こんにちは!武田塾 吹田校です🌼
今回は、関関同立それぞれ大学ごとの生物の特徴について徹底解説&比較をしていきます!
受験科目で生物を選択する方は必見の内容となっていますので、
是非最後までご覧ください!
今回は生物が得意科目の吹田校在籍の講師、青木先生に執筆してもらいました✨
はじめに...
私立大学の生物は、大学によって問題の構成や出題の方法等が大きく異なります。
それぞれ大学の出題の特徴を把握して、効率的に対策をしましょう。
そのためには、このようなブログで出題傾向や特徴を知ることや、
赤本に記載されている傾向や特徴の箇所をしっかりと読み込むようにしましょう。
関西大学
大問3問構成であり、その多くは空欄補充問題、計算問題、短文での論述問題から成っています。
出題範囲は広く、各分野から出題されていますが、ここ数年間では遺伝の範囲からの出題が頻出となっています。
大部分は標準レベルの難易度ですが、
細かい知識が要求される論述と、煩雑な計算が求められる計算問題に関しては十分な対策が必要です。
計算に関しては、学校で習うような呼吸商やアミノ酸分子数など
典型的なものに関しては確実に解けるようにしておきましょう。
また、論述に関しては覚えた語句の意味まで説明できるようにした上で、
大森徹の生物 記述・論述問題の解法などの参考書で対策をするのが良いでしょう。
関西学院大学
大問3問構成であり、論述問題を中心として、空欄補充問題、計算問題、選択問題などから成っています。
出題範囲としては、細胞、進化、体内環境、遺伝などを中心に幅広く出題されます。
空欄補充問題や選択問題は標準的なレベルですが、
論述問題に関しては難易度が高く、入念な対策が必要です。
文字数制限がなく、解答欄のサイズを考えて解答する必要があるため、
自分の頭の中にあるものを簡潔にまとめて文章にする能力が必要です。
まずは、教科書レベルの内容を完璧に理解した上で、記述・論述問題の解法などの参考書を用いて、
考えを文章に起こす練習をしておきましょう。
また、もう一つの特徴は、
「○○が行った実験についてその内容を答えなさい」のような過去行われた実験の内容について問われるという点でしょう。
学校で習うような有名な実験については必ず目を通しておくようにしてください。
かなり細かいところまで問われることがあるため、教科書よりも資料集を使って勉強するのがおすすめです。
同志社大学
大問3問構成であり、空欄補充問題や選択問題を中心として30~60字程度の論述問題、計算問題などから成っています。
出題範囲としては2019~2021年の3年間で生態と体内環境、遺伝、動物の反応が2回ずつ登場していますが、
もう少し広い期間で見ると、全範囲からまんべんなく出題されています。
空所補充問題に語群はありませんが、問われている内容自体は比較的易しいものが多いです。
一方で実験考察問題は、そもそもの問題のレベルが高い、
問題文の文章量が多いなどの理由から、一筋縄ではいかないものが多いです。
大森徹の生物 実験・考察問題の解法には、
問題文の読み方からメモの取り方まで詳細に解説されており、
演習問題もたくさん載っているため、同志社大学の対策におすすめです。
立命館大学
大問4問構成であり、マーク式と記述を併用した解答形式となっています。
空欄補充問題や選択問題、正誤判定問題、論述問題、計算問題、グラフの描画まで出題形式は多岐に渡ります。
出題範囲としては生態、代謝、遺伝、動物や植物の反応、生殖・発生から多く出題されていますが、
もう少し広い期間で見ると全範囲からまんべんなく出題されています。
いずれの出題形式においても基本~標準レベルの難易度であり、問題の癖も見られないため、
まずは教科書や基礎問精講などの基礎~標準レベルの問題集でしっかりと基礎固めをしておきましょう。
また、共通テストの過去問を解くのも有効です。
グラフがよく出題されるため、表やグラフの読み取りが苦手な人は、十分に練習しておくようにしましょう。
大森徹の生物 計算・グラフ問題の解法という問題集もありますので、ぜひ活用してみてください。
関関同立の生物で点を取るためにおすすめの参考書は?
