皆さん受験勉強ははかどっていますか?高田馬場校講師の三上です。
前回は、「モリテツ」先生の事に関する記事を書きました。まだ見ていない人はチェックしてみて下さい。
さて今回は、「なかなか点数が上がらない...」、「そもそも勉強法ってあるの?」
といった様々な疑問が生じがちな「国語」の勉強法について詳しく解説していきますので、
よろしければ最後までご覧になっていってください。
国語は現代文・古文・漢文の三つに大別されます。
まずは最も伸び悩む人が多いと言っても過言ではない教科「現代文」から攻略していきましょう。
その前に、そもそも現代文を勉強する意味はあるのか、そのメリットは?などの疑問に答えていきたいと思います。
0.現代文を勉強する意味・メリット
現代文を勉強する意味・メリットは主に二つあります。
一つ目は、「入試用の」現代文の文章が読めるようになるということです。
これが意味するのは、単なる趣味の範囲の「読書」と、「入試問題の読解」はベクトルが違うという事です。
読書は、読む人によって感想が違って当然ですし、楽しみ方も自由です。
しかし、入試問題は、どういう風に読むべきか、ここで作者が言いたいのはどういうことか
ということに対する答えが一義的に定まっています。
したがって、単に読書が好きなだけでは、入試問題が楽に突破できるとは限りません。
二つ目は、特に英語などの他教科の文章を読む際に活用できる力を養えるという事です。
英語の文章には、日本語の文章よりもより厳格に文章構成のルールが定められています。
そのため、文章構成を考えながら読む能力が無いと、
英語の文章の内容理解はかなり難しいものになってきます。
現代文の勉強を通して、文章構成から大まかな文章の内容を推測する能力を培う事が出来れば、
英語やその他の教科にも生かすことができます。
詳しい内容は、1-3で説明します。
以上二つの理由から、現代文を勉強する意味、メリットは極めて大きいと思われます。
ではお待ちかねの勉強法に移っていきましょう!
1.現代文の勉強法
現代文で勉強するべきは「漢字」「重要語句」「長文読解」の三つです。
まずは漢字の勉強法から見ていきましょう。
1.漢字
なんだか今更感があって、取り組まなくてもいいのではないかと思ってしまう人が多発するのがこの「漢字」です。
今まで生きてきて漢字を使ったことが無いという人はおそらくいないでしょう。
しかし、現代文の文章では今までに読んだことのない分野やテーマの文章が出題される可能性が高く
、当然知らない言葉や、聞いたことはあるけど漢字では書けないといった言葉も含まれています。
そのため、一応受験に頻出の漢字を集めた参考書に手を付けておく必要があります。
共通テストになったとはいえ、現代文の問題の最初にある漢字の問題は固定なので、
そこでしっかり満点を取れるようにしたいですね。
しかし、世の中にあるすべての漢字を書けるようになる必要はないので、
かなり難解なものは問題演習の中で覚えていった方が効率的です。
では、漢字はひたすら書いて覚えればよいのでしょうか。答えはNOです。
漢字一文字一文字の意味をしっかりと覚えたうえで、
「この漢字とこの漢字が組み合わさっているからこの熟語はこういう意味なのか!」
などと理解していった方が応用が利きます。
参考書によっては、その漢字が持つ意味を簡潔に説明しているものもあるので、
そういうものを積極的に選ぶようにしましょう!
2.重要語句
次に、重要語句の勉強法です。
重要語句も、漢字と同様に聞いたことのない言葉や意味を知らない言葉があると思います。
文章を読んでいく上で知らない単語の数は極力少なくしたいものです。
そこで、おすすめの参考書は、「現代文キーワード読解」です。
武田塾のルートに入っているので、これを見ている皆さんの多くは使ったことがあると思います。
僕も実際にこれを受験期に使っていて、そのおかげで現代文の読み方が改善され、
かなり高得点を安定して出せるようになりました。
この参考書は第一部、第二部、第三部、補講にわかれており、それぞれの具体的な使い方を以下に説明します。
まず第一部では、各章の最初にある説明を読み込み、各語の解説を読み込み、
最後に「入試でキーワードチェック!」で実際にその言葉がどう使われているかを見るという順番で進めると、
かなり効率的だと思います。
次に、第二部では、入試頻出のテーマをまとめているので、
それを読むだけでその分野に関する基礎的な知見が得られ、
初見のトピックを減らすことができます。
第三部は小説重要語が収録されており、共通テストにも出題される可能性が高いので、
直接的に点数の上下に関与します。こちらも第一部同様言葉の意味の解説を読み込むことが大事なのですが、
異なる点としては、コラムに文学史に関する内容が書いてあるということです。
このコラムは、かなり簡潔で、かつ少し発展的な内容を含むので、
その分野に関して興味があったり、勉強のやる気が起きなくて暇つぶしに見るくらいならいいのですが、
ここを深く読み込む必要性はありません。
最後に、補講ですが、ここには文章を読む上で重要な読解ツールがいくつか並べられています。
これらを駆使すればどんな文章でも読めるようになるとは言い切れませんが、
これといった文章読解法が確立していない人にはオススメです。
実際に自分が今やっている読解方法が正しいのかを確認することもできます。
ここまでが現代文キーワード読解の使い方ですが、この参考書を使う以外にも、語彙を増やす方法はあります。
それは、模試などを解いていてわからない語句の意味にマークをし、その都度辞書などで調べるという方法です。
個人的には、この方法は非効率的だと思うので、キーワード読解をやりつつ、
問題文に出てきてかつキーワード読解にも載っていない語句だけを調べるという方法をとった方がいいと思います。
3.長文読解
これは、各予備校の先生や各参考書によって意見が割れる問題です。
僕自身は、①いくつか読解法が書かれた参考書を読み、
②いろいろな問題で試行錯誤を繰り返し、自分に一番合ったやり方、最も高得点を取れた解き方を採用して
③自己流に改造していました。
おそらくこのやり方が一番良いのではないかと思われます。
なぜなら、現代文の文章もあくまで人が書いたものなので、
筆者自身が読む以外は多種多様な見解が生まれて当然です。
しかし先ほども言ったとおり、答えは一つに絞られなければなりません。
なので、今までの入試データを研究して出来上がった普遍的な読解法なるものが
予備校やら参考書やらで提供されているのであれば、
それを活用しつつも自分なりに工夫をしたものを実際に用いるべきです。
しかしそれでさえもどんな問題にも通用するとは限りません。
したがって、問題の傾向と対策に応じて、少しずつ改良することが求められます。
4.復習
ついでに現代文の問題を解いた後にどのように復習すればよいかも解説します。
私立大学では主に選択式の問題が出題されるので、それにフォーカスすると、
①まずは丸付け・直しをして、次に解説を読む前になぜその番号が正解なのかという
根拠を文章中から探してください。
それで、自分なりに納得がいったところで②解説を読み、自分の考え方が正しいかどうかを確認してください。
このように、現代文の力を伸ばすためには、
①解答根拠を明確にする②自分の思考プロセスを修正する
という二つの作業を各問題で行うという非常に地道な作業が肝心です。
それゆえに点数に伸び悩むこともしばしばですが、
逆に言うと一度自分なりの解き方を確立してしまえば、点数もなかなか落ちることは無いですし、
社会科目の様にひたすら暗記をする必要もないのです。
少し長めにはなりましたが、皆さんどうだったでしょうか。次回の古文・漢文編もお楽しみに。
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