今回は数学が得意になるアウトプットの極意
についてご紹介します。
数学の勉強が順調に進んでいる受験生は、
そろそろ基礎知識のインプットが終わって
アウトプットの演習に入っている時期だと
思います。
数学が得意になるアウトプットの極意
数学のアウトプットのやり方
数学を勉強するときに大事なことは
インプットとアウトプットになりますが
この２つの勉強の仕方は全然違います。
アウトプットの方法を押さえておかないと
失敗してしまうかもしれないので、実際
どうやればいいのかを紹介していきます。
問題を解くときの注意点
まず大前提として、問題を解くときは
演習時間をしっかりと取って、集中して
問題を解き切ることを意識しましょう。
今まで、インプットとしてやってきた基礎
レベルの問題であれば、そのまま機械的に
解くことができたかもしれませんが、
アウトプットの問題演習をする際には
すぐには解き方が思いつかなかったり、
複雑な問題が出てくるようになります。
問題をただがむしゃらに解いたり計算する
のではなく、まず問題を見た瞬間に
「この問題は今まで基礎のインプットで
やった問題だとどれに近いか」を考えたり
「そのあとどうやって解いたら最後まで
解き切れるか」という全体像をしっかりと
考えてから解き始めることが大切です。
そして、問題の全体像を考えるときには、
何もせず頭の中でひたすら悩むというより
手を動かして考えてみてください。
これは、ただがむしゃらに計算をする
ということではありません。
例えば、確率や整数の問題だったら
どの考え方が当てはまるのか場合分けを
したり、図形の問題だったらここをXと
置いてみたらどうだろうということを
試しにやってみることです。
問題の条件や解法の糸口が無いかを
このような作業をして試行錯誤する中で
「この問題はこう解くのではないか」と
見えてくるときがあります。
なので、問題演習をするときには、
①まとまった時間を取って集中して解く
➁問題の全体像を考える時間を取る
この２つをまずは意識してみてください。
解けない問題があった場合
アウトプットで問題演習をしていて
解けない問題があったときに考えることは
「どれくらい悩むか、粘るか」です。
そもそも解法を知らなくて解けていない
だけなのに30分くらい時間をかけていたら
無駄だと思います。
この問題は時間をかけて悩むべきなのか
そうじゃないかを考えてほしいです。
また、特定の箇所だけ解説を見れば続きが
自力で解ける問題であれば、最初はアリ
だと思います。
ただし、すべて自力で解けなかった問題に
関しては解けた扱いをしないでください。
どこからが合っていなかったのかという
ことは明らかにした上で、必ず問題に
チェックを付けておき、解きなおしをする
ようにしないと意味がありません。
問題が解けない理由としては、公式を
忘れていた、条件を見落としていたなど、
いろいろあると思いますが、足りなかった
考え方をしっかりと言葉でメモしておく
ことが重要です。
できなかった理由を言葉で残しておくか
どうかでアウトプットの効率が何倍も
変わってきます。
極論、数学は全ての問題を言葉で表そうと
思えば表せる科目です。なので「こういう
問題のときはこの考え方が思いつかないと
いけないのに、ここができなかったから
この問題が解けなかったです」と絶対に
反省点が言語化できます。
数学が苦手な人は、わけがわからないまま
答えを赤ペンで答えを書いて終わらせて
いるパターンが多いはずです。それでは
ダメなので、その式の裏にある考え方の
背景のようなものが良い参考書には絶対に
書いてあるので、問題文がこういうときは
こういう考え方が使えるなど、自分が
できなかった理由や原因を「数式」では
なく、言葉で各練習や振り返る練習を
アウトプット段階で絶対にやりましょう。
今回のまとめ
数学のアウトプットでは、時間をしっかり
とって集中して問題を解き切ることを意識
しましょう。
わからない問題は一度しっかりと自分で考え
解けない理由を言葉で書いて言語化する練習
をするようにしましょう。
今回の内容はYouTubeでもご覧いただけます。
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