こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
本日は漢文の勉強方法についてご紹介します!
・共通テストで漢文が出題されるけれど、なかなか点数が取れる気がしない...
・どのように勉強をしていけば効率よく学習できる?
・おすすめの参考書は?
このようなお悩みを解決していきます✨
是非最後までご覧ください!
漢文を深掘り
漢文って何となく難しいイメージがある...😖
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
では実際に漢文について深掘りしていきましょう!
漢文って難しいの?
結論から言うとコスパ良く高い得点を取ることのできる科目です!
まず、漢文は古文と同様に暗記が重要になってくる科目であり、
「レ点」や「一・二点」などの書き下しの基礎に加えて句法、単語を覚えていく必要があります。
このように聞くと暗記量が多く難しいと感じるかもしれませんが、
実際の量としては句法・単語それぞれ200個程度であり、重要なものに絞れば100個程度になります。
これを他の科目と比較すると、似た科目である古文ではどの単語帳を見ても基本300個以上であり、
文法の幅も広く受験生の多くが苦手とする和歌もあります。
さらに、英語では「システム英単語」「ターゲット1900」などからわかるように
2000個程度の単語に加えて文法・会話表現などを覚える必要があり、
日本史や世界史などの社会科目は山川出版社の「日本史用語集」や「世界史用語集」を参考にすると
5000語以上と圧倒的に暗記量が少ないことが分かります。
では、それだけ暗記量が少なければ点数配分も低いのかと言われるとそうではなく、
共通テストにおいては50点満点であり現代文や古文の配点と同じになっています。
これらのことをまとめると、
①暗記重視の科目であるため、短期間で点数が上がりやすい
②暗記量が他の科目と比べて少ない
③配点も50点満点もある
以上のことからコスパ良く高い得点を取ることのできる科目であると言えます。
古文と漢文 どちらの勉強を優先するべき?
結論から言うと、古文から取り組むことをおすすめします!
理由として、特に私立大学では古文については出題されることが多いのに対し、
漢文は出題されることが少ないことがあげられます。
また、国公立大学を志望する場合でも
共通テストでは漢文までの200点満点が必要になることが基本であるものの、
二次試験ではやはり古文での出題がメインになってくることが多く
漢文を出題する大学が少ない傾向にあることから考えると、
古文から取り組むほうが役に立つ場面は多いと考えられます。
漢文を効率よく勉強するにはどうすればいい?
漢文はコスパ良く高得点を狙える科目であるということは
皆さんにお分かりいただけたと思います!
それでは、実際に漢文を効率良く勉強するには、どのように取り組めば良いのでしょうか?
基礎固め編と実践演習編に分けてご紹介します🙌
基礎固め編
漢文は暗記が点数アップのカギになってくるため、
まずは知識をインプットするところから始めましょう!
覚える順番としては、
①「レ点」や「一・二点」などの書き下しの基礎
②句法
③単語
がおすすめです!
その理由として、
漢文の問題は単語の知識よりも句法の知識から選択肢を限定することができるほか、
特定しやすい傾向にあります。
しかし、句法は暗記と言ってもその中に「レ点」や「一・二点」といった
書き下しをするための基礎が入っていることが多いため、
最初から句法を勉強するよりも、
その基礎を終えてから句法に入ると暗記がスムーズにいく傾向にあります。
実践演習編
基礎固めが終了したあとはついに実践演習になります。
実戦演習では、
①問題で問われていない句法や単語でも忘れていないかチェックする
②問題の形式が詞なのか、物語なのか、教訓なのか等を意識して解き方を変える
この2点の反復が重要です!
①については【基礎固め編】での学びが定着しているのかを確認するために行い、
忘れている句法などがあればすぐに復習するようにしましょう!
②は漢文では現代文でいう評論と小説のように文の形式があり、
詩では五言律詩や五言絶句などが問われやすい傾向にあることから詞の形に意識して解きましょう。
物語では古文と同様に「誰が」「何を」「なぜ」などが問われる傾向にあるため
文章の流れと主語動詞を意識して解くようにしましょう。
最後の教訓では文頭で、
「~は正しい行いをすることを楽しみ」や
「~は人のいうことを聞かず」などの説明がされている場合が多く、
その説明に沿った文章展開をしていくのが基本であるため文頭の説明を意識して解くようにする、
など文章の形式に注目することが大切です!
漢文のおすすめ参考書と正しい使い方をご紹介!
河合塾「ステップアップノート10 漢文 句法ドリルと演習」
この参考書では、漢文の書き下しから最も重要ともいえる句法を
0からひと通りおさらいすることができ、
漢文の基礎を演習メインで確実におさえたいに受験生におすすめです!
参考書の使い方
一周目では暗記と演習との割合は7:3の暗記重視で間違えた問題にチェックをつけるようにし、
二周目では暗記と演習との割合を4:6にして一周目でチェックをつけた問題を取り組み、
三周目では暗記と演習との割合を2:8のほぼ演習メインで、
暗記は不安なところだけチェックし、全ての問題をもう一度解いて知識を定着させましょう!
田中雄二著「漢文早覚え速答法」
この参考書では句法の暗記事項についてその中でもどういったところが重要か、
入試で問われるかといった説明や解説メインの参考書であり、
理解重視で勉強を進めたい受験生におすすめです!
参考書の使い方
一周目では「ポイント」や「注意点」「暗記法」などひと通り目を通すようにし、
問題の解説も理解できるように意識しながら取り組みましょう。
二周目では問題を解いた後に一周目で理解した解説をもとに
自分でも解説できることを目標に勉強を進めていくことがおすすめです!
二周目を終えたあと、自分で解説もできるようになった場合は、
chapter2の重要漢字(単語)を覚えていくとともに別冊の「問題編」で知識に抜けが無いか
最終確認をするようにしましょう!
河合塾「マーク式基礎問題集 漢文」
この参考書は共通テストレベルの問題を演習することができ、
漢文の基礎を勉強し終えたあとに取り組むのがおすすめです!
参考書の使い方
問題集のため解いていくことがメインになりますが、
解く時間を意識するのではなく、学んだ知識を覚えているか、それを使って問題を解けているか
を意識して進めていきましょう。
解き終えた後は、
毎回忘れていた句法や単語にチェックを付けて基礎系の参考書で復習を必ず行いましょう!
まとめ
今回は漢文の勉強法やおすすめの参考書をご紹介しました!
漢文は難しいイメージを持っている方も多いかもしれませんが、
このブログを最後まで読んでくれた方は
漢文のイメージが良い意味で覆ったのではないでしょうか。
また、受験相談でも「古文と漢文どちらを先に勉強するべき?」と質問をいただきます。
古文と漢文 どちらの勉強を優先するべき?で記載したように、
まずは古文の勉強を進めていきましょう。
勉強時間に余裕があり、他科目や古文がある程度身に付いているという方は
おすすめの参考書でご紹介した参考書を上から順に進めていくことをおすすめします。
もし時間に余裕がない!という方は「漢文早覚え速答法」から進めていきましょう!
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