武田塾洲本校です。

夏休みも間近となり、日曜日や祝日はオープンしてすぐに

自習室に来る生徒も増えてきました。

ちなみに全員が高校３年生＆高卒生です。

 

今回はまだまだ受験の意識が高くないであろう

島内の高校１年生、２年生向けに英検の情報について

お知らせします。（特に１年生！）

 

近頃は英語において、四技能試験が社会で重要視されるようになりました。

社会人でTOEICを学習している方も年々増加しています。

 

四技能とはリーディング（読む）、ライティング（書く）、

リスニング（聞く）、スピーキング（話す）

の４つの技能のことです。

 

社会の要請が明確になるにつれて、

大学受験と英検はどんどん密接にリンクするようになっています。

 

 

 

英検に合格するとどうなる？

大学によっては

入試の英語の試験が免除されたり、

加点される、または得点になることがあります。

 

では大学受験の際に、具体的なメリットをお伝えします。

英検利用の際には、以下の①～③の方式が一般的です。

 

①出願資格方式

点数にはなりませんが、英語の試験を受けなくていいケースが存在します。

端的に言うと、私立大学文型の入試においては英語が免除されるので

国語と社会（日本史など）のみ

という形になります。

 

英検の素晴らしい点を述べるとすれば、

英検は１年間で複数回受験できるということです。

 

それに比べると大学入試は本番の一発勝負のみです。

英語がそれほど得意ではない、他の教科でなら勝負できる生徒や

高得点を取る自信がない生徒には非常にオススメの方式です。

 

②得点換算方式

CSEスコアが〇〇点なら、英語100点満点中〇〇点を保証するものです。

英検準一級取得なら100点満点扱いされる大学もあります。

 

③加点方式

 

持っている英検の級やCSEスコアに応じて、

点数が加算される方式です。

 

大学受験当日に英語を受験して、英検を一切受けていない生徒は

その英語の得点のみとなります。

該当する英検の級やCSEスコアを持っている生徒は

受験時の英語の得点に加え、英検で取得した点数で大学が加算を認めた点数分を

プラスできるという非常に有利なシステムです。

 

ここからは具体的にどのような大学が英検を利用しているのかを

お知らせいたします。

 

慶應大学文学部の英検利用

まずは早慶から見ていきましょう。

今回は慶應義塾大学文学部を取り上げます。

 

非常に難関ではありますが、CSEスコア2500以上ですと

試験本番の外国語（英語）の点数に換算する形式です。

 

慶應の独自試験を受けることなく、英検で慶應に挑むというスタイルです。

英検準一級よりも難しいですが、英語が圧倒的に得意な生徒は

早いうちに検討してもいいのではないでしょうか。

 

早稲田大学国際教養学部の英検利用

では早稲田大学はどうでしょうか？

国際教養学部に関して言えば

共通テスト＋独自試験がありますが、

英検での加点方式が採用されています。

 

２級だと７点、準１級だと１４点、１級だと２０点が本来の試験に加えて

加点されるというシステムです。

何も持っていない生徒に比べるとそれだけ有利に戦えるシステムですので、

英検を持っていた方が賢明ではあります。

 

受験業界に携わる我々にとって

入試での１点は本当に重いです。

１点差で補欠合格になり、そのまま正規の合格にならないケースも

数多く見聞きしてきました。

 

早稲田の合格者なら

難なく受かるであろう２級でも

７点の加算があるというのは

知らないと大損してしまうというケースです。

 

 

立教大学の英検利用

お次はMARCHの一角、立教大学です。

関西圏在住の受験生の

ご両親、祖父母の方々においても

MARCHは全部言えないとしても

立教大学はプロ野球界戦後最大のスター

「ミスター」長嶋茂雄さんの母校ということで

知名度や認知度は抜群に高い大学です。

 

立教大学は文学部を除く全学部で

英語の独自試験がないために、

①共通テスト

②英検等の四技能試験

のどちらかを利用しなければなりません。

※国語、社会等は独自試験があります。

 

武田塾洲本校としても

旧センター試験よりも負担がだいぶ重くなってしまった

一発勝負の共通テストよりは

複数回受験できる英検利用の方が合格する可能性が高いと考えています。

 

国公立大学の英検利用

国公立大学でも英検準１級であったり、ＣＳＥスコア〇〇点を取得していると

共通テストが満点扱いの大学があります。

具体的な校名は下の関連記事をクリックして

ご覧ください。

 

【英検のメリット】共通テスト満点扱いの国公立大学が存在する！

 

そして最も有利なのはライティング（英作文）です。

早い時期から英検のライティング学習を行うことで苦手意識がなくなり、

また数をこなしていることで二次試験のライティングにもつながります。

 

 

 

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