大学受験後半戦！過去問はいつから始める？？

過去問からの逆算

この時期からは現実的に過去問準拠の計画を立てていきましょう。

まずはまだ過去問をやっていなければ過去問をやります。

さらに、受験しそうな大学のものはざっと見てください。

その上で「よくでる単元」「やっておいたほうがよい単元」を洗い出し、それを日々の計画の中に組み込んでいきましょう。

英語であれば特に英作文の対策が後回しになりがちです。

敬遠されがちですが、対策さえすればかなり得点になりやすい分野なのでやれるうちにやってしまいましょう。（もちろん単語や文法の完成が優先です！）

基礎はおろそかになっていないか

基礎が大事という言葉だけが独り歩きしていて「何が基礎なのか」ということがわかっていない人が多いように感じます。

つまり、特にこの時期からにおいての「基礎」とは志望校レベルでの読解、計算をする上で必要なスキル全般を指します。

具体的には、

英語であれば、普通の文章の構文を迷わずスムーズに読むスピードと同じくらいでとれる。

数学の標準的な問題であれば、計算ミスをせずに迷わず解ける。

古文であれば、古典文法の識別をスラスラできる。

という、できる人にとってみたら当たり前のこともあります。

さらにそこから、できる人にとっての基礎とされる、

ポレポレに出てくる文章程度の少し難解な構文を迷わずとれる

センター試験の数学レベル程度であれば迷わず8～9割とれる

といったことも基礎と呼ぶことができます。

その人が目指している基準によって、その「基礎」というのは差があります。

ただどちらにしても、その下の基礎が出来ていなければ難解な事はできません。

九九が出来ない人が分数は計算できないのと同じです。

そして、当たり前の基礎というのはどのレベルの人にとっても100％の精度でスムーズにできていなければいけません。

時間をかけてゆっくりというものではありません。

今一度、当たり前のことを迷わずスラスラ出来ているかどうかを確認してみましょう。

もし、それが出来ていなければそこを今すぐ固めていきましょう。

スラスラできるようになるためにはある程度試行回数が必要です。

少ない量でいいので、何度も何度もやりこむことで完璧にできるものを1つでも増やしていきましょう！