みなさん、こんにちは!
武田塾多治見校です。
今回は、高校の英語科目、「コミュニケーション英語」と、「英語表現」について見ていきます。
コミュ英と英表の違いは?どちらの方が大切?【高校英語科目】
コミュニケーション英語とは?
コミュニケーション英語は、長文読解をメインとした科目です。
「コミュ英」と略して呼ばれることが多いです。
基本的に、長文をひたすら訳していきます。
高校の授業では、先生に当てられて、訳を答えさせられることがあります。
そのため、授業前に単語の意味を調べておく必要があったりします。
英語表現とは?
英語表現は、英文法の理解をメインとした科目です。
「英表」と略して、呼ばれています。
英語の文法事項を確認して、問題演習を行います。
英作文の練習を行う場合もあります。
「コミュ英」と「英表」はどちらの方が大切?
「コミュ英」と「英表」はどちらも大切です。
どちらかというと「英表」の方が大切です。
「英表」では文法を勉強します。
文法は英語の基礎力となります。
文法をきちんと理解していないと、長文は読めません。
「コミュ英」は後回しでOK?
「コミュ英」を後回しにしていいというわけではありません。
学校の「コミュ英」の定期テストでは、単語の意味や文章の訳が問われます。
長文の中で出てくる単語を全部覚えて、全文訳せるようになれば、「コミュ英」の定期テストでかなりの高得点が取れます。
しかし、実際の入試では初めて見る長文を読みます。
「コミュ英」の授業で、初見の長文を読解する力がつくとはかぎりません。
授業で恥をかかないために
また、「コミュ英」の授業は生徒が順番に訳をしていきます。
自分が当てられたときに訳をすらすら答えられるように、予習を手厚く行います。
授業で自分の当てられたところを訳せた後、ほっとして、予習で調べた単語を忘れてしまいます。
勉強で一番大事なことは復習です。
「コミュ英」の授業だと、どうしても予習過多になってしまいます。
構造的な問題があるといえます。
評定が必要な人は、どちらも頑張ろう!
推薦入試を考えていて、平均評定が必要な場合は、どちらも定期テストで高得点を取れるようにしましょう。
「コミュ英」は、同じ長文から出題されるので、定期テスト対策がしやすいです。
テスト範囲の長文に出てくる単語をすべて覚えましょう。
大学受験で必要がないマイナーな英単語もありますが、それも含めて覚えましょう。
すべての英文の構文を理解して、全文訳ができる状態にしておきましょう。
まとめ
「コミュ英」と「英表」では、受験に向けてのことを考えると、「英表」の方が大切です。
英文法を完璧に理解できるようにしましょう。
英文法が理解できていれば、文法問題はもちろんのこと、長文にもスムーズに入っていけます。
学校の成績が大事な場合は、「コミュ英」の勉強もしっかりと行いましょう。
「コミュ英」は定期テスト対策がしやすいです。