ここまで関関同立 各大学の生物の特徴をご紹介しました。
それでは、関関同立の生物で点数を取るにはどの参考書を使って勉強を進めていくのが良いのか
受験日まで使えるおすすめの参考書をご紹介します!
講義系参考書
生物を勉強する上で、教科書の代わりになる参考書を1冊は持っておくと良いでしょう。
学校で使用している教科書でも良いのですが、より細かい範囲で分からないところをすぐ見返せるように
講義系参考書を併用することをおすすめします。
武田塾でおすすめしている講義系参考書は、「山川善輝の生物が面白いほど分かる本」です。
生物基礎の範囲から怪しいかも...という方は同じシリーズの生物基礎verもあるのでおすすめです。
問題集
基本問題や用語の暗記に不安のある方は「生物の必修整理ノート」がおすすめです。
基本的な問題はもちろん、必要な用語もこの1冊でしっかりと覚えることができます。
基本問題や用語の暗記に自信のある方は、1つレベルアップさせた参考書
「生物基礎・生物 基礎問題精講」がおすすめです。
分野別対策
関関同立の各大学の特徴をご紹介しましたが、論述が出題される傾向にあります。
まずは、過去問を一度見てどのような内容の論述が出題されているのか、今一度ご自身で確認してみてください。
論述問題に特化した参考書を用いて対策をする必要があるので、
そのような場合には上記でもご紹介した「大森徹の生物 記述・論述問題の解法」がおすすめです。
その他にも、「計算グラフ」「遺伝」「実験・考察」それぞれ大森徹シリーズで参考書があるので
この分野の対策をしたい!という場合には是非参考にしてください。
こちらの動画をご覧いただくと、どのようなペース、順番で参考書を進めていけば良いか
わかるので、勉強に行き詰まっている...という方は是非ご覧ください👐
まとめ
今回は、関関同立の生物についてご紹介をしました。
参考になりましたでしょうか?
もちろん各大学によって頻出される範囲は異なりますが、
それぞれの大学において共通して言えることは、
全範囲まんべんなく学習しておく必要があるということです。
あとは、計算グラフ問題が出題されたり、論述問題に文字数の規定がないなど
各大学の出題傾向はかなり異なりますので、
他と差をつけるためにはどのような対策が必要になるのかを理解したうえで勉強を進めていくようにしましょう。
・自分はどのレベルの参考書から始めればいいの?
・受験日までの自分専用のカリキュラムを作ってほしい!
このようなお悩みは武田塾 吹田校の無料受験相談で解決しましょう!
下記からお気軽にお問合せください🤗
勉強方法、参考書の使い方、点数の上げ方、なんでも教えます ★無料受験相談★受付中★
□ 難関国公立大学に進学したいけど今の偏差値で大丈夫かな?
□ 勉強のやり方が分からない...
□ 模試でいい結果を出すためには何が必要?
□ 志望校が定まらない...
□ 滑り止めはどこがいいの?
など、お悩みの大小に関わらず全力でお答え致します‼
※枠に限りがあります。定員に達し次第受付を終了する場合があります。
ご興味がある方はお早めに!!
お申し込みは、下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、
06-6105-8330(武田塾 吹田校)までお気軽にお問合せください!🌼
吹田校には以下の高校の生徒さんに通塾頂いております。
私立高校:大阪高等学校・追手門学院高等学校・履正社高等学校・早稲田摂陵高等学校・関西大学高等学校・関西大学第一高等学校・関西大学北陽高等学校・関西大倉高等学校・金光大阪高等学校・金襴千里高等学校・関西学院千里国際学園高等部・向陽台高等学校・大阪青凌高等学校・常翔学園高等学校・大阪学院高等学校・大阪薫英女学院高等学校・大阪女学院高等学校・高槻高等学校・大阪成蹊女子高等学校 その他多数
公立高校:茨木高等学校・桜塚高等学校・三島高等学校・山田高等学校・春日丘高等学校・吹田東高等学校・摂津高等学校・千里高等学校・千里青雲高等学校・北千里高等学校・池田高等学校・槻の木高等学校・豊中高等学校・北摂つばさ高等学校・箕面高等学校・吹田高等学校 その他多数