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【こういう人は要注意!】受験に失敗しやすい人の特徴7選

こんにちは、武田塾巣鴨校です!

今回は、受験に失敗しやすい人の特徴を紹介していきたいと思います。

何事においても、成功した人の成功体験はバリエーションが様々ですが、失敗する人にはそれなりに共通する特徴があることが多いです。そのため、それを反面教師にすることは成功する上で非常に有効です。

以下の記事では、失敗する人によくありがちなパターンをできるだけ具体的にまとめてみたので、是非参考にしてみてください。

 

【こういう人は要注意!】受験に失敗しやすい人の特徴7選

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勉強を「こなすだけ」になっている

もっとも注意しなければならないのはこれです。「この問題集を〇日で終わらせる」「一日〇時間勉強する」といった目標を立てるのは良いことなのですが、重要なのは、問題集をやることや長い時間勉強することそのものではなく、「それによって何が身に付いているのか」です。

手段と目的を逆転させてはいけません。やるだけで満足するのではなく、やったことによって何を得たのかを常に自分で問い返すようにしましょう。

 

参考書をコロコロ変える

これも失敗する人に多いのですが、ひとつの参考書に取り組んでいる途中で、「やっぱりあっちの参考書の方が良いかも」と目移りし、コロコロと参考書を変えてしまう人は危ないです。

もちろんレベルが明らかに合っていないとき、使える時間に対してボリュームが過剰なときなど、変えるべきであることもありますが、同じレベルの同じような参考書を何冊もやるのは結果として効率が悪いことが多いです。

 

参考書や問題集にはそれぞれ構成上の意図があり、一冊通してやることで学習効果が得られるように作られています。よって、色んな参考書をつまみ食いするよりも、自分がやっている参考書をまずは仕上げた方が得るものは大きいのです。

質に関して言えば、現在市販されている参考書(特に大手予備校のもの)は、(細かい違いはありますが)しっかりしたものがほとんどです。「もっと良い参考書があるにちがいない」といつまでも迷っていても、なかなか前には進みません。方針を決めるときには時間をかけるべきですが、一度決めたらブレずにやり切りましょう。

 

ミスに対する認識が甘い

理系科目でありがちですが、普段問題集や過去問を解いていて計算ミスをしたときに、「答えは合わなかったけど、やり方は合っていたからヨシ!」という感じで、ミスを軽く見てしまっている人は、本番でもミスをしてしまう危険性が非常に高いです。

方針が立てられるようになるとつい安心してしまいがちですが、最終的には「答えが合わないと点数にならない」ということは肝に銘じておきましょう。

 

計算ミス以外にも、解説を見て「ああそうだった」と納得した問題を、自分の中で「間違った問題」にカウントしない人は意外と多いものです。

しかし本番では、当てずっぽうでも正解の選択肢が選べていれば○、”本当はわかっていた”問題でも間違った選択肢を選んでいたら×になります。

日頃からケアレスミスが発生したら、どこでなぜミスをしたのか(符号のミス、公式の適用ミス、文字の抜け、問題文の見間違い……など)をしっかり確認するクセをつけましょう。

 

 滑り止めには受かると思っている

たとえばMARCHが第一志望で、本番では大東亜帝国レベル、日東駒専レベルをそれぞれいくつか受けて本命のMARCHを受けるというときに、「自分はMARCHを受けるのだから大東亜帝国レベルは受かるだろう」と安易に思ってしまう人がいますが、この考え方は危険です。

そもそも受けるだけならMARCHであろうと早慶であろうと誰でも受けられます。「〇〇を受ける」「〇〇が第一志望である」というだけで、自分のレベルが上がったつもりになってはいけません。

 

また、近年の関東の私大は合格者数が減って倍率が上がっているため、全体的に「偏差値通りの結果が出ない」傾向にあります。日東駒専は言うまでもなく、大東亜帝国に落ちてMARCHに合格する人も普通にいるのが現状です。見通しを甘くするのは絶対にやめましょう。

 

過去問の点数の見積もりが甘い 

過去問を解く時期になると、自分で問題を解いて自己採点をすることになりますが、入試問題はほとんどの場合配点が公表されていないため、正確な点数を知ることができません。

また、科目間の有利不利を減らすための得点調整も行われるため、解いて丸をつけても、実際に合格する点数なのかどうかがはっきりしないことは多いです。

 

そして失敗する人はそこで、「まあ7割ぐらいはとれているから大丈夫だろう」という感じで、過去問の出来に対する評価が甘い傾向にあります。

「配点的に本当に7割とれているのか?」「(合格最低点のデータは得点調整後の点数のため)素点でこの点数で良いのか?」など、点数がボーダー付近の場合、懸念点はいくつもあるはずです。

そこでなんとなく「大丈夫だろう」と思ってしまう人は最後の最後に詰め切れないことが多いので気をつけましょう。そもそも合格最低点はあくまで「最低点」であって、実際に合格する人はみんなもっと点数がとれているのです。

最低点を越えた/越えなかったを気にするのではなく、「この問題が解けなかった原因は何か」「もっと点数をとるためには何をやっておくべきだったのか」という風に、そこからさらに点数を上げ、合格可能性を上げていくための題材として過去問を活用するようにしましょう。

 

英語を軽く見ている(理系) 

理系で英語に対して苦手意識がある人は多いですが、理系も最終的には英語こそが明暗を分けると言っても過言ではありません。特に私大でMARCH以上に合格したいのであれば、「英語が苦手」などと言っている場合ではありません。

数学や理科と比べるとどうしても退屈に思えてしまう科目ですが、その中できっちり英語に向き合うことが合格への鍵です。幸い理系は、受験者全体の英語力のレベルが文系よりも若干低いので、得意にしておくと偏差値も高く出やすいです。

「英語が苦手だから理系科目でカバーする」という消極的な考え方ではなく、「数学理科はできて当たり前。苦手な人が多い英語で差をつける!」というぐらいの攻めの気持ちで臨みましょう。

 

日本史・世界史が仕上がらない(文系)

私大文系の場合は、近年入試の競争が激化していることもあり、三科目中一科目が仕上がらないとなかなか合格できなくなってきているのが現状です。

特に注意してほしいのは日本史・世界史です。現役生は学校の進度に合わせていると、共通テスト直前まで通史が終わらないということも十分ありえます。受験生は、学校の先生に「通史が終わるのはいつか」を必ず確認しておくようにしましょう。聞いてみるとおそらく、「ああこれは自分で早めに対策を始めておかないとまずいな」と思えてくるはずです。

 

日本史・世界史は量が膨大なため、入試で点数をとるためにはかなり時間がかかります。また、他の科目と違って本番での上振れも起こりにくいため、日本史・世界史の出来が怪しい人は例年厳しい結果になりがちです。

計画的に勉強がしやすい科目ではあるので、いつまでに何を仕上げるかという計画をしっかり立てておきましょう。

 

まとめ:悲観的に準備し、楽観的に行動せよ

ここまで受験に失敗しやすい人の傾向を見てきましたが、言いたいことは本質的に一つで、「見通しが甘い人は受験に失敗しやすい」ということです。「うっかりミスだから大丈夫」「苦手な科目は得意科目でカバーすればいい」「〇〇大学には受かるだろう」「過去問がこの点数なら本番でも合格できるはず」……など、ひとつひとつの甘さが思わぬ結果を招いてしまいます。

決してネガティブになれというわけではありませんが、変に自分を誤魔化さずに現実を受け止め、地に足をつけて勉強をしていきましょう。

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