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【英検】受験生なら知ってて当然!英検の活用方法と試験の特徴

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今日のテーマ

紙に何かを書く人のイラスト(女子学生)

今回のテーマは「これだけは知っておきたい英検の知識」です!

昨今は英検と大学受験がどんどん密接になってきています。

大学受験ですら複雑化しているなかで、英検の対策も…となると、

どのような対策が必要かやどうやって英検を大学受験に活かせるかなどが気になりますよね。

そこで今回は、英検にまつわる情報をまとめてお伝えします!

 

 

英検のメリット

バンザイをしている学生たちのイラスト

まず紹介するのは、英検のメリットについてです。

英検をとっておくと、大学受験の際に英語の試験が免除されたり、加点されたり得点になることがあります。

大学入試は基本的には一発勝負です。

それに比べて、英検はかなりの回数を受けることができます。

ある種保障された点数を持って試験本番に臨むことができることが、かなり大きなメリットです。

使い方についてですが、入試を受けるときに何級持っていたら、あるいはCSEスコアを何点持っていれば、

英語の試験は免除されるという方式を採用している大学があります。

つまり、私立文系であれば、社会と国語だけを受ければいいということです。

このように出願資格として英検を利用する場合(出願資格型)は、英語が点数にはならずに英語の試験がなくなります。

そのため、本番で英語の点数を取る自信がなく、他の科目で勝負したい人に有利です。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(女子学生)

もう一つ、英検の使い方として得点換算型があります。

これは、例えばCSEスコアが何点であれば、本番の試験の何点に換算されますという方式です。

高いスコアを取ることができれば、本番の試験が満点に換算される大学もあります。

レベルの低い大学とはいえ初見の試験問題で満点を取ることは難しいので、これはかなりのアドバンテージと言えます。

難関大学でも、満点にはならなくともかなりの高得点に換算してもらえるケースもあるのでお得です。

次に加点型についてです。

加点型は、持っている英検の級やCSEスコアに応じて、点数が加算される方式です。

この型を利用すれば、本番でどんな点数を取ったとしても、上乗せされる点数がある程度検討がつきます。

大学や学部、方式によって英検が使えるかどうかや、どんな使い方をするかどうかが違うので、

みなさんが気になる大学を調べてみることをおすすめします。

ここから今回は、英検を使用できる大学の代表例を挙げていきます!

 

慶應義塾大学 文学部

慶應大学の文学部では、CSEスコアが2500以上であれば、

英検を使って試験本番の外国語の点数に換算することができます。

ちなみに、換算の基準は公開されていません。

慶應の独自英語試験を受けずに戦うことのできる方式ですが、

高得点に換算してもらうには、かなり高いCSEスコアを取らなければいけません。

大学受験の中でもかなりトップレベルな活用方法と言えるでしょう。

 

早稲田大学 国際教養学部

早稲田大学の国際教養学部では、共通テストに加えて独自試験がありつつ、英語の加点方式が採用されています。

つまり、英検も持っていた方が試験本番の点数に加点されるため、

この学部を受けるのであれば英検は持っていた方が良いということです。

加点は級によって異なり、2級で+7点、準1級で+14点、1級で+20点です。

加点自体で幅はそこまで広がらないのと、準1級を持っている人が多い一方で1級を持って受験に挑む人は相当少ないため、まだまだ本番勝負と言えます。

 

立教大学

立教大学は英語の独自試験がなく、共通テストまたは英検の4技能試験を使って点数をつけています。

国語や日本史などの選択科目は通常通り独自試験があります。

共通テストは一発勝負でどんな形式で出てくるかわかりません。

そのため、英検を利用して取れるような点数を共通テストで取るのは難しいかと思います。

 

他にも東京理科大学では英検を利用することのできる形式があったり、

日本大学の経済学部のA方式の第1期・2期ではCSEスコアを2304以上取っていれば、英語の試験は満点換算されます。

近畿大学でも英検を使える学部があったり、龍谷大学の公募試験でも使えたりと

英検を使って大学入試を場合によっては有利に進めることができる大学は意外とたくさんあります。

資格の点数基準のなかで英検準一級TOEFL60点IETS6.0と並んでいることがありますが、この中では英検準1級を取る方が圧倒的に簡単です。

英検があったからこの大学に入れた、というくらい英検で入試を有利にできる大学もあるので、ぜひ利用してほしいです。

準1級を持っていれば日東駒専ではかなり有利に進めることができますし、

基本的に2級を持っていれば、普通に試験を受けるよりも有利に戦える人が多いはずです。

英検を使える大学はどんどん増えているので、志望校で使える方式がないか調べてみましょう!

