従来型英検と英検SCBTの違い
今回は従来型英検と英検SCBTの違いについて紹介していきます!
従来型英検
従来型英検は2日に分けて行う試験です。
1次試験・2次試験に各1日ずつかかります。
1次試験・2次試験
3級以上の級において1次試験と2次試験に分かれているのが特徴です。
4・5級は1次試験とスピーキングテストに分かれています。
1次試験
☆3級以上
・Reading
・Listening
・Writing
の3技能の測定が行われます。
1次試験の合格スコア基準を突破すると2次試験に挑戦できます。
☆4・5級
・Reading
・Listening
の2技能の測定が行われます。
1次試験の合格スコア基準を突破するとスピーキングテストに挑戦できます。
2次試験・スピーキングテスト
Speakingの技能の測定が行われます。
☆3級以上
2次試験の合格スコア基準を突破すると合格することができます。
☆4・5級
スピーキングテストは級認定には影響しません。
スピーキングテスト単位で合否判定されます。
従来型英検まとめ
*各級の合格スコア基準
(引用:英検HP)
ペーパーテスト
従来型英検は紙のテストで受験できます!
回答する時に問題にアンダーラインを引いたり、メモしたりすることができるのが特徴です!
本会場・準会場
従来型英検は本会場・準会場のどちらでも受験することができます。
本会場
1次試験では、各回1日程ずつ設定されています。
2次試験では、各回A~C日程の3日程が設定されています。
ただし、2次試験は受験級によって日程が分かれているので注意が必要です。
準会場
1次試験では、各回A~G日程の7日程が設定されています。
ただし、7日程のうち1日程しか受験できない、
かつ、G日程は4・5級しか受験できないので注意が必要です。
英検SCBT
英検S-CBT は、を1日で測ることができる試験
・Reading
・Listening
・Writing
・Speaking
の4技能を1日で測ることができる試験です。
ペーパーレステスト
英検SCBTは問題をPCの画面上で見るのが特徴です。
解答については2021年4月実施から変更点があります!
2021年4月実施からの変更点
2021年3月実施まで
☆SCBTとCBT
SCBTとCBTで回答方式が異なる。
☆Reading・Listening
解答はマークシートで回答。
☆Writing
解答は解答用紙手書きで回答。
☆Speaking
解答は吹き込み式で回答。
2021年4月実施から
☆SCBTの一本化!
CBTという枠組みがなくなり、SCBTへ一本化!
☆Reading・Listening
解答はマウス操作で回答。
☆Writing
解答は解答用紙手書きorキーワード操作で回答。
☆Speaking
解答は吹き込み式で回答。
2回チャレンジできる!
英検SCBTは各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に同じ級を2回まで受験可能です!
同一実施方式で検定期間内に同一級を2回受験できるのは英検史上初!
従来型英検vs英検SCBT
従来型英検
メリット
・ペーパーテストだから問題にアンダーラインやメモを書くことができる!
・まずは1次試験に向けてReading・Listening・Writingの対策に重点を絞れる!
・1次試験突破後に2次試験に向けてSpeaking対策を徹底できる!
デメリット
・2日間行かないといけない…
・問題から回答までが少し時間がかかる…
こんな人が向いている!
・回答する時にメモをしたい人!
・できるだけ対策を絞って学習したい人!
英検SCBT
メリット
・1日で全試験を終えられる!
・問題から回答までの時間を短縮できる!
デメリット
・ペーパーレステストだからアンダーラインやメモを書くことができない…
・4技能すべての対策を一気に行わなければならない…
こんな人が向いている!
・回答時間を短縮したい人!
・試験を1日で終わらせたい人!
英検受験パターン
3回受験
2021年第1回より各回3回受験することができます!
【3回の内訳】
・従来型英検:1回
・英検SCBT:2回
1年間で最高9回受験することができます!
2回受験
【2回の内訳パターン】
・従来型英検1回+英検SCBT1回
・英検SCBT2回
1回受験
・従来型英検
・英検SCBT
のどちらかを受験。
悩み・迷いがあれば受験相談へ!
英検のこと、受験のこと、学習の悩みは何でも大歓迎です!
ただがむしゃらに取り組んでも効果は半減してしまいます。
自分の頑張りを結果に繋げるためには、
スタートする段階でしっかりと「戦略」を立てておかなければなりません。
受験までの残り日数は刻一刻と過ぎていきます。
考え・悩み・迷う、のは1日だけにしてください。
それに対する答えが見つからなければ、すぐに相談するべきです。
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