現役京大生から見た京都大学の特徴とその魅力①
皆さんごきげんよう。講師のKです。
いきなり寒くなってしまいましたが大丈夫ですか?
私は先日人生で初めてサーフィンなるものを鵠沼でしましたが、寒すぎてそのまま沖に流されてしまいました。
・・・
さて、爽快に寒く滑り出したところで本題です。
↑右が筆者
今日から何回かに分けてわが母校であり恐れ多くも東大と並んで称されてしまう京都大学の魅力について、東大との比較をしながらたっぷりと語っていきたいと思います。
ちょっとでも興味のある方は見ていって下さいね。
東大と京大
偏差値の違い
クイズ番組などでおなじみの東大京大ですが、実は偏差値が全然違います。
まずはそれぞれの偏差値を見てみましょう。
東京大学
文科一類:67.5
文科二類:67.5
文科三類:67.5
理科一類:67.5
理科二類:67.5
理科三類:72.5
京都大学
総合人間科学部:65.0〜67.5
文学部:67.5
教育学部:65.0〜67.5
法学部:67.5
経済学部:67.5
理学部:65.0
医学部:62.5〜72.5
薬学部:65.0
工学部:62.5〜65.0
農学部:62.5〜65.0
偏差値というのは一つの指標に過ぎないのでこういう単純な比較はナンセンスだと思われがちですが、簡単に説明すると
東大は全体的に難易度が高く、京大は学部(学科)ごとのばらつきがある
という感じです。
これは入学後のシステムに大きな違いがあることに起因するのですが、これについては次の章で説明します。
エリート養成の東大、自由奔放の京大
早速多方面からバッシングを食らいそうなタイトルになってしまいましたが、大学のシステムを詳しく見るとなんとなくわかると思います。
東大には進学振分け(進振り)という制度があります。
進振り制度とは、1年生と2年生の途中までの成績を元に、3年生からの進学先を決めることができる制度で、
大学入学後にいきなり専門分野に囚われることなく、興味を持ったことは何でも広く学ぶことができるようになっています。
ただそれはあくまで表面的な話で、1・2年で成績が悪いと全く望んでない学部学科にしかいけない、最悪単位が足りずに留年・・・なんてことが頻繁に起きるわけです。
なので東大生は皆、大学受験が終わってもリベラルアーツという宇宙と少なくとも2年間は戦わなくてはいけないのである。
(筆者の高校同期の東大生は必修のスペイン語を二度落とし、二留しました。。。南無三。。。)
一方、京大は入学直後から学部ごとのカラーが色濃く影響していて、一概には説明できません。すみません。
また、学部ごとにユニークなあだ名が存在していますがこれについても次の章で紹介したいと思います。
結論から言うと基本的に京大は本当に自由です。もちろん学部によりますが。。。。
京大の特徴
あだ名からみる各学部の特徴
まずは文系学部から見ていきましょう。
経済学部:パラダイス経済(パラ経)
彼らは卒論を書かずとも卒業できます。基本的にチャラい人が多いです。あと外銀とか外コン、商社にバンバン行きます。そして彼らは卒論を書かずとも卒業できます。大事なことなので二回言いました。
法学部:あ法学部
結論から言うとアホは留年します。アホほど勉強しないと卒業できないという意味です。私は必死に勉強しても単位をボロボロ落とす友人たちを何人も見てきましたが、「ここは本当に『自由の学府』京都大学なのか」と何度も反芻しました。なんとなく法学部を受験するのはやめよう。
総合人間学部:暇そうじん
まとも面した奇人が多い。結局何やってるか分からないまま卒業していく。専門科目が一般教養なのでやりたいことが見つからないという人には合ってるかも。ただ一番カルトの勧誘に引っ掛かりそうな人が多い印象。
教育学部:発狂育学部
人数が極めて少ないため情報がほとんどないですが、少なくとも私の周りの教育学部の人は割と社交的でいい人が多かったです。ただ皆お酒が入ると漏れなく奇怪な行動をとっていたので目指す人はある程度覚悟しておきましょう。
文学部:遊ぶん学部
『変人の京大』の二つ名の生まれの地。在学中にカレー屋を始める友人や、深夜の鴨川でバリカンで坊主にした友人を生み出した。面白い人が多いので個人的に推し学部です。そして楽らしい。
そして理系学部の紹介です。
理学部:恋愛就職無理学部
多分このあだ名をつけた人は相当理学部が嫌いなのでしょうが、全否定はできません。あなたが思っている夢のキャンパスライフからは程遠い荒野です。研究に没頭したい方にオススメ。
工学部:男う学部
ほとんど男子学生です。数少ない女子は学科ごとに「物工(物理工学科)のオアシス」などと称される。なお多くの工学部生は四年から桂という京都最果ての地へと旅立っていきます。そしてなかなか卒業するのがハード。パイオニア根性のある人にオススメ。
農学部:無能学部
ごめんなさい。筆者の学部です。筆者の学科はほとんど勉強せずとも卒業できました。就活で皆苦労します。食品科学・応用生命学科は三年から地獄の実験が始まり、毎週60ページのレポートが課されます。くわばらくわばら。
薬学部:脇役学部
皆さん薬を飲むときには水で飲みますよね? そう彼らは水なのです。
医学部:怪し医学部
医学科と看護学科でかなりカルチャーが異なります。医学科の人は在学中一人しかあったことがありませんが普通にいい子でした。まあめちゃくちゃ頭良かったですが。看護の子たちはちょっと抜けてる人が多いイメージです。和む。
第一弾のおわりと次回予告
さて、いかがでしたでしょうか。
今日は東大と京大の大きな違いから、京大の各学部の特徴をまとめてみました。
内容について異論は認めますが、撤回は断固拒否し何かあれば徹底抗戦も辞さぬ心持で真実を述べたつもりですので、受験生諸君は今後も勉学に励んでいただきたいです。
次回は京大生頻出スポットや魅力といった比較的明るめでライトなふわふわした話をしたいと思います。
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