こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
今回は、理科1科目選ぶなら、化学か生物どちらを選ぶ?
という内容でご紹介します✊
私立の理系を受けるとき大抵の場合、理科は1科目ですみます。
共通テストを受けず私大を専願するという人は、
どちらか片方に科目を絞って勉強ができると思いますが、
化学と生物どちらを選択すればよいでしょうか?
今回は、二つを比較しながら見ていきたいと思います。
今回、ブログを作成してくれた野木先生の紹介ブログはこちら👇
【理科 科目選択】化学を勉強する魅力は?
1.化学の勉強しやすい部分
断言はできないのですが、化学は出題される問題のパターンがある程度決まっています。
そのため、物理や生物に比べると演習量を積めば積むほど
その分点数に直結しやすいんじゃないかと思います。
私自身の話で言うと、化学が受験生時代の一番の得点源でした。
計算ミスが命取りの物理や知識がないと全く手が出ない生物と比較すると、
勉強量に比例してある程度の点数は確保されると考えられます。
計算問題の量は多めですが、公式を覚えられてかつ掛け算割り算ができれば
そこまで苦戦しない程度のレベルなので、計算が早い人たちにはお薦めです。
2.化学の勉強しにくい部分
化学は単元ごとに繋がりがあまり見えません。
理論化学の内容がたまに無機化学で絡められて問われることなどはありますが、
理論は理論!無機は無機!有機は有機!といった感じで分離しています。
なので、理論を先にやったからと言ってその後の単元が有利になるかと言うとそうでもなく、
一から新しい気持ちで勉強しないといけないのが少し煩わしいかもしれないです。
(しかしこれは、逆に言うとどの単元から始めても大丈夫と言うことにもなります。)
あとは、より深くまで理解しようとするとどうしても大学範囲の知識が必要になってきてしまいます。
どうして?を深く追求したい人にとっては不服かもしれませんが
気になる気持ちをグッと抑えて、「これはこういうものなんかあ」と
一旦納得して大学でより深くまで勉強してください。
また、生物ほどではありませんが、覚えないといけない内容もそこそこあります。
3.化学のおすすめの参考書
化学のおすすめ参考書は、
大学受験Doシリーズ
「鎌田の理論化学、福間の無機化学、鎌田の有機化学」の3点セットです。
まずは全部を広く浅くから勉強してしまうことをお勧めしています。
余力があれば、ぜひ3年生になるまでに一周できてしまうと
周りの受験生から大きく差をつけられると思います。
また化学の基礎知識に不安があったり、教科書の代わりとして代用できる参考書が
宇宙一わかりやすい高校化学シリーズです。
イラストも多く、入門書として学習できる参考書なので基礎が不安な場合は
こちらの参考書から学習を始めることをお勧めします。
【理科 科目選択】生物を勉強する魅力は?
4.生物の勉強しやすい部分
生物はなにより勉強していて非常に楽しいです。
ウイルスに感染した時自分の身体ではこういうことが起きているんだ、
ということや今話題になっているワクチンの原理であったり、筋肉が動く仕組み、
はたまた生物の進化の歴史など、幅広い知識を得ることができます。
(ちゃんと勉強をすることで、世に蔓延るエセ科学に騙されずに済むと思います(笑))
知的好奇心が満たされるため、私自身も生物の勉強をするのが非常に楽しかったです。
また、計算問題は多少はありますが、物理化学と比較するとそれほど多くないため
理系に行きたいけど計算が苦手!という人にもおすすめです。
5.生物の勉強しにくい部分
問題を最低限解けるために暗記をしなくてはいけない量が非常に多いです。
また、さまざまなバックグラウンドを仕入れておくと他の受験生よりも優位に立てますが、
そのバックグラウンドを仕入れるためには色々な入試問題を解き、
解説を読んで自分の頭で理解しないといけないので、そこも人によっては煩わしいと思います。
ある物事の仕組み自体は一回覚えてしまえば忘れることはないと思いますが、
単語・用語は紛らわしいうえ、よく忘れてしまいそうになります。
なので、一問一答などを活用して用語をこんがらがらないように定着させる必要があるかと思います。
6.生物のおすすめの参考書
生物のおすすめ参考書は大森徹の最強講義117講です。
生物は先ほどから何回か言っていますが、知識量が正義です。
そのため、読み物がわりとして是非活用して知識をたくさん吸収して行ってください。
また、適宜計算問題用の問題集が大学受験Doシリーズから出ているので、
対策が手薄にならないようにそちらも活用することをお勧めします。
まとめ
今回は、理科1科目選ぶとしたら化学か生物どちらを選ぶかご紹介しました!
参考になりましたでしょうか。
受験終了までずっと勉強するなら、
自分が楽しいと思える科目を選んで勉強を進めていけることが理想ですよね。
これからどちらか1科目を選ぶという方は、ご紹介した化学と生物のおすすめ参考書を
図書館や書店で見てみると良いかもしれません。
また、各科目のメリットデメリットで考えてみましょう。
化学は、公式が覚えることが得意で、掛け算や割り算などの計算が早く苦手でない人に向いています。
ただ、深掘りをすると大学範囲になってしまうのでとことん追求したい性格の人には
少しモヤモヤしてしまうかもしれません。
また、有機・無機・理論の繋がりが見えないため、1から勉強している感覚になります。
生物は、計算問題は多少出題されるが、他の理科科目に比べると少なく、
生物に関する幅広い知識を得ることができます。
暗記事項がとても多く、頭が混乱するため一問一答などを用いて上手く整理していく必要があります。
上記のメリットデメリットを自分に当てはめてみて、楽しそう!と思える科目を選びましょう。
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