こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
本日は、「和文英訳がかけない人に…英作文の書き方教えます!」
という内容で和文英訳に特化してご紹介していきます!
和文英訳は対策をしておかないといきなり解けるような問題ではないので、
今回は志望校のレベルごとに対策方法や押さえておきたいテーマ、
おすすめの参考書などご紹介していきます!
例文を使って具体的に解説をしていくので参考になること間違いなしです⭐
是非最後までご覧ください!
和文英訳は全員、対策が必要?
関関同立であれば同志社や関西学院大学、国公立大学の多くは英作文が必要になります。
私立、国公立関係無く和文英訳問題は基本的に配点が高くなるため、
対策を怠ると周りの受験生と差がついてしまいます。
また、和文英訳問題は他の問題と違い、部分点を稼ぐことも可能なので
対策は大変かもしれませんが、諦めずにやっておきましょう!
和文英訳はどうやって勉強したらいい?
初級者レベル→関関同立レベル→国公立レベルの順番に進めていきましょう!
レベルごとにテーマや出題傾向をご紹介していきます。
初級者レベル
テーマ
日本語から出題者の意図を把握すること
初めは基礎的な文法の参考書の短文を使って勉強することが大切です。
基礎的な文法構造を理解していないと、和訳から英訳に変えることは難しいです。
普段は文法問題を解き終わった後に解説を読んで、短文の和訳ができるか確認して終わってしまいます。
しかし、その反対の和訳から英訳に自分の力で書き換えることができるか試してみましょう。
ここで意識してほしいことが「この文章で習った文法を実用できているか」です。
英訳問題の出題者の意図として「単語を1つ1つの意味を暗記できているか」よりも、
「高校3年間で学んだ文法を理解できているか」が採点の中で重要視されています。
例文
「去年この学校を母親と一緒に訪れたことを覚えています。」
皆さんは、この文章を英訳に直せますか?
英訳してみると...
I remember visiting this school with my mother last year.
これは、文法の参考書の「to不定詞」と「動名詞」の範囲で出題される例文です。
英文から和訳にすることは、基本的な単語が多いのでそこまで難易度は高くありません。
しかし、英訳にする時に「remember+to」と書くか「remember+ing」で書くか迷ったりしませんか?
ここで、例文「去年この学校を母親と一緒に訪れたことを覚えています。」を、
英訳する問題が出題された場合の出題者の意図を考えてみてください!
例文の出題者の意図は、
remember+ingは、「~したことを覚えている」=過去に対しての記憶
remember+toは、「(これから)~すると覚えておく」=未来に対しての記憶
この2点の違いを受験生は理解しているか出題者は確認しています。
だからこそ、受験生は「私は不定詞と動名詞の違いを理解しています。」
と言った文法を理解できているアピールを英訳で表すところから始めてみましょう!
関関同立レベル
テーマ
・難解な文法構造の理解
・自分の知っている日本語を簡単な形で英語で表現する力
例文
「この橋をいっしよに渡るカップルについて言われていること、知ってる?」
*同志社大学過去問から出題
初級レベル同様に出題者の意図を考えてみましょう!レベルが1段階上がっています。
解答例
Do you know what is said about a couple who crosses this bridge together?
ここでは長い文章でも区切らずに1文で終わらせています。
そのため、関係代名詞を2回使って1つの文章を作ることができているか。
また、受験者が自信を持って使える表現や文法構造を用いて英訳できているかを確認しています。
そのため、難しい単語を使わずに、自分の知っている単語やイディオムを使うことが必要です。
「この橋を渡る」はcross this bridge やwalk across this bridgeを使い、
「言われていること」は「何が言われているか」と考えて、
what is said か能動態でwhat people said を使います。
関関同立レベルの英訳の勉強として、
初級レベル同様に文法の参考書(初級よりも難しいレベルが好ましい)を用いた勉強はもちろん、
実際に出題された過去問を使って英訳の練習を積み重ねることが1番です。
国公立レベルとは違って1文を訳すだけなので、
たくさんの問題に多く触れ、自分なりの英語の表現を多く引き出すことに時間を使いましょう。
国公立レベル
テーマ
・文章全体を理解した上での英訳
・英訳するスピードの向上
国公立レベルになると、1文だけで無く、複数の文章を英訳する問題が多いです。
関関同立では文章全体が理解していなくとも、その1文さえ訳すことができれば点数になります。
しかし、国公立の英訳問題では長い複数の文章を英訳するため、
受験者が文章全体の内容を把握しているのかが出題者の意図としてあります。
「それ」「これらの」と言った指示語が指しているものを的確に表現する文章理解の力が必要です。
さらに、文章量が多いにも関わらず英訳に使う時間も限られているため、
文章を理解する時間と英訳に費やす時間のバランスなど「解く早さ」も身に付けなければなりません。
苦手な子はここのポイントを押さえろ!
