉強法に切り替わることに気づかなければいけません。
このBreadth(広さ)からDepth(深さ)への転換が、どの教科でも求められてくるはずなので、是非自分の勉強方法を見つめ直してください。
以下に、今後の勉強方法の例を複数個挙げておきます。これはあくまで例であり、自分に必要な勉強方法は自分で考えてみて下さい。
(例1)【英語】和訳が多く出題される大学の場合
目標:より原文に忠実になるような、精度の高い和訳を目指す必要がある(Depth)
・逐語訳がまずできるようにしていく
・言葉を並べる順番や、不自然さを回避するための意訳についても常に意識する
・自分の答えと模範解答を厳密に照らし合わせ、自分が配慮できていなかった部分、その他の改善点を理解し、次の勉強の際に改善を実行する
(例2)【数学】計算量の多い問題が多く出題される場合
・微分積分の単元の典型的なパターンは確実に押さえておき、基礎問題をやり込んで計算ミスを減らしていく
・計算ミスのパターンをメモしておき、次の問題演習の際にメモを見直す
・過去問を、本来より短い時間の中で解いて、素早く計算していく訓練をする
大切なのは、何度も計画を練り直すことです。
一度立てた計画に従って勉強していくと、「あれ、違うな?」と感じることがあるかと思います。
その都度計画を修正しながら、勉強を進めていきましょう。
チェック3:過去問を解いた後の、解き直しと振り返りを習慣化しているか
これは、過去問を解く上で一番重要なプロセスです。
なぜなら、解き直しと振り返りによる「インプット」が、受験生の学力を飛躍的に向上させることに繋がるからです。
例えば、解き直しと振り返りを継続的に行うだけで、次のようなことを把握することができます。
・自分の実力が足りていない単元、典型問題、要素(年号、長文読解力、計算力etc)
・自分が比較的得意な単元、典型問題、要素
・”その大学で訊かれる” 各教科の個別的な知識、エッセンス
・合格点に達するために必要な勉強の形態や内容
・点数を伸ばすための戦略
・受験の問題形式に合わせた解き方の戦略 などなど
これらのインプットを行いながら、勉強や過去問演習を重ねていくことで、学力とその大学入試への対応力を同時に伸ばしていくことができるのです。
しかし、実りのある解き直しと振り返りが習慣化できていないケースも多く、受験生の皆さんには一度チェックしていただきたいと思います。
以下に、サブのチェック項目を用意してみました。
自分がすべて達成できているかを、確認してみて下さい。
◎自信を持って解けなかったすべての問題に対し、何かしらの振り返りや解き直しをしているか
◎解説を読むだけでなく、その後手を動かして問題を解いているか(特に理系科目、国語)
◎苦手な箇所、実力が足りていない部分を分析し、過去問外の勉強でそこを改善しているか
◎次に解いた時に、同じ時間で満点をとれるくらい解き直したか(選択肢式の問題は、解答理由まで言えるか)
◎次に過去問を解く時に気を付けるべきこと、目標まで考えているか
これを全て達成できている方は、かなり質の高い過去問の解き直しと振り返りができていると思いますので、そのまま継続してください!
とはいえ、大部分の人は、何か達成できていない項目があったと思います。
これを機に、自分の解き直しと振り返りの習慣を見直してみてほしいのですが、解き直しと振り返りは、済んだら終わりではなく、その次のプロセス(=過去問演習or勉強)に繋げることが一番大切なので、過去問演習や勉強も怠らないようにしましょう。
完成度の高い解き直しと振り返りを行い、学力アップを図りましょう。
まとめ
この記事では、過去問演習をするうえで気を付けるべき3つのチェックポイントについて解説しました。
それらは、
①自分の基礎学力を見つめ直しているか
②傾向をざっくり把握し、どんな勉強方法が必要かを考えているか
③過去問を解いた後の、解き直しと振り返りを習慣化しているか
の3つでした。
冬が本格的に始まり、体調を崩しやすい時期になりましたが、生活リズムを整えて、受験に臨みましょう!
最後のラストスパートを頑張って下さい!
以上、武田塾高田馬場校でした。
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