【懐かしい】中学校で扱う文学作品を振り返っていこう!
こんにちは、最近気温が一気に下がってきて朝布団から出るのがだんだんつらくなってきましたね。
そんな筆者である私も寒さに負けないようにと温泉に行ってきました。温泉は生き返っている感じがしてとてもいいんですよね。
受験生の方も時間はあまりないかもしれませんが気分転換に温泉に行くのはいいかもしれませんね。
今回の本題は「中学生の国語の文学作品を振り返ろう」です!懐かしい作品が多く出てきますので温泉につかっているときと同様、ゆったりしながらこの記事を読んでください。
中学生国語で扱う文学作品の特徴
国語の教科書で出てくる作品はただ何となく教科書に載っているわけではありません。作品は中学校で扱う文学作品にはどのような傾向があるのでしょうか。筆者が個人的に感じた傾向が2つあるのでそれを説明してから有名作品の数々を振り返っていきましょう!
読者に考えてさせている
この終わり方で本当に良かったのだろうかとモヤモヤさせて終わる作品たちのことです。代表的なものだと3年生で出てくる森鴎外作の『高瀬舟』が当てはまります。学校の先生的な視線で見るとこうした作品は生徒に考えさせる、いわゆる問題提起しやすい作品なので考えさせる授業がしやすい作品になっています。
中学生にこの何とも言えないモヤモヤした感情があることを伝えるための作品なのではないかと思います。
家族愛・友情をテーマとして扱っている
これがテーマの作品が教科書に限らず中学生に読ませる文章でトップクラスに多いです。個人的にこれは「家族や友だちを大切にしろ」という大人からの隠されたメッセージなのではないかと考えています。代表的な作品だと2年生で出てくる太宰治作の『走れメロス』はここに含まれるのではないかと思います。学校の先生目線だとこういった傾向の作品は生徒に感情の読み取りや共感をさせたりすることができる作品になっています。
愛情や友情のすばらしさを知ってもらうための作品なのではないかと思います。
中学生国語で扱う文学作品3選
『高瀬舟』
先ほども出てきた森鴎外作の『高瀬舟』です。あらすじは、罪人・喜助を護送役の同心・羽田が高瀬舟で護送している場面から始まります。喜助は純朴な人間でとても罪を犯すとは思えない中で、彼が罪を犯した理由を聞いていく中で羽田は喜助は本当に裁かれべき人物なのか分からない、疑問を抱える話です。
この作品は安楽死が一つテーマとしてあり、読者一人一人に考えさせる内容になっています。
『走れメロス』
次に紹介するのは太宰治作の『走れメロス』です。あらすじは、主人公メロスが傍若無人な王様に意見をする場面から始まります。メロスは王様から死刑を言い渡されるのですが妹の結婚式に行くために親友であるセリヌンティウスを人質にして3日間の猶予を手にしました。そこから様々な苦難を乗り越えてメロスは無事に帰ってきて友情の尊さを王様は知るという話です。
この作品は友情がテーマになっていて、中学生の時に友情って素晴らしいなぁと感じることができる作品になっています。
『少年の日の思い出』
最後に紹介するのはヘルマン・ヘッセの『少年の日の思い出』です。あらすじは、主人公である僕が蝶の採集をしていたころの話を語り始める場面から始まります。ある日、エーミールが珍しい蝶(クジャクヤママユ)を羽化させたということで内緒で見に行ったところ壊してしまいます。最後にエーミールから「そうか、そうか、つまり君はそういったやつだったのか。」というパワーワードを浴びせられて終わる作品になっています。
この作品は中学生の国語の教科書で出てくる作品の中でトップクラスで記憶に残る作品になっています。
最後に
国語の教科書に出てくる作品は皆さんの心に何かしらの形で残る作品が多いですよね。それだけ影響を与える作品が多いということです。
50年後とかになったらライトノベルとかも教科書に載るようになるのかなぁと考えたりします。後、個人的には教科書にもっと恋愛系の作品がほしいなぁと思っていたりしています。恋愛系の作品が心躍って読むのが楽しくないですか?
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