「出題者の意図を考える」「自分の知っている簡単な英単語で書き換える」この2点を押さえましょう。
文法構造を理解できているアピールは初級レベルで述べた通り、点数の要になる部分です。
また、英訳問題は答えが1つとは限らないからこそ、自分の自信ある英語を使って表現してみましょう。
複雑な文法を使って英訳したものと、簡単で基礎的な文法でも意味が通っていれば点数は同じです。
だからこそ、簡単な言葉に置き換えた方が減点されるリスクも減ります。
まずは自分の学んだ文法知識を発揮して、和文英訳の練習をしてみましょう。
和文英訳の対策におすすめの参考書
初級者レベル
どれも基本的な文法構造をテーマごとに理解することから始めます。
英訳にする際も出題者の意図をまずは1つ見つけることから始めてみましょう!
大岩のいちばんはじめの英文法~超基礎文法編~
話口調でとても詳しく解説がされているので内容が入ってきやすい点と
文法の知識を再確認したいときに辞書替わりになるような参考書です。
英文法に苦手意識のある方や基礎が完璧になっていないという方は
大岩の英文法をおすすめします。
肘井のゼロからの英文法
肘井のゼロから英文法はテーマごとに文法の基礎を学ぶことができます。
77講まであり、文法の基礎を一通り学習することができるのでおすすめです。
左側が解説ページ、右側が確認問題となっており、あまり解説が詳しくないため、
文法への苦手意識がある方は上述でご紹介した大岩の英文法をおすすめします。
英文法ポラリス1
大岩の英文法や肘井のゼロから英文法を一通り学習し終えたら
英文法ポラリス1でより実践的に文法問題に取り掛かってみましょう。
こちらの参考書もテーマごとに分かれているため、
一つ一つ整理しながら解き進めることができます。
1冊は持っておきたい辞書代わりになる参考書
総合英語 Evergreen
この参考書は1冊をもっておくだけで文法に関する不明点や疑問点が全て
解消できるようになっています。
とても分厚い参考書なので、より詳しい解説が欲しいときに使用しましょう。
高校で配布されている場合もありますし、本屋さんでも購入することが可能です。
関関同立レベル
肘井の読解のための英文法が面白いほどわかる本
読解のための英文法は、構文解釈をメインとした参考書です。
品詞の識別や構文の認識をしながら進めていく参考書ですので、
和文英訳をするときにも意識しないといけない点が多く盛り込まれています。
まずは英文和訳で正しく意味を解釈できるか練習をしてみましょう。
赤本(志望校の過去問)
肘井の読解のための英文法まで一通りやり終えたら、
一度は赤本で和文英訳問題がどのような問われ方をしているかなど、
問題傾向を把握したうえで今までやってきた参考書を固めていくのか
それとも対策に特化した参考書を導入するのかを検討していく必要があります。
関関同立レベル~国公立レベル
英作文ハイパートレーニング和文英訳編
この参考書は和文英訳に特化した参考書です。
Lesson66まであり、テーマごとに構成されています。
そしてそのテーマに沿った例題が記載されているためまずは自分で解いてみましょう。
その下には和文英訳のやり方や解説が記載されているため、コツを掴んだ上で答え合わせをしてみる
といった流れでこの参考書を進めていくと良いでしょう。
その他にはテーマ別文例や語法文例などもあるため、
レパートリーを増やすと言った意味でも目を通しておくようにしましょう。
少し難しい文法構造を英訳するために数をこなして自分なりの表現を見つけましょう。
また、複雑な関係代名詞や時制の一致など文法構造にも対策してみましょう。
英作文への応用の仕方
1文1文を英語で作れるようになったら次は、
接続詞を用いながら文章の起承転結を考えて複数、文を作ってみましょう。
英文で文章の流れが間違っていないか、
5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、どちらと、どのように)を
意識できているかも英作文への応用のポイントです。
まとめ
今回は和文英訳の方法をご紹介しました!
参考になりましたでしょうか?
和文英訳問題は他の問題と違い、
部分点を稼ぐことも可能なので対策は大変かもしれませんが、諦めずにやっておきましょう!
出題者の意図さえ掴めば、
後は赤本や和文英訳に特化した参考書等を何回も解いて、
自分の英訳の引き出しを増やすことを意識しましょう。
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