皆さん、こんにちは!
武田塾多治見校です。
今回は、大学受験と高校受験の違いについてご紹介します。
大学受験と高校受験では特徴が違います。
特徴に応じた対策を進めましょう!
大学受験と高校受験の違い
①学習量・難易度が違う
大学受験と高校受験では学習量と難易度が大きく違います。
大学受験求められる学習量は多く、難易度も高いです。
必要な英単語の数
英単語を例に考えていきます。
高校受験で必要な英単語数は900語程度と言われています。
一方、大学受験で必要な単語数は2000語です。
難関大学となると、もっと必要になってきます。
「2倍くらいでそんなに変わらないじゃないか」と思った方もいるかもしれませんが、大きな違いがあります。
大学受験で単語帳が必須の理由
高校入試で必要な単語は、難しい単語はほとんどありません。
英語の文章でよく出てくる最重要単語のみです。
例 (interesting,information,enjoy)
そのため、ある程度毎日のように英語に触れていれば、必要な単語の復習も行えます。
高校入試用の英単語帳を使用しなくても、文法問題や長文を行えば、単語の復習も同時にできます。
一方、大学受験では、難しいけど大学入試ではよく出てくる単語をしっかり覚えていかなければいけません。
例 (humble,sphere,submit)
難しい単語なので、頻繁に出てくるわけではありません。
頻繁に出てくるわけではないので、一度覚えた単語でも忘れてしまいます。
大学受験で必要な単語を忘れないため、忘れた単語を覚え直すために、単語帳を何周もやる必要があります。
深く、細かく勉強しなければならない
各教科とも勉強する量が圧倒的に多くなります。
中学生のときと、勉強する範囲は同じでも、細かい知識が要求されます。
よくできる中学生の高校受験
高校受験を目指す中学生の段階では、中学校で良い成績を取れている人は高校受験においても優秀です。
中学の勉強範囲はそれほど広くないので、中学校の定期テストの範囲でいい点が取れることと高校入試でいい点が取れることはそれほど乖離しません。
よくできる高校生の大学受験
一方、大学受験では高校の定期テストはとれるけど、大学受験では全くできないということがあります。
出題範囲が絞られたときは点が取れるけど、大学受験の高難易度で広範囲から出題される問題では得点できない状態です。
このようにならないためには、受験で必要な教科は定期テストだけクリアできたらいいという勉強方法ではいけません。
学校の定期テストでいい点を取れているだけではダメです。
高1、高2のなるべく早い時期から、大学受験に向けた勉強を進めることが大切です。
大学に落ちる人、逆転合格する人
高校の定期テストでは安定して平均点以上とれて、クラス順位、学年順位が上位の人が、大学受験に落ちるということは割とあります。
高校である程度上位をキープできているから、模試の成績とかはよくないけど、どこかの大学には受かるだろうと安心している。
そのような人が大学受験をして、ここならさすがに受かるだろうと思っていた大学に落ちてしまうということがあります。
逆に、高校ではいつも赤点をとって、毎回のように追試を受けているような生徒が、受験勉強をしっかりやり、難関大学に逆転合格することがあります。
②ライバルの数が違う
大学入試と高校入試ではライバルの数が大きく違います。
入試の倍率を比べると
高校入試では、ほとんどの高校で倍率が1.0倍~1.4倍くらいとなります。
定員割れしている学校もあります。
公立高校の入試であれば、ある程度の内申点を持って、本番の受験に臨み、よっぽどのミスをしなければ、多くの人が受かります。
大学入試では、そこまで難関大学でなくても、倍率が4倍や5倍など、ざらにあります。
高校入試と同じ感覚で、このくらいの大学なら大丈夫だろうと思っていても、落ちてしまうことがあります。
全国にライバルがいる
公立高校の入試であれば、ライバルとなるのは同じ地域の中学生です。
私立高校の入試でも、多くは自宅から通える範囲の中学生だけがライバルです。
大学入試では、都道府県を超えた多くの受験生がライバルとなります。
難関大学であれば、全国に志願者がいます。
現役生だけではなく、既卒生もいます。
そのライバルたちに打ち勝って、合格しなければなりません。
まとめ
大学受験で合格を勝ち取るには、大学受験用の勉強をしていかなかればなりません。
それは、中学生のときの勉強や定期テストの勉強とは違ってきます。
少しでも早く大学受験の勉強法を確立し、合格を勝ち取れるようにしましょう!
武田塾では、大学受験に向けた勉強を最短のやり方で行っていきます。
ぜひ一度、受験相談にお越しください。
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