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【理系の高2・高1生必見】物理or生物どっちがいい?

こんにちは。
武田塾巣鴨校です。

今回は理系の高2・高1生向けのお話です。
早慶、国公立など、理科2科目を入試科目として必要な場合、選択科目で迷うのがこのテーマ!!

『物理or生物どちらを選択するか?』

理科2科目のうち、化学は学校で必修となっていることも多いので選択する人が多い。
残るもう1科目は物理と生物で悩む… まずは、志望学部を決めることが科目選択の第一歩!

学問系統によって、入試でどの科目が必要なのか異なってきます。
例えば、理学・工学系統では物理、化学を指定することが多く、
一方、農・水産学系統、看護・保健学系統の学部では生物で受験できる場合が多いです。

科目選択をした後に、「志望学部を変更しようと思ったら受験できない...」と後悔しないためにも
まずは学部系統別の理科の指定状況を確認しておきましょう。
「まだ志望学部が決められない」という場合は「物理+化学」を選ぶと
選択できる大学・学部が多いため、大学選びの幅が広がります。

学部系統 特徴 理由
工学部系 物理・化学の両方の指定。または物理か化学のどちらかが指定される場合が多い。 物理、化学が研究の基礎になる場合が多いため。
理学部系 入学後の専攻に関係する科目が指定される場合が多い。化学系は化学、生命系は化学か生物など 専攻に直結する科目を学んでいくことが研究の基礎になるため。
薬学部系 化学が指定される場合が多い。 専攻に直結する化学を学んでいくことが、研究の基礎になるため。
医歯学系統 農水産学系統 生物選択可(物理も可)。ただし地学は選択不可の場合が多い。 いずれも生命を扱うため、生物を学んでおくことが研究の基礎になるため。

 

物理と生物で入試に有利、不利はあるのか?

入試問題の難度は年によって異なり、厳密には物理と生物どちらが有利かということはありません
ただし、当然のことながら、得意・苦手や科目特性も考慮しなければいけません!
そこで、物理、生物の特徴を以下に紹介します!

■物理

法則や公式を問題に応じて使いこなせるようになるのに、問題演習を積み重ねることが必要
しかも、法則、公式を覚えたのみでは対応できない場合が多く、理屈をしっかり把握する必要があります。
計算が主なので満点が狙える一方で、計算を誤ると思わぬ失点をするリスクもある科目です。
つまり、ハイリスクハイリターンな科目!!極めるまでやり込むことが重要!

■生物

計算は少ないが基礎知識を押さえる暗記が主です。
知識部分の比重が大きいため、基礎事項をしっかり押さえれば、安定した得点は期待できます
しかし、物理と違い考察問題があり、満点はなかなか取れない科目です!!
ハイリターンはないが、安定感は抜群に良い!!
以上のような特徴がありますが、やはり好き嫌いが大きく影響するので、
もし迷ったら志望学部で使えることを確認したのち、

物理基礎、生物基礎を一通り触れてみるのもありでしょう。
得意、苦手をしっかり把握して、選択しよう!!  

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