慶應SFC小論文ってどう解けばいいの??
SFC小論あるある
慶應SFCを志望する皆さんなら共感してくれると思うのですが、過去問解いたとき、こう思いませんでしたか?
「慶應SFCの小論文、どんな対策したらいいのか分からないんだけど?!?!」
ええ、分かりますとも、その気持ち。
私も受験期に一度は(実際には何度も)思いました。
今回は実際にSFCを受験し入学した私だからこそ語れる、SFC小論文攻略法について書いていこうと思います。
慶應SFCの受験において小論文がどれだけ重要か
慶應SFCの受験方式って?
総合政策学部も環境情報学部も、受験科目の選択方式や配点に違いはありません。
英語、英語と数学、数学、情報の4パターンの中から1つを選択し、それに加えて小論文を解かなければなりません。
そして配点は選択科目が200点、小論文が200点の合計400点満点という配点になっています。
「もしかしてこれ、小論文の出来で運命が左右するやつ…????」
そうです(断言)
例えば選択科目を英語にしたとしましょう。
英語って他の多くの大学の受験科目にありますし、高校でもある程度の対策はしますよね。
SFCの英語も大学受験界隈ではかなりの強敵と噂されていますが、問題を解いていけば出題傾向は把握できますし、問題演習を積み重ねれば、安定した点数を取ることもできます。
でも!!!!
小論文が200/400点を占めているということは……
せっかく英語でいい点数が取れても、小論文で点数が取れなければ、容赦なく落とされしまうのです。(コワイ…)
そうならないためにも、この記事を読んで、小論文攻略を目指しましょう!
いつもどんなことを考えながら問題を解いてますか
大学が求める学生像ってなんだろう
SFCの小論文はとにかくトリッキーな問題が多いです。
毎年大体このテーマが問われる、などといった分かりやすい出題傾向はありません。
しかし、出題される問題には、共通点があります。
それは、
「大学が求める学生像」が色濃く反映されている
ということです。
「こんな感じ……?」
違います。
(いやいるけどさ、そういう人)
「大学が求める学生像」と言われてピンとこない人に今すぐ読んでほしいものがあります。
そう、それは
アドミッションポリシー
SFCに合格したいみなさん。SFCのアドミッションポリシー、もう読んでますか?
(何回でも読みましょう)
総合政策学部のアドミッションポリシーはこちら。(一部抜粋)
総合政策学部は「実践知」を理念とし、「問題発見・解決」を重視する学生を求めます。問題を発見・分析し、解決の処方箋を作り実行するプロセスを主体的に体験し、社会で現実問題の解決に活躍することを期待します。したがって、入学試験の重要な判定基準は、基礎学力に裏付けられた、自主的な思考力、発想力、構想力、実行力の有無です。「SFCでこんなことに取り組み学びたい」という問題意識に基づいて、自らの手で未来を拓く力を磨く意欲ある学生を求めます。
そして環境情報学部のアドミッションポリシーはこちら。(一部抜粋)
ひとつの学問分野にとらわれることなく幅広い視野を持ち、地球的規模で問題発見・解決できる創造者でありリーダーを目指そうとする学生を歓迎します。環境情報学部の理念や研究内容をよく理解した上で、「SFCでこんなことをやってみたい」という問題意識を持って入学してくれることを願っています。SFCの教育環境や先端プロジェクトなどあらゆるリソースを積極的に活用し、「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」と期待しています。
受験生の皆さんはコレ何回でも読んでください。
自分なりに「大学の求める学生像」を分析して、そこに近づこうとすることが大切です。
具体的にどんなことを考えて小論文に挑むか
総合政策学部と環境情報学部、アドミッションポリシーに書かれていることは少しずつ違いますが、共通点もあります。
ズバリ、
「問題発見・解決する力」が求められていること
です。
この問題発見・解決の能力はSFCに入ってからも必要になりますし、実際に試験を受けてSFCに入学してきた人たちと一緒にプロジェクトを遂行していく際にも、みんなこの能力に長けている印象があります。
SFCの小論文で出題される問題は、どこかにこの「問題発見・解決」の要素を持っています。
それに気付けるかどうか、そこが第一関門です。
そして実際に問題を解く際も、問題発見と問題解決、どちらか一つに偏った思考で回答を作成するのではなく、かならず問題発見と解決をセットで書くようにしましょう。
忘れるな!原点回帰
特殊なパターンと言えども…
SFC小論文は他の大学の小論文と比べるとかなり特殊と言えますが、そうは言ってもちゃんと小論文なのです。
何が言いたいのかというと、
小論文の基礎をおろそかにするな!!!
ということです。これは受験生の皆さんに強く言いたい。
句読点はきちんと読みやすく付いていますか?
いきなり回答を書き始めず、自分なりにアウトラインを作成しましたか?
初めにした主張と最後の結論に矛盾はありませんか?
問いに忠実な回答になっていますか?
(当たり前ですが、問われていることからズレた回答は大幅減点されます。)
学術論文を書けと言われているわけではありません。よって、まわりに驚かれるようなすばらしい文章を書く必要はありません。
しかし上記のようなことがくまなく行き届いた、「きちんとした文章」は書けていなければいけません。
どれだけ素晴らしい考えが書けていても、読みづらい文章では合格がもらえませんのでその点には留意をしましょう。
最後に
ここまで慶應SFC小論文の対策法について解説してきました。
ポイントは、
①アドミッションポリシー(問題発見・問題解決)を意識した回答を作成する
②基礎的な文章力を身に付ける
この二点です。
これらをおさえてしまえば、慶應SFCの小論文なんて怖くありません!
皆さんが合格できるようお祈りしています。
武田塾杉田校では小論文対策もやります!
基礎的な文章力に自信がない方から、慶應SFCのようなトリッキーな小論文に挑みたいけど自分1人ではどうすればいいか分からないという方まで、皆さんのお力になれるよう尽力します。
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