こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
今回は、関関同立の英語を徹底比較してみました!
各大学の問題の特徴や対策方法についてもご紹介をしていますので、
過去問を解き始める前や解いた後の分析にもご活用いただけると思います!
その他の科目についても今後リリース予定なのでそちらもチェックしてください👍
今回、関関同立の英語を分析してくれたのはこちらの先生です😎
関西大学の英語
関西大学の英語の問題構成は、
Ⅰ A.会話文の空所補充問題
Ⅰ B.パラグラフの並び替え問題
Ⅱ A.長文問題(空欄補充問題)
Ⅱ B.長文問題(内容説明問題)
Ⅲ A.長文問題(下線部の意味・内容説明問題)
Ⅲ A.長文問題(内容説明問題)
となっており、大問3題で構成されています。
全問マークセンス方式、試験時間は90分です。
特徴と対策
関西大学の英語は全てマーク式であり、関関同立の中では比較的得点しやすい問題です。
Ⅰ B.のパラグラフの並び替え問題は
他の関関同立にはない問題形式であり、関西大学の特徴問題とも言えます。
この問題では6つのパラグラフを並び替えるのですが、1つでも順番を間違えてしまうと、
点数を落としてしまうことになるので、文章を正しく理解し論旨の流れをきちんと把握できているかが鍵となります。
パラグラフの並び替え問題を対策したい方は「神戸学院大学」の過去問にもパラグラフの並び替え問題が出題されているため、
一度、神戸学院大学の過去問を解いてみましょう。
また、パラグラフの並び替え問題は指示語の把握が重要になってくるため、
普段の長文演習をしていく中で指示語が何を指しているのかを意識することが大切です!
長文問題の特徴は、本文内容問題はもちろん問われますが、
空欄補充問題が15問出題されるものと、下線部の意味と内容を問う問題が10問出題される計2題が出題されます。
空欄補充問題では、とりあえず取り組むのではなく、文法の力だけで解くことができるのか、
本文の文脈を踏まえて解く問題なのか、その両方を使って解く問題なのかを選択肢を見て判断してから取り組むと解きやすいです!
例えば、選択肢が「of」や「in」「at」などの前置詞の場合は文法で解くことができる可能性が高いため
動詞に注目して熟語を作ることができないか、といった着目点を明確にすることができます!
下線部問題では、いきなり意訳をしようとすると本文の意図からずれてしまう可能性があるため、
まずは直訳をできるようになることが重要です!
そのため、勉強し初めの段階では問題を解く際に主語や動詞などのSVOCを割り振って
1文をしっかり訳す練習を重ねることがおすすめです!
本文内容問題では、パラグラフごとに理解できているかを問われてくるため、
普段の長文演習の中でそれぞれのパラグラフがどのようなことを言っていたのかを
要約できるようにしておくと解きやすくなると思います!
「関西大の英語」で集中的に対策をしていきましょう。
関西学院大学の英語
関西学院大学の問題構成は
Ⅰ 長文問題(同意表現・空所補充・内容説明・内容真偽)
Ⅱ 長文問題(同意表現・内容説明・内容真偽)
Ⅲ 長文問題(空所補充・内容真偽)
Ⅳ 文法・語彙問題(空所補充)
Ⅴ 文法・語彙問題(語句整序)
Ⅵ 会話文(空所補充)
となっており、大問6題で構成されています。
全問マークセンス方式で、試験時間は90分です。
※国際学部には英語1科目(英・英)型は、
共通問題と英語1科目型独自問題の両方を受験する必要があります。
独自問題は大問2題で構成されており、すべて記述式、試験時間は75分です。
特徴と対策
関西学院大学の英語は長文が多く、
一部の学部では記述式で解答を求められることもあるため関関同立の中でもレベルが高い入試問題です。
試験時間が90分に対し大問数が6題なので、試験内容の難易度からしても時間配分や速読力は必須となります。
過去問を解く際には、時間配分が適切かどうかを常に自己分析する必要があるでしょう。
特徴としては、長文問題が3題あり、1題あたり平均500語以上の長文となっていることです。
問題形式としては関西大学でもあった空欄補充や下線部問題、本文内容問題など共通する部分が多いですが、
他の関関同立では長文が2題出題であるのと比較して、長文読解の力がより問われてくる入試問題であると言えます。
対策としては「問題演習を重ねること」これに尽きますが、単語単位での言い換え問題も問われてくるため、
演習に入る前に単語力や文法力などの基礎は正しい意味を用いて自分で活用できるように身に着けておくことで、
Ⅳ・Ⅴで出題される、文法・語彙問題にも役に立つため、より効果のある対策になります!
特にⅤで出題される文法・語彙問題の語句整序問題では作文的な要素も含まれています。
英作文問題は、参考書の長文問題の中で問われることもあるため、
そこで演習を積むほか「関西学院大の英語」を使用し、しっかりと対策することで得点獲得が見込めるでしょう。
同志社大学の英語
同志社大学の問題構成は、
Ⅰ 長文問題(空所補充・同意表現・語句整序・内容真偽)
Ⅱ 長文問題(空所補充・同意表現・語句整序・内容真偽・英文和訳)
Ⅲ 会話文(空所補充・和文英訳)
となっており、大問3題で構成されています。
英文和訳・和文英訳が記述式、その他は選択式、試験時間は100分です。
特徴・対策
同志社大学の英語は長文が長く、構文力、速読力などの幅広い英語の力が求められるためレベルが高いと言えます。
特徴としては英文の日本語訳、英作文の両方が問われること、長文が2つ合わせて約1800語と内容が多いことです。
試験時間内に最後まで解き終えるには、時間配分や速読力、読解力は必要不可欠です。
記述問題を除いた本文内容問題ではこれまでの関西大学、関西学院大学同様に基本的な問題が多いのですが、
本文の内容で下線部の記述を求められることから他の大学とは異なった対策が必要となります。
また、長文に関しても様々な社会問題に関する内容なので読解力は重要です。
そのためには、数多くの長文問題を解いて、大量の英文を読む訓練が必要となるでしょう。
問題を解くうえでの対策としては、
内容が多い長文であることから問題に取り組む際にどういった内容であったかを忘れないためにも
パラグラフごとに簡単でいいので要約し、
問題を解くときに見返してすぐ内容理解ができるよう整理しておくことが重要となるでしょう。
過去問を解く際には一度実践してみてください。
また、読解力に加えて内容が速読力も求められるので、
読解力がある程度ついてきた(正答率が上がってきた)段階で時間配分についても意識することが大切です。
記述対策では参考書の記述問題に取り組むことはもちろん、
関西学院大学と同種の参考書である「同志社大学の英語」でしっかりと対策をすることができます!
立命館大学の英語
立命館大学の問題構成は、
Ⅰ 長文問題(内容説明・内容真偽・主題)
Ⅱ 長文問題(空所補充・内容説明)
Ⅲ 会話文(空所補充)
Ⅳ 文法・語彙問題(空所補充)
Ⅴ 文法・語彙問題(空所補充・同意表現)
となっており、大問5題で構成されています。
全問マークセンス方式で、試験時間は80分です。
特徴と対策
立命館大学の英語は他の関関同立と比べ、文法・語彙問題は1番多い傾向にあります。
受験生は必ずと言っていいほど、文法・語彙問題で全問正解することを目標としているので
難易度は高くないものの、それゆえに高い正答率を求められるでしょう。
特徴としては、長文問題における「判断のつかないもの」という選択肢があることです。
また、語彙問題では単語の意味だけではなく品詞に分けて問われることがあります。
対策としては、過去問演習を行なっていくこと以外に、
長文では書いてあることは常識的に適切だとしても本文内容になければ正解になるとは言えないため、
選択肢を見たときにそれらが本文のどこに該当するのかを素早く確認できるように対策をしましょう。
長文2題の文章量が多いため、長文に1題に時間をかけ過ぎないように意識をすることも必要ですが、
出題される内容は、論説文・エッセー・物語など様々なので、過去問で長文に慣れることはもちろん、
日頃から様々な題材の英語長文を読むように心掛けてください。
こちらも「立命館大の英語」でしっかりと対策をしていきましょう。
関関同立入試に向けて基礎力を鍛えるおすすめ参考書!
文法編
解説を含めてじっくりやりたい人におすすめ!
関正生先生の「英文法ポラリス」
とりあえず知識をインプットしたい人におすすめ!
「Next Stage」「Vintage」「Scramble」などの文法参考書
英文解釈・長文編
関関同立に出るような問題をレベル別にやりたい人におすすめ!
肘井学先生の「レベル別英語長文問題solution」「レベル別英語長文問題solution最新テーマ編」
長文の長い1文も訳せる力をつけたい人におすすめ!
肘井学先生の「読解のための英文法が面白いほどわかる本」
英文和訳・和文英訳編
専用の参考書で対策をして他と差を付けたい人におすすめ!
和文英訳「英作文ハイパートレーニング」
英文和訳「英文和訳演習」
まとめ
今回は、関関同立の英語について特徴や対策方法をご紹介しました⭐
参考になりましたでしょうか?
志望校の問題は、大問が何題出題されて、どのような問題が出題されるのか
試験時間は何分かを把握し、自分はどのような時間配分で問題を解いていくのかなど
細かく分析をしていく必要があるので、最初は苦戦したり思った以上に時間がかかりすぎるかもしれません。
できるだけ過去問だけに集中して専念できるよう、
現段階で基礎に不安がある場合には、まずは基礎を完璧に固めていきましょう。
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