こんにちは!
武田塾立川校です。
本日は「向き・不向き」について話をしたいと思います。
よく受験相談の時に言われます。
「私は勉強に向いていないから」
「将来何をしたいのかが決まらない。何が自分に向いているのか分からない」
受験生の多くが抱える問題ではないでしょうか。
そもそも、自分の向き・不向きを理解している人がこの世には何人いるのでしょうか。
例えば、有名なミュージシャンが始める前から
「自分は歌うことが得意で、この職業に向いている」
そうやって始めたと思いますか?
確かに、そうやって始めた人もいるかもしれません。
しかし、多くの人が
「歌うことが好きだから」
「音楽が好きだから」
「誰かに伝えたい、届けたい想いがあって、それを音楽として表現したいから」
その気持ちで音楽をやっていると思うのです。
ミュージシャンの中には、別に歌がうまくない人、音楽が荒い人たくさんいます。
「あれ、自分の方がうまくないかな」と思う人もいることでしょう。
しかし、ライブを観に行ってみてください。
その熱量、圧、パフォーマンスに圧倒されることでしょう。
それは、その人がそこまで積み上げてきたものです。
自分の才能を疑わず、やり続けた結果です。
逆に歌がうまいだけの人の歌を、同じ環境で聴いたとしたら。
きっと何も響いてこないはずです。
才能はどの世界にも間違いなくあります。
しかし、才能だけでのし上がった人などこの世に一人たりともいません。
それだけの努力をした人、むしろその努力ができた人をこの世では「天才」というのだと思います。
私の好きな言葉にこんな言葉があります。
“人が想像できることは、必ず人が実現できる。”
ジュール・ヴェルヌ
(19世紀フランスの小説家・SF作家・政治家、1828~1905)
では、今自分に立ち返って考えてみましょう。
あなたは今大学受験を考えています。
まず、大学受験をしようと考えていること。
あなたにはその時点で大学受験の才能があります。
今自分が想像しえることは、必ず実現できるのです。
その時点で才能はあるのです。
あとはやるかやらないか。続けられるか続けられないか。
何事も長い間やってみないと、向いているか向いていないかなんて分かりません。
そして、それを判断することにはもう、その道で形になっているのです。
自分が今考えうる最高の自分、理想の自分像を想像してみてください。
それが実現可能かどうかなんて考えなくていい。
まずは想像してみること。
その後、実現するためすべきことを紙にリストアップしてみましょう。
やることは決まった。
あとはやるだけです。
リスクもあるでしょう。
ただ、若い時のリスクなどたかがしれています。
人生を狂わすような判断など、今のあなたには出来ませんし、そもそもありません。
大学受験に至っては、一切リスクがありません。
本当にただやるかやらないかだけなのです。
自分を卑下する時間があったら、その前に自分が考えうる理想の自分像を想像しましょう。
少しずつでいいから、一歩まず前に進んでみましょう。
目の前の景色が少し明るくなりますよ。
「向き・不向きより前向き」
です!
武田塾立川校は皆さんの素晴らしい将来を見据えた大学受験を応援し、徹底したサポートを行います。
共に笑って、来年の3月を迎えられることを楽しみにしています。