 

 

非受験学年から勉強を始めるメリット

目標を定めた人のイラスト(男性会社員)

英検は、非受験学年から勉強を始めるメリットもあります。

そのメリットとは、英検を「目標」として使えるということです。

高1・高2の頃から受験まで、モチベーションをずっと保ち続けるのは大変ですよね。

英検は、高1・高2生の段階から勉強を始めて、準2級・2級・準1級と順番にとっていく人が多いです。

MARCH以上の難関大学を目指すのであれば、高2で2級は必ず取得しておきましょう。

高2の時期に、「○○級をこの時期の試験で合格しよう」ということを決めておくことで、モチベーション維持につながります。

また、英検を受けることで大学受験の基礎が固められるので、

英検を受けることは非受験学年の人にとってもプラスになります!

 

 

国公立志望の人にとってのメリット

英語のライティングのイラスト

ここからは、国公立志望の人にとっての英検のメリットを解説します。

国公立志望の人にとっては、英検にはライティングがあるという点が一番のメリットです。

ライティングの勉強はギリギリにやる人が多く、共通テストと2次試験の間に「英作を初めてやります…」という人もちらほら。

そんななかで、英検のライティングの対策をしていたかどうかはとても大きな差になります。

国公立のライティングは2次試験の中でかなり重要な大問になる可能性が高いですが、

英検のライティング対策を頑張ってやっていれば、そのまま得点できるというケースもあります。

また、共通テストのリスニングも、対策が直前になってしまう人が多いですが、

英検の対策をすることで共通テストのリスニング対策にもなるというメリットがあります。

英検2級のリスニングをしっかりと聞き取れるようになれば、共通テストのリスニングもかなり聞き取りやすくなるはずです。

このように、英検は共通テストや国公立2次試験にも役立つため、国公立志望の人にとっても勉強するメリットがあります!

 

 

他の四技能試験へのステップとして

壁を乗り越える人のイラスト(女性)

大学生になると、他の4技能試験にチャレンジするという人が多くなります。

代表的なのは、TOEICです。

それらにチャレンジするとなった時、英検がそのレベルの橋渡しをしてくれます。

例えば、IELTSやTOEFLは英検準1級レベルを持っていないと太刀打ちできません。

海外大学への留学や、これから英語を使って何かしらをやっていこうとするのであれば、

高校卒業までに英検準1級をとることを目指しましょう。

大学に入ってから英語の勉強をより頑張りたいと考える人からしても、

高校生のうちに英検をやっておくことによって英語学習の下地になるということは将来的なメリットになります!

 

 

英検はどんな試験なのか

単語カードのイラスト

ここまで英検のメリットについて解説していきましたが、ここからは英検がどんな試験なのかを解説します。

中学生で英検を受けている人もいると思いますが、大学受験で使うことが多い級のレベル感を見ていきます。

3級は中学卒業レベルで、準2級は高校中級レベル(高1レベル)です。

準2級までは中学生で取ってしまう人も多いです。

2級は高校卒業レベルと言われており、中学生で取れてしまう人もいますが、高校生で目指すメインの級になっています。

2級はしっかり対策をしないと取ることが難しいです。

ちなみに、1年後くらいに準2級プラスという、高校2年生レベルの級が新設される予定です。

準1級は難関大志望の人は目指す人が多く、大学中級レベルの難易度です。

大学受験の時に挑戦する人は多く、取れている人もいますが、落ちている人が多いです。

本格的に受験勉強のように勉強をしてやっと取れるというような印象です。

 

 

CSEスコアとは

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

英検を語る上で欠かせないのが、CSEスコアです。

英検はそれぞれの級に満点のラインが用意されています。

例えば2級だと、満点はCSEスコアがリーティング・リスニング・ライティング・スピーキングそれぞれ650点で、合計2600点です。

そして、2級はこのCSEスコアが合計で1980点以上だと合格になります。

準1級だと、満点が3000点で、合格ラインは2304点です。

大学によっては、取得した級に関わらずCSEスコアによって試験が免除されたり得点が加算されたりする場合があります。

例えば、CSEスコアが2200点を超えるという試験の条件があった場合とします。

この点数は準1級では不合格のラインです。

この時、2級で2200点を高得点勝負で稼ぐという戦略を取ることもできます。

準1級が取れると、より高いCSEスコアを出すことができます。

ビジネスのイラスト「業績アップ・右肩上がりのグラフ」

2級で高得点を目指すのと、準1級で高得点を目指すのを比べると、やりやすいのは準1級です。

仮に2級を受けて合格できない人でも、準1級を受けると2級合格ラインよりも高いスコアが出るということがよくあります。

準1級に挑戦する人は、必ずS-CBT方式で受験し、高得点を狙いましょう!

先ほど紹介した慶應の文学部だと、CSEスコアが2500必要なので、1級は受からなくてもいいですが、準1級で高得点を出す必要があります。

準1級合格ラインだと、日東駒専あたりのレベルだと満点に近い点数をくれる大学が多いです。

みなさんの志望校にはどれくらいのスコアが必要なのか、確認してみましょう!

 

 

CSEスコアインフレとは

やる気に燃える人のイラスト(男性)

英検が大学受験で使用されるようになってから、本気で対策をする人たちが増えてきました。

そのため、CSEスコアが高い人がたくさん出てきており、「CSEスコアインフレ」が起きてしまっています。

立教大学を先ほど英検利用の例として挙げましたが、立教大学は年度を追うごとに換算される点数の基準が上がっています。

今まで使用できていたCSEスコアの基準は、今後さらに上がっていくかもしれません。

ひとまず当面はCSEスコア2300を取ることを目標に勉強を進めていくことをおすすめします。

準1級に合格していても、さらにスコアを上げられるように頑張ってみましょう!

 

 

従来方式とS-CBT方式の違い

男の子の表情のイラスト「疑問」

最後に、従来方式とS-CBT方式の違いについて解説します。

中学生は従来方式で受ける人が多いと思います。

英検は年3回というイメージが強い人が多いとは思いますが、最近S-CBT方式で受ける人もどんどん増えてきています。

S-CBT方式は、1日でスピーキング試験まで受けられるというのが特徴で、コンピューターに向かって試験を受けます。

従来方式だと例えば6月に一次試験のリーディング・リスニングを受験したあと

それに合格できたらようやくスピーキングの試験を受けにいくことができますが、

その間に期間が空くため、合計で試験を受けるのに2ヶ月間ほどかかります。

それがS-CBT方式では1日で完結できるという点で受けやすいだけでなく、

スピーキングまで受験するので、不合格でもCSEスコアで出願をすることができます。

そのため、合格はできなさそうだけどCSEスコアを使いたいという人は、従来方式ではなく必ずS-CBT方式を使用しましょう。

勉強が好調な人のイラスト(女性)

また、従来方式は年に3回しか受験できませんが、S-CBT方式は1受験期で2回ずつ、合計1年で6回受けることができ、

従来方式と合わせると年に9回受験のチャンスがあります。

そのため、もし1回失敗してしまっても、それを次のチャンスに活かすことができます。

コンピューターを使用した試験ということで、問題に書き込みをすることはできず不便に感じるかもしれませんが、それを加味しても絶対に受けておいてほしいです。

ライティングはキーボード入力または手書きで受験できるため、タイピングについての心配は必要ないです。

スピーキングは、従来方式は面接官と直接話をしますが、

S-CBT方式では目の前にはコンピューターしかなく、

リアルタイムではなく元々ある映像に音を吹き込んでいきます。

そのため、感覚が違うので戸惑う人もいますが、自信を持って応えるようにしましょう。

ただし、大問を丸々飛ばしてしまう可能性があるため、スキップボタンは押しすぎないように注意しましょう。

S-CBT方式のスピーキングでは「聞き直しボタン」もあるので、それも活用しながら落ち着いて答えましょう。

S-CBT方式の試験が実際どのようなものなのか体験できるサイトもあるので、ぜひ一度見てみましょう!

 

 

まとめ

今回は、英検について知っておきたい基礎知識を解説しました!

自分の志望校ではどんな方式が使えるのか、調べてみましょう。

また、従来方式とS-CBT方式の違いを理解しましょう!

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