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本日は、「現代文のよくある質問」をQ&A方式で回答していきます!
現代文の勉強や該当する悩みがある方は本日から改善していきましょう✊
今回は武田塾 吹田校で国語をメインに指導してくれている
講師の石川先生に回答していただきました!
是非最後までご覧ください🙌
はじめに
「現代文の解き方とはどのようなものか?」と問われた時、
その答えをすぐに思い浮かべられる人は多くないのではないでしょうか。
現代文は数学のように公式を当てはめるような場面はなく、
日本史や世界史のように暗記に重点を置くこともありません。
このことから現代文は最も掴みどころがない科目と評することができ、
そのような科目だからこそ解き方も思い浮かべにくいのです。
今回の記事はそんな現代文に関してよくある5つの質問に答えていきます。
もしあなたが現代文の解き方がわからず不安を感じているなら、是非この記事を参考にしてみてください。
現代文でよくある質問とは?
Q1.問題の意図/問題で何を聞かれているかがよくわかりません。
A.傍線部を含む一文を読みましょう。
現代文における問題は、本文の一部に傍線を引いて問いを立てている場合がほとんどです。
しかし、問題において傍線部で抜粋されている部分はごくわずかであり、
その少ない内容から情報を読み取り、何を聞かれているかを把握るのは困難です。
ですから、まずは傍線部を含む一文を読みその主語と述語を把握しましょう。
そうすることで、傍線部が一文の中でどのような役割をしているかを知ることができます。
そして、一文の中に指示語が含まれていれば、
その指示語が何を指しているのかを把握することで内容理解に繋がりますし、
接続詞が隣接していれば文章の前後関係も併せて把握することができます。
そのようにして読解を進めることで、傍線部を含む内容が理解でき、
問題がなにを聞いているのかを理解することができます。
Q2.文章が長くて内容が読み取れません。
A.文章のつながりを意識してみましょう。
文章は一文一文がつながってできています。
上記の文章であれば一文同士を「しかし」や「ですから(「だから」の丁寧な形)」などでつないでいますね。
このように一文は単独で存在しているのはなく、前後間でつながりを持っています。
もちろん、接続詞を伴わなくとも文章はつながりをもっており、
接続詞だけでなく主語などを把握することも大切ですね。
それら接続詞などを用いて文章のつながりを把握していくことで、一文と一文のつながりが、
さらにつながっていけば段落と段落のつながりも見え、最終的に全体の文章を理解することができます。
文章同士はそれぞれつながりをもっているので、まずはそれを接続詞などに注目しながら意識して読解してみましょう。
また、一つの段落には一つの主題しか含まれていません。
見落とされがちですが、段落の持つ役割にも注意することで読解の手助けとなるでしょう。
Q3.選択肢が選べません。
A.本文中から解答の根拠となる部分を見つけましょう。
選択肢を選ぶ際、選択肢と長時間にらめっこをしてしまう人がいますが、
それは解答を導くには有効な手段といえません。
なぜなら、「この選択肢は正しい」とか「この選択肢は正しくない」と選択肢を取捨選択するには
「正しい/正しくない」という根拠を理解している必要があるからです。
そして、その根拠というのは選択肢の中でなく本文の中に記述されています。
選択肢は本文の中から解答の根拠となる部分を導き、
選択肢がそれに該当するかしないかを基準に取捨選択してみましょう。
「解答の根拠はどうすれば導けるのか?」というのは上述している傍線部の読解を進めると把握できるでしょう。
傍線部を含む一文から因果関係を把握し、問いの内容が理解できれば、
その問いの答えとなる内容も因果関係をたどって把握、理解できるでしょう。
Q4.記述がかけません。
A.まずは解答の根拠を本文中から抜き出せるようにしましょう。
記述は選択肢問題よりも難しいというのが通説でしょう。
実際、4~5つの選択肢から答えを選ぶのではなく、白紙の状態から解答を導くのは困難です。
しかし、「解答の根拠を本文から抜き出す」という解答を導くためのプロセスは
選択肢問題でも記述問題でも変わりません。
ですから、まずは落ち着いて問題の意図をくみ取り、それに対する答えとなる事柄を導くようにしましょう。
ただし、記述問題は選択肢のような比較検討できるものが無い分
より明確に根拠を探し出す必要がある点には注意しましょう。
根拠が抜き出せたら、後は文字数に合わせて抜き出す根拠の数や量を選定し、
主語述語などに齟齬が生まれないよう丁寧に記述しましょう。
Q5.現代文を簡単に解けるようになる裏技はありますか。
A.基本的にはありません。
現代文には数学の公式や、日本史や世界史における暗記事項がほとんどありません。
ですから、現代文は掴みどころがなく「よくわからない」と思われがちです。
ですから、現代文を倒すための必殺技のようなものは(数学などにもないと思いますが)
残念ながら存在しないのです。
ですが、現代文が受験科目であり「正しい答え」が存在している以上、
その答えを導き出すための確かな方法も存在しています。
現代文には公式も暗記も通用しません。
だからこそ、上述したような事柄を一つ一つ丁寧に用いて読解を進めていく必要があるのです。
まとめ
今回は、現代文のよくある質問に回答してみました。
いかがでしたでしょうか?
独学で現代文を勉強していると
どのように勉強を進めていけばよいか分からないといったお悩みをよくいただきますが、
今回の回答を参考に勉強を進めていただければ
文章の読み方に対する意識が変わってくるのではないでしょうか。
是非参考にしてみてくださいね😊
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