こんにちは!武田塾新杉田校です。
今回は
『蔭山の共通テストシリーズ(政治・経済、倫理、現代社会)』
について紹介していきます!
※公民科目を初めて勉強する人や苦手な人向けになっています。
蔭山共通テストシリーズの特徴
他の参考書よりも分厚い
公民科目の参考書はページ数が少ないものが多い一方で、
本書は下の画像を見てわかる通り、
他の講義系参考書に比べて分厚いのが特徴です。
本書のページ数が多い理由として、
①綴じ込み別冊で『一問一答』がついている
②面白さを重視している
が挙げられます。
特に②の面白さを重視している点に関しては、
公民の初学者がゼロから楽しめて、
公民を嫌わずに使えるような構成となっています。
この構成については後ほど詳しく説明していきます!
初学者向けの参考書
本書は公民科目の講義系参考書で
最もハードルが低い参考書です。
その理由として、
詳しい用語を全部入れてしまうとさらにページが多くなってしまうので、
初学者がゼロから始めるにはいらない用語は載っていません。
どうしても必要で絶対にやるべき箇所や
重要なところに繋げるための説明として
丁寧に分かりやすく書いた参考書となっています。
もし過去問で参考書で出てこなかった新しい用語が出てきたら、
その都度追加で覚えていきましょう。
本書の工夫された構成とは?
先ほど少し触れた、蔭山の共通テストシリーズの構成について説明していきます!
初学者にも易しい説明
前にも述べたように
本書は他の参考書よりもページ数が多いことが特徴となっていますが、
決して説明や知識を増やすことだけで分かりやすくした訳ではありません!
本書では、
初学者でも分かる言葉だけを使って構成されています。
公民科目(特に政治経済)に出てくる難しい専門用語を噛み砕いて説明されているので、
初学者でも取っつき易い参考書になっているのです。
Q&A方式での説明
本書では一つのテーマに関しての掛け合いが続いており、
掛け合いの区切りでまとめが載っています。
本書は読み物なので、
基本的には納得しながら読み進めていきましょう。
納得する基準として、
「面白い!」
「なんとなく話が分かった!」
と思えればOKです◎
一問一答が付いている
本書では別冊で、
一問一答が付いています。
一問一答の使い方として、
①用語にきちんと答えられる
②答えから用語の説明ができるまで読み返す
この2点を完璧にしていきましょう!
本書を使った学習方法
本書を一通り読んで全体像を掴んだら
問題演習(過去問など)に入りましょう。
問題演習を行う上で意識することは、
本書で読んだ内容が実際の問題でどう聞かれているのかを確認することです。
問題が解けなかったら、
その分野の箇所に戻り読み直しましょう。
余談ですが
武田塾の塾生でも蔭山シリーズが面白かったという人が多く、
本格的に覚えるのは別の参考書で行い、
事あるごとに蔭山シリーズを読み返して興味関心を持続させている生徒さんもいます。
まとめ
今回は
蔭山の共通テストシリーズ
について紹介しました。
本書は、
夏以降にゼロから公民科目を始める人に最適な一冊
となっています!
また、
ゼロから始めても共通テストや日東駒専レベルに挑戦できる参考書になっています。
公民科目を初めて勉強する人や苦手な人は
まず蔭山シリーズに取り組んでみましょう!!