こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
本日は、春からの共通テスト対策 数学編をご紹介します!
共通テストの数学の問題傾向や対策方法、対策するためにおすすめの参考書などを
ご紹介しています!
今回は、数学の先生を目指している余宮先生に執筆してもらいました!
↓余宮先生の紹介はこちら!
是非最後までご覧ください!
共通テスト数学の問題傾向
数学の共通テストは、数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・Bの2教科で、両科目とも第5問で構成されています。
第2問までは必須問題で、第3問以降は第3問~第5問のうち、2問を選択する問題となっています。
2023年度の出題範囲は以下の通りです。
数学Ⅰ・Aの出題範囲(2023年度)
第1問:数と式・図形と計量の2単元
第2問:2次関数とデータの分析の2単元
第3問:場合の数と確率
第4問:整数の性質
第5問:図形の性質
数学Ⅱ・Bの出題範囲(2023年度)
第1問:三角関数、指数・対数関数の2単元
第2問:微分・積分法
第3問:確率分布・統計
第4問:数列
第5問:ベクトル
昨年の共通テスト数学Ⅱ・Bの第4問では
歩行者と自転車の動きについて数学的に問われる問題が出題され、
不可解な行動と慣れない問題形式に混乱した受験生が多かったですよね。
2023年はⅠ・A Ⅱ・Bともに難易度は易化しましたが、
共通テストから加わった会話文形式や、
グラフや図形の特徴を考察するようなICT形式の問題は
慣れていないと解きにくい共通テスト特有の問題形式となっています。
要は、ただ単に数字を求めるだけの問題ではなくなっているということです。
ただし、数学の基礎は必ず抑えておく必要があります。
早めから対策をしたいけど勉強法が分からない...という方は
次でご紹介する「共通テスト対策の流れ」で勉強法を確認してください!
共通テスト対策の流れ
1 全体を網羅すること
数学Ⅰ・A、Ⅱ・Bでは、かなりの範囲が存在します。
だから、すべての範囲を抜かりなく網羅する必要があります。
数学の配点は少なくとも20点分存在するので一つでも苦手な範囲があると、
その単元では点数を稼ぐことはできません。
だから、最初に行う事は、全体を網羅することが最も大切になります。
2 過去問を解いてみること
全体を網羅したら、古い年代のセンター試験の過去問を解いてみることが大切になります。
理由としては、弱点が明白になるからです。
センター試験の過去問はどの参考書よりも弱点が明白になります。
センター試験は単元ごとに大問が分かれているため、
得点が低い大問はその単元が弱点というように浮き彫りになってきます。
演習量を増やすという面でもかなりプラスになるため、効果的な方法であると思います。
苦手な範囲を潰していく事が共通テスト対策には最も大切になってきます。
3 弱点を克服すること
次に、過去問を解いて発見した弱点を克服することです。
弱点を克服しなければ、高得点には繋がりません。
弱点を克服するためには、参考書を完璧にすることが大切です。
これは、いつも使っている参考書で構いません。
それで苦手な範囲をしっかり復習することが大切です。
地道な作業にはなると思いますが、これが共通テストで勝つために最も大切なことです。
「コツコツが勝つコツ」であります。
だから、地道に繰り返していきましょう。
4 最後は共通テストの問題に慣れること
共通テストの問題は時間や、問題の特徴などが独特であります。
だから、共通テストの対策は共通テストの過去問、共通テスト予想問題、
センターの過去問などをたくさん解いて問題に慣れることが大切です。
たくさん解いて自分の中で最も解きやすい時間配分を理解・発見し、
解き方に慣れることができなければ、共通テストで高得点を取ることは困難です。
だから、たくさん解いて自分にとってのベストの解き方を発見することが大切です。
オススメの参考書
さて、ここからはそれぞれのジャンル別にお勧めしたい参考書をご紹介します!
基礎全体を網羅するのに最適
基礎問題精講Ⅰ・A、Ⅱ・B
武田塾のルートでも必ず1冊目に位置する基礎問題精講。
ⅠAが149問 ⅡBが169問と基礎を効率よく網羅するのに最適な参考書になります。
例題→精講(解くべきためのポイントや道しるべ)+解答解説がセットになっているので復習しやすい参考書です。
ただ、一ページに載っているので、網羅的にザっと見るのではなく、
初見で解く際は解説を紙で隠すなどをして、解答解説も一行ずつなぜこういう式の運用になるのかなどを
考えながら解くようにしましょう。
1冊目というので、かなり簡単と思われがちですが、
基礎問題精講レベルでもつまずく生徒さんも多いので、その場合には、
入門問題精講を使って、もっと易しい公式などの意味やポイントをつかんでいきましょう。
文系の数学 重要事項完全習得編
この参考書も武田塾の参考書ルートで採用されているものです。
基礎問題精講の次に解く問題集になります。難易度的には基礎問題精講とあまり大きな差はありません。
ただ、基礎問題精講とこのテキストでは使う段階を分けておくといいでしょう。
基礎問題精講は解き方・解法を身につける段階に適しており
文系数学の重要事項完全習得編は覚えた解き方をアウトプットする段階に適しております。
その上で、重要事項完全習得編は「必勝ポイント」等、問題ごとのアプローチ方法が記載されており、どの考え方に気づけば問題が解けたのかイメージしやすい構成になっています。
共通テスト問題に慣れるために
Z会 共通テスト実践模試
教育関連の出版の大手であるZ会が共通テストの中身を分析して、
作り上げたオリジナル模試が収録されています。
実践形式で収録されているため、時間配分とかも意識しながら使っていきましょう!
解答解説も丁寧に作られており、
選択肢の問題では正答の解説だけでなく、なぜ間違えたのか誤答の理由も記されているので、
復習もとてもしやすいです。
河合塾 共通テスト総合問題集
同じく、模試の収録シリーズの河合塾版です!
受験者も多く、一番オーソドックスな問題傾向と言われている河合塾模試。
全統共通テスト高2模試/全統共通テスト模試/全統プレ共通テスト/共通テスト本試験2年分
などが収録されており、実際の出題から模試まで幅広く復習できていくようになっています。
苦手範囲の克服には
共通テスト 実践対策問題集
この問題は単元ごとに構成されています。
その単元の中でA問題/B問題と分かれており
A問題…基本を確認できるための問題
B問題…必ず押さえておきたい典型的な問題
として収録されており、自分のレベルに合わせて集中的にやることができます。
そして、基礎→典型とやったのちには、共通テスト型の実践問題が収録されいるので、
練習も可能です!
弱い部分から集中的に行っていきましょう!!
きめる!共通テスト 数学Ⅰ・A&Ⅱ・B
この参考書についても単元ごとに構成されています。
一番大きな特徴は冒頭に「知識の整理」がついています!
ここを使って、教科書に載っているような知識を最低限定着させていってください。
また、共通テストを解くためのテクニックや重要な解説もあるので目を通しましょう!
演習には1問ごと目安の時間もついているのでやりやすいですね!
まとめ
これは、共通テストについてですが、勉強は共通テストだけでなく、二次試験や私大対策の勉強も必要です。
二次試験の勉強も共通テストの勉強にも活かされることがあるので、最初は二次試験の勉強をして、
2,3か月前から共通テスト対策を行うことがベストだと思うので、
それまでは、二次対策、すなわち、一冊の参考書を完璧にすることから勉強していきましょう!
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