こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
今回は、関関同立それぞれ各大学の古文の特徴について解説&比較していきます!
関関同立の古典では出題傾向が大学ごとに大きく異なります。
効率良く勉強を進めていくためにも是非最後までご覧ください!
今回は吹田校で大活躍中の講師 大前先生に執筆してもらいました😊
【関関同立 古文】関関同立の古文の傾向を徹底比較してみました!~はじめに~
大学受験には、志望校の問題傾向を理解してどのように勉強を進めていけば
効率良く志望校合格に近付くかを考えなければいけません。
そのため、受験科目の特徴や傾向は必ずと言っていいほど理解しておく必要があります。
なぜなら、「今の自分にはここが足りていないから、この参考書で知識を増やしていかないといけない」など
志望校の問題と自分の現地点での勉強の状況を分析し、補っていかないといけないからです。
また、傾向や特徴を分かっている人と分かっていない人では受験勉強の効率という面で
かなり差が出ますので、このようなブログや赤本を参考にしてご自身で調べてみてください。
関関同立 古文の特徴をご紹介!
関西大学
関西大学の古典の1番の特徴は、文章の中で棒線部が引かれていないことです。
問題を解くにあたって棒線部の箇所の周りを注意して読んでいくのが一般的な解き方ですが、
関西大学の古典ではこの方法で解くことができません。
そのため、先に問題に目を通す→読んでいて該当箇所を見つけたらチェックをする
この過程は必ずと言っていいほど身に着けておかなければいけません。
また、参考書や過去問を解く際には読み飛ばしをしないよう普段から心掛けましょう。
過去問を何回も解いて、この複雑な問題形式に慣れていくことが理想ですので、
過去問は繰り返し解いてみましょう。
また、選択肢に関しても
古文単語が1つの意味だけではなく、2つ以上覚えることができているか
といった出題者の意図が顕著に出ています。
対策としては、使っている古文単語帳の意味を複数覚えるに加えて、
文脈判断によって意味を使い分ける練習が必要です。
国語のみを徹底対策できる赤本が出版されているので総合版の赤本と併せて活用できると良いでしょう。
この赤本に掲載されている問題は総合版と重複していないため、
たくさん演習を行うことができます!
関西学院大学
関西学院大学の古典は、
他の関関同立の古典に比べて癖が無く、標準的な問題がバランスよく出題されていることです。
単語や文法など基礎問題はもちろん、文学史や現代語訳など応用問題も出題されます。
特に現代語訳に関しては記述形式で、1文から単語や文法を適切に訳さなければいけません。
この現代語訳では出題者の意図として、単語や文法を文脈にあった訳し方ができているのか、
品詞分解をきちんと理解できているのか問われるところになります。
そのため、普段から問題集を解き終わった後に解説を読み込むだけでなく、
読み込んだ後にもう一度自分の力で現代語訳ができているか日頃から訓練するのが一番の対策だと思います。
また、文学史に関しては1日に少しでも良いので古典の便覧を使って、頻出度の高い箇所は勉強しておきましょう!
同志社大学
関関同立の古典の中では1番文章量が少なく、選択肢の難易度も易しめといった特徴があります。
国語全体を通しても現代文+古典はとても読みやすく時間に余裕ができるぐらいです。
しかし、問題の難易度が易しい分、高得点が必要とされます。
特に古典では選択問題は1つも落とさないことが望ましいぐらいです。
また、問題の最後の記述問題では文章全体を通して話の重要部分が問われます。
そのため、単純に棒線部付近を理解するだけでは解くことができません。
話のオチや起承転結を理解できているかが出題者の意図ととしてあります。
他の受験者と点差を付けるためには、最後の記述問題をいかに正確にするかで点数が大きく変わります。
記述問題の対策は、過去問を使用してどんどん演習を重ねていきましょう。
そのため、塾や予備校に通っている方は講師に添削をしてもらうことをおすすめします。
塾や予備校に通っていない方は学校の先生に依頼してみてください。
立命館大学
関関同立の中でも文章量が1番多いことが特徴です。
古文の前に現代文の大問が2つあるので適切な時間配分が高得点の鍵になります。
立命館大学の国語は、時間配分を意識することと長い文章量を集中して読む力が必要不可欠です。
文章の難易度としては他の関関同立と同じぐらいのレベルですが、
スピーディーに且つ正確に読む必要があるので、
1つレベルの高い早慶の問題で演習量を増やしてみるのもおすすめです。
難易度の高いレベルの問題に解き慣れることで自信に繋がり、
何回も文章を読み直す機会も減るため、自然と文章を読むスピードが上がります。
また立命館大学に関しても関西大学と同様、国語を集中対策できる赤本が出版されていますので
総合版と併せて取り組めると良いでしょう。
こちらの赤本も解き終えて、まだ初見問題で演習を積みたい!という場合には
関西学院大学と同様に文法から文学史まで出題されるため、
関西学院大学の過去問で演習するのも立命館大学の古典の対策になります。
関関同立の古文で点を取るためにおすすめの参考書は?
古文は単語や文法といった基礎を固めたのち、読解問題に取り掛かっていきます。
それぞれのおすすめの参考書をご紹介します!
古文単語
古文単語帳も種類がいくつかあってどれを選べばいいか分からないですよね...
基本的には学校で使用している古文単語帳でも良いと思いますが、
新しい古文単語帳の購入を考えている方やもっと分かりやすいものを使用したい!という方には
「古文単語330」「古文単語315」「ゴロゴ」などがおすすめです。
こちらのブログにおすすめの古文単語や古文単語の覚え方をご紹介しているので
併せてご覧ください!
文法
古文の読解には文法も必須ですよね!
古典文法が苦手...という方は「やさしくわかりやすい古典文法」がおすすめです。
基本は覚えられている!という方は、「ステップアップノート30」がおすすめです。
こちらの参考書を使用する場合には合わせて講義系参考書「富井の古典文法をはじめからていねいに」で
躓いてしまった問題や、より理解を深めたい問題のときに教科書代わりとして使用することをおすすめします。
読解・問題集
読解の問題集は「古文上達」がおすすめです。
古文上達が完璧になったら「古文ポラリス1・2」と進んでより演習をしていきましょう。
こちらの参考書は解説が詳しいので、問題を解いた後は正誤関わらず
しっかりと解説を読み込むようにしていきましょう。
もっと演習をしたい!という方におすすめ
志望校レベルの問題で演習を+αしたい!という方におすすめな参考書は
「GMARCH&関関同立の古文」です。
時間に余裕があれば、過去問に入る前のウォーミングアップとして取り入れてみても良いかもしれません!
【関関同立 古文】関関同立の古文の傾向を徹底比較してみました! まとめ
今回は関関同立の古典入試問題について徹底解説&比較をしました!
参考になりましたでしょうか?
大学ごとに出題方式や出題される範囲にも特徴があるため、
理解した上で勉強に取り組むことが一番効率良く勉強に取り掛かれます。
おすすめの参考書もご紹介していますので、是非参考にして関関同立の古文を攻略しましょう!
・自分はどのレベルの参考書から始めればいいの?
・受験日までの自分専用のカリキュラムを作ってほしい